飯くらわんか 酒くらわんか

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古伊万里で「くらわんか椀」と呼ばれる器があります。
江戸時代、大阪の淀川で、行きかう船に「飯くらわんか 酒くらわんか!」といって
飲食物を売っていた小船で使われていたから 「くらわんか椀」
厚手でぼったりとした風采は、当初 初期伊万里と思われていた器ですが
実は江戸時代後期に大量に焼かれた庶民のための雑器でした。
くらわんかは大阪だけでなく、全国に流通し、それこそ全国の海岸で陶片が見られる
やきものです。

これをつくっていたのが、長崎県の波佐見
長崎県といっても海沿ではなくて、佐賀県有田の隣町です。
ここでその当時、東洋一の登り窯が稼動してくらわんかを大量に量産していました。

写真は福岡に住んでいた頃手に入れた、くらわんか椀の陶片
大振りで、今人気の丸文の茶碗
残念ながら半分欠けている陶片ばかりですが
その当時の陶工が次々に挽き上げていた、そんな勢いを感じます。

生活の中で使われ、消耗していった雑器です
だからこそ今ではとても人気があります
煙をもくもく出しながら、くらわんかを量産していた登り窯
江戸の昔に戻って稼働している姿を見てみたい
きっとすごい迫力ですよ
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# by hayatedani | 2007-09-21 23:25 | 古伊万里 | Trackback | Comments(2)

風の思い出

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福岡に住んでいたとき
東京から40年間出たことのなかった私は
初めて見る九州の地に心躍りました
仕事は大変だったけれど
仕事仲間は良い人間ばかり
休日には本当に色々な場所に、バイクを走らせました
中古で買ったスパーダは良く走るし
観光地でもなんでもない、ちょっとした土地に
歴史のある神社仏閣があったり
見るもの聞くものすべてが新鮮でした

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東京に帰ってきてからも
心のどこかで九州の思い出を引きずっている
バイクで走っていても、なんてことの無いちょっと古い町並みに惹かれる
村の神社やお寺にも眼が行く

本当に大事なものを貰った気がする
九州には不思議な磁場があるようですね
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# by hayatedani | 2007-09-15 21:26 | オートバイ・自転車・クルマ | Trackback | Comments(4)

バイクに乗りました

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訳あって、8月中はバイクに乗ることが出来ませんでした。
9月に入り、やっとバイクに乗れる状況になったのです。
今日も暑かったけれど、走っているときの空気感っていうのは
やはり真夏とは違いますねぇ
日差しのつよさ
湿気の少なさ
木々の匂いと少しずつ木の葉を落としていく山の佇まい
せいぜい2時間程度走っただけですが
なにか気持ちがニュートラルに戻った気がしました。

悲しいことや楽しいこと
いろいろあるけれど
これからもバイクに乗り続けていくのだろなぁって
な~んか 思った9月の9日でした。
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# by hayatedani | 2007-09-09 23:23 | オートバイ・自転車・クルマ | Trackback | Comments(4)

7to8

今日の一日
午前中は病院に
経過良好で、完全復活もあと少し

家に帰ってお昼ごはんを食べ
あの台風でシートが飛ばされ
ぐっちょぐっちょになった我が愛車
W650を徹底的に綺麗に洗った
タンクや外装にワックスをかけ
錆が出ていたチェーンにはチェーンオイルを
シートにはアーマオールをシュウシュウ!
う~ん 綺麗 光ってる
帰ってきた真夏の太陽の下
汗が眼に入って イタ~イ

その後陶芸教室に、出来上がっている陶印の素焼き
を取りに行き(なんと20個)
せっせとプチプチの着いているビニールで包みました
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上の写真はまだ粘土の段階です

夕方からの篆刻教室で、陶印をつくってみたいという他の生徒さんのため
なんとか手渡すことが出来ました

4時には家を出て吉祥寺に向かいます
篆刻教室は5時から
あいもかわらず、吉祥寺って混んでます

今日は新入生が一人
見学の方が2名ほど参加
総勢7名と、ちょっといつもの教室風景とは違った雰囲気でした
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今日の作品 「大吉」 金文
どうでしょう

そんなこんなで家には8時半ごろ帰宅
ちょっと疲れた
あしたは陶芸教室
午後には久しぶりにバイクに乗ろうって
今から決めてます







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# by hayatedani | 2007-09-09 00:03 | 篆刻・陶印・書 | Trackback | Comments(2)

柳の下の泥鰌

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果たして柳の下に泥鰌は2匹いるのでしょうか
10月末に予定されている、秋の登り窯焼成
前回の絵唐津の出来にニコニコの私は
この浮ついた気持ちを引きずりつつ
またも絵唐津に挑戦!
しかも今回の絵唐津は、前々回失敗している大皿に再挑戦です

素焼きのあがった大皿に鉄絵で絵を描きました
今回はシンプルに秋草と千鳥を2羽
書く前に相当、新聞紙の上で練習したのですが
いざ書くとなると、水分を吸い込んでいく素焼きの皿に
筆が進まないで、またしても勢いのなさが丸出しに
でもね
この上から釉薬を掛けて、登り窯の神様にこのお皿を委ねると
あ~ら不思議 すばらしい作品となるのです(と思われます いや 思いたい!)

下の写真は前回の春の登り窯で焼成した絵唐津向付
どのような出来になるのでしょう
成功しますように
お願いっ!!
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# by hayatedani | 2007-09-01 14:27 | 陶芸 | Trackback | Comments(4)

印判つづき

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印判つづきで、我家の食卓で活躍中の8寸皿をご紹介
このお皿、バイクで走っていた途中で見つけた骨董屋さんで見つけたもの
まだ手書きの染付け(古伊万里)の値段に恐れをなしていた
そんなときに出合ったお皿です
たしか 1000円だったかなぁ
そこの主人、印判なんてどんどん持って行けくらいの勢いで
まったく大事に扱っていなかった印象があります
先週書いたとおり、実は私も印判手は馬鹿にしていた
でもね、このお皿の図柄をみてください
オシドリだかアヒルだかが遊んでる図柄
100年たっていても、ちっとも古臭くないでしょう
またこのかすれた様な淡い藍いろも、けっこう料理に合うのです
それでいて、厚めにできていて、とても丈夫です
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こちらのお皿は最近購入した印判手
この花柄もかわいいでしょう
また大胆な意匠です
このお皿、最近印判手の評価も上がってきて
少し値段があがり気味ですが、それでもまだまだお安い価格です
どちらも約25センチくらいの大きさです

最初の印判を購入した骨董屋のご主人
たしか5年ほど前に亡くなったそうで、そのお店は今はありません
ご主人 大切に使わせていただきますね これからも
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# by hayatedani | 2007-08-25 23:42 | 古伊万里 | Trackback | Comments(0)

普段使い

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最近、印判のお皿に少しはまっています
貧乏性の私は、よく本に出てくる「古伊万里を普段使いに」
などということは、もったいなくって到底出来ません
ですから、普段使いの食器は自作の器か陶器市で買った
ちょっと訳ありの陶芸作家のバーゲン品が主なものでした
そんな中に、以前古伊万里を集め始めたばかりの時に買った
明治期の印判(銅板印刷)のお皿が一枚ありました
そのお皿、しばらく忘れていたのですが、最近家の奥さんが
食卓に時々使い出したのです

印判なんて江戸期の手書き染付けからみれば、数段落ちる器!
なぁんて思っていたのですが、
これが、なかなか料理が映えるんですねぇ
でもって、なかなか丈夫に出来ていて
普段使いにもってこいの器です
骨董的価値はあまり無いのですが、それでも100年くらいたった器たち
その存在感は、現代の器にないものを持っています

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午前中の陶芸教室を終え、午後に高幡不動の骨董市へ行き
印判のお皿をゲットしてきました
6寸のイゲ皿を5枚で2000円(安い!)
なんてこと無い山水と若松模様のイゲ皿ですけれど
染付けの藍色と口縁の鉄錆の茶が、なかなか良い

しかし、我家の食器棚はもう いっぱいいっぱい
奥さんはご機嫌は?う~ん 今一歩でしょうか

*「イゲ皿」とは
明治の終わりから昭和の始めのわずかな期間に伊万里や
美濃などで大量に焼かれた大衆向けの印判皿をいいます。
「いげ」とは佐賀の方言でトゲの意味であり、皿の縁が
ギザギザになっているのが特徴です。
大衆向けの大量生産ゆえに明治の庶民に広く親しまれ、
その様々な絵柄に約2000種類の図柄があるといわれています。
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# by hayatedani | 2007-08-19 21:35 | 古伊万里 | Trackback | Comments(2)

魯山人先生!

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北大路魯山人(1883~1959)
最近お茶の宣伝でよくお眼にかかります
松嶋菜々子が「魯山人先生に教えを受けた…」のフレーズ
本当ですか などとどうでも良い話はさておき
日本橋三越で開催されている
北大路魯山人展に行ってきました

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家から電車に乗り
東西線に乗り継いで 日本橋まで

実はあまり期待はしていなかったのです
どうせデパート主催の企画展 たいしたことは無いだろうと
でも特に出かけるところもなかったので、

結果は?
良かったですよ
あまり大きな作品は無かったのですが、その分魯山人が目指した
「料理の着物としての器」、食器としての器の良品がそろっていました

さすがに魯山人
一品々が小品でも、とても力があります
何か器が実際の大きさよりも大きく見えました ホントに
行ってよかった

今回の企画展、器だけでなく書や木刻、水墨画なども展示されています
ちょっと気になる魯山人
どんなことした人なの?っていう疑問に簡潔に答えがでている、
そんな展示会でした。
お好きな方はぜひ
8月23日(木)まで開催されています。
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# by hayatedani | 2007-08-15 17:42 | | Trackback | Comments(0)

大発生!

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今年の夏!ちょっとおかしくないですか?
猛暑日が続き、水の犠牲者の数も異常です。

毎日家で、うだうだするのにも飽きたので
近くの公園に散歩に出かけたのですが、
ここにも変わった光景が
我家の近辺は、まだまだ緑が豊富な場所が残っています
小さな頃にカブトムシやクワガタを取りに駆け回った雑木林も
市の保護林として残っています。
こんな森の中で蝉の声に耳を傾けていると、遠い昔に戻ったような
そんな気がします。
そこで見かけた風景
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アブラゼミの幼虫の抜け殻が木にいっぱいぶら下がっています。
昔も蝉はたくさんいましたが、こんなに集中して蝉が発生したのを見たのは
初めてかも

毎日毎日暑すぎて、来年羽化するはずだった蝉たちも
我慢できなくて1年はやく蝉になってしまったのでしょうかねぇ

まだまだ暑い日がつづきます
皆さん熱中症にご注意を!
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# by hayatedani | 2007-08-14 13:26 | 風景・建物 | Trackback | Comments(3)

暑中おみまい…

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お暑うございます
こんな暑い日には、海に行ったり山に避暑に行ったりと
行楽地は大賑わいのようですね
でもでも 私としては今年の夏
訳あってアウトドアに出かけられない身の上になってしまいました。
バイクにもしばらく乗れない!!
しょうがないから、家でクーラーにあたりながらの夏休みとなりそうです。

それでも少しは涼しげな写真をと、先週出かけた蓮池の写真をご紹介。
場所は秩父の久昌寺の蓮池
蓮の花って、何か神々しい気持ちになりません?
日本の花っていうよりも、亜細亜の花という感じですね。

秩父はこう見ていくと、結構花の名所が多い気がします。
有名な芝桜や、前回紹介した蕎麦の花
蓮の花もいくつかの名所が有るようです。

夏はいよいよこれからが本番!
皆さん 私の分までたくさんの思い出を
トホホ…
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# by hayatedani | 2007-08-05 22:22 | 風景・建物 | Trackback | Comments(3)