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波に千鳥

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古伊万里にはまったのは 福岡に単身赴任していた時と 何度か話をしました
江戸時代の職人さんたちが創った 膨大な数の器たち
その造形や意匠に魅了されました

古伊万里の染付や色絵の図柄の中には様々な模様があります
植物や人物 景色や人の営み
そんな中には動物の模様もあります
動物の中でも一番登場回数が多いのは鳥じゃないかなって思います

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鳥といっても猛禽類は少なくて 多くは鶴や鷺や雀のような小鳥たち
その中でも多く出てくるのは千鳥の図柄だと思います

多くは千鳥だけをクローズアップしているのではなくて
何かの図柄の一部として登場していることが多いようです

でも 千鳥って何?

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チドリっていう種類の鳥は存在するようなのですが、
古来より日本では、野山や水辺に群れる小鳥たち、とりわけチドリなどの仲間を千鳥と呼び、
親しんできたようです

通称「波に千鳥」は、古くから広く親しまれてきた和柄。
着物やさまざまな日用品のデザインとして広く使われてきましたが
日頃目にする有名なデザインがこれ

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かき氷屋さんの看板にも千鳥が登場しています

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波間にいく羽かの千鳥が戯れています
波の染付の陰翳は なかなかよく描かれていますね

この蓋茶碗の見込みには鷺が描かれています
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そして こちらの伊万里蕎麦猪口のデザインも「波に千鳥」
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ダミの塗り方が少々甘くて 千鳥にちょっと見えませんが

こちらは平戸焼きの7寸皿です
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平戸焼きは長崎県佐世保市 三川内一帯で焼かれた磁器
長崎県といっても 三川内は有田の隣町ですから
有田焼の影響を強く受けていたと思われます

でも 平戸焼きは有田(伊万里焼)の影響を受けつつ
その独自性を発揮しています
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伊万里焼は有田の泉山陶石を使っていましたが
平戸焼きは天草陶石を使用し、伊万里よりもより白磁が冴えています
染付も淡い呉須を使って より繊細な絵付けがされています

有名な唐子の図柄や鍋島写し
細工物や卵殻手のような繊細な焼き物も作っていました
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伊万里や三川内の染付を見ていると
この絵付けをしていた江戸時代の陶工と会話をしているような気がします
日本人の繊細な感性が生み出した この素晴らしい器たち
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by hayatedani | 2014-09-27 18:32 | 古伊万里 | Trackback | Comments(2)

バイク乗りには最良の日

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A型男は 一回ケチがついてしまうと
なかなかもう一回出かけようという気が起きないもので
前回 土曜日に出かけて 見ることが出来なかった石和の日月美術館

なぁんて日だ!

どうしようか どうしようかって グズグズしていたのですが
何だか今日は一日中行楽日和のお天気だそうで

こんな日はバイクで秩父の蕎麦の花でも見に行こうと理由をつけて
帰りに雁坂峠を抜けて石和に行くんだと最初から決めていた

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やっと見ることのできた日月美術館
思ったとおり 小さな私設美術館
歯医者さんの二階に展示室はありました

はたして 伊万里や平戸 鍋島や亀山などの蓋茶碗が、それぞれ5客組で飾られています
良いですね 蓋茶碗ファン(きわめてコアなファンですが)としては最高の景色です

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お客さんは私一人
じっくり器を堪能させていただいた後に
美術館の方からお抹茶をいただきました

しばしの器談義
有田や三川内 
波佐見のくらわんか茶碗の話など
同好の方とのお話は とても楽しかった
やはり出かけて良かった!


そうそう 秩父に蕎麦の花を見に行ったんでしたっけ
話が後先になりましたが
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白い蕎麦の花は 加飾ではなく リンとした美しさと奥ゆかしさがありますね
何だか和服の日本女性の風情を見るようです
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奥秩父の滝沢ダムのループ橋
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バイクで走っていて最高の季節は秋と春
今日みたいな日に山並みをバイクで走っていると 思わず微笑んでしまう
バイクは良い!!
こんなに胸躍る乗り物はありません

雁坂峠はもう少しで紅葉の季節
バイク乗りには最良の日

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今日の走行距離は250キロ
少々疲れました
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by hayatedani | 2014-09-23 17:01 | オートバイ・自転車・クルマ | Trackback | Comments(4)

Autumn has come.

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秋ですねぇ
今年は残暑が無いのでしょうか
9月に入って すぐ秋めいてきた感じがします

秋といえば登り窯焼成が来月末に予定されています
今日は今回の作品の轆轤引きを行いました
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この黒い土は何だと思いますか?

備前焼の土です
備前の土は腰が強くて滑らかな土
言ってみれば 黒い磁器土のような感じです

備前は前々回の登り窯焼成でも使いましたが
「登り窯焼成作品 発表」


前回はたたら整形で板皿を作ったのですが
今回は轆轤で8寸皿を引きました
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そして 前回創ったマグカップも完成
イッチンの華と呉須の森

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唐津の赤土にイッチンで白い華を描いて
釉薬は飴釉をかけました

気持ちは もう少し白い華が浮き出てきて欲しかったのですが
これはこれで 渋くてなかなか良い味でています
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どうですか こんなマグカップで秋の夜長
コーヒーでもすするなんて ちょっと贅沢
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なんか もうすっかり秋ですねぇ

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by hayatedani | 2014-09-21 21:39 | 陶芸 | Trackback | Comments(4)

Be My Baby

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この三連休は 埼玉県に引っ越した長男の娘が泊まりにきました
ママとパパは友達の結婚式に出席して 二次会突入で帰ってこれません
ということは ママがいない初めてのお泊り
少々の不安と たくさんの期待に我が家の老夫婦も前の日から落ち着きません

生まれて4か月
首も座って やっと最近笑えるようになって
親ばかならず 爺婆ばかとはわかっていても
なんとうちの孫は可愛いのか
たぶん 世の中の爺婆はみんなそう思っているんでしょうけれど

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小さな手に握られると
愛おしさがこみ上げてきます。

あなたの大きくなった時の世界は どんな世の中になっているのでしょう
素敵なレディーになったあなたは どんな人を好きになるのかな?
どんな世界になっていても じいじはあなたを守ります

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by hayatedani | 2014-09-14 22:26 | その他 | Trackback | Comments(4)

いっちんの華と呉須の森

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この道具で何を描きましょう
白い化粧土をこのニードルの先から出して
白い華を描きます

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土は唐津の赤い土
赤い土の上で白い華を咲かせます

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素焼きの後は飴釉をかけるつもりです
飴色の器に白い華が浮き上がる
そんな出来上がりを目指します

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そして この筆で描くのは
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呉須の森です

この筆はステンシル用に筆先を平らにカットされたもの
100均で買いましたが、豚毛でけっこう固めのブラシのような筆です

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書くというより 呉須をつけて叩くといった方が良いかもしれません
何度も呉須をつけて ポンポン点描のように葉を描いていきます

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上手く描いてあるようですが どうも呉須の濃度が解りません
焼き上がった時の染付は薄いのか それとも

もう少し濃い呉須で叩いたほうが良かったかもしれません
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透明釉をかけて還元焼成
出来上がりは来月です

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by hayatedani | 2014-09-07 21:00 | 陶芸 | Trackback | Comments(0)

なぁんて日だ!

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どうも天気が安定しません
バイクに乗りたいんだけれど 曇ったり晴れ間が出たり
天気予報では夕方から雨

石和にある小さな美術館に行きたかったのですが
行こうか行くまいか 悩んでいたら10時を回っていました

夕方までに帰ってくれば良いかと とにかく出発
最初は中央高速でいっきに行こうと思ったのですが
渋滞の表示に 奥多摩湖経由で柳沢峠越えに変更

大部遠回りになりましたが
久しぶりに奥多摩湖周遊道路を気合いを入れて走りました
なにしろ 走り屋のメッカですから 
後ろから かっとんでくるバイクに注意しながらコーナーをクリア

途中の都民の森の駐車場で
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「そよ風くらいがちょうどいい」
こぉんな標語を見てるライダーなんか ここでは一人もいません
これで若者にアピールできると 思っているんでしょうかねぇ

途中の駐車場で
かなりくたびれたドカティのマイクヘイルウッドレプリカと うちのw650
よく走ってますね
雰囲気は抜群ですが
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柳沢峠を下って 塩山を通り過ぎ石和駅へ
山の上は寒いくらいだったのですが 下界は残暑真っ盛り
14時を回っていたのですが 食事より美術館ということで
探し回ってやっとたどり着いたのですが
なんと開館は日曜祝日だけということで 今日はお休み
歯医者さんが半分趣味で開いている私設美術館のようなところでした
日月美術館


がっくりで 帰りに大月のうどん屋さんで食事でもと思って下道に
やがて途中で雨が降ってきました
うどん屋さんに着いたのは15時半
もしやと思ったのですが やっぱり暖簾がしまわれていました

がっくり続きで大月から高速に乗って帰りました
うどんが食いたいと ICを降りてから丸亀うどんへ
ぶっかけうどんにマイタケとレンコンの天ぷらにしゃけのおにぎりを完食

目的はことごとく達成できなかったけれど
久しぶりに約200キロをほとんど走り通しで なんだかとっても楽しかった
まぁ こんな日もありますよね
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by hayatedani | 2014-09-06 21:30 | オートバイ・自転車・クルマ | Trackback | Comments(6)