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ENICAR ULTRASONIC AntiMagnetic

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昔 2002という1975年式のビンテージカーに乗っていたことがあります
もちろん中古で買ったのですが
今と違って BMWの中古車は状態が悪くても けっこうな値段がしました

個体も良くなかったのかもしれませんが
これがよく 壊れた

車が動かなくなることを 初めて経験しました

でも 調子の良い時は素晴らしい車で
しょっちゅう面倒を見てあげることが 少しも苦にならなかった

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ENICAR ULTRASONIC AntiMagnetic
エニカは1854年に設立されたスイスのメーカー
この時計は60年代にリリースされた 手巻き式の時計です

シンプルな三針の金時計
腕に付けていると 気がつくと自然に目が行ってしまう
ビンテージな雰囲気も素敵

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なんで機械式の時計に魅かれるのか

クォーツ時計は、電池を入れれば一年中手間いらず
時間もきっちり合うし、止まって困ることも無い
だから クォーツ時計は、買ったら毎日腕に付けるだけ

それとは真逆の時計です  

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機械式の時計は、毎日ゼンマイを巻き上げるか、腕に付けて自動巻きのローターを
動かさなくてはなりません

毎日きっちり時間が合っているとは限らなので
たまには時報で時間を合わせてやらないといけません
常に気を使ってあげなければならない機械

でも だから愛着が湧くのです
車やバイクと同じ感覚ですね

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そしてもうひとつ
キングセイコー5621-7000 
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こちらは 裏蓋の刻印から1972年5月製造と解ります
黒い皮ベルトが磨れて だいぶよれてきたので
新しいベルトに交換しました
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工具を使って ばね棒を外します
腕時計のベルト交換は 工具さえあれば割と簡単ですね
今回はダークブラウンに模様替えです
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この時計、最近日差1分ほど進むようになってしまいました
機械式時計はこんなもの なんて思っていましたが
ちょっと気になって
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実は この時計には外部微動緩急装置なるものがついています
ベルトを外したついでに 少し調整しようと思いました

5・6時の位置にある小さなネジ
これを外します
中を覗いてみると、小さい筒みたいなものが見えます
その筒の中に極小調整ネジがありますので、筒の中にドライバーいれて回します。

右にまわすと プラス側
左はマイナスに調整出来ます

今回は左に少しまわして PCの時報を見ながら調整しました
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時計屋さんの様に 完璧に調整は出来ませんが
日差15秒程度に調整できました
日常使いには この程度で十分です
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手がかかりますね
でも こんなことが妙に楽しい
まぁ 玩具をいじくりまわしているようなものでしょうか

男って いくつになっても …
by hayatedani | 2012-11-24 20:40 | 時計 | Trackback | Comments(4)

雨の週末と美術館

しっかし 何で雨の土曜日に休日出勤しなければならないの
ぶつぶついいながらも 今日は午前中、会社に出かけました

でも 仕事は午前中には終了します
そんなときには 午後 美術館にでも寄って
うろうろしながら帰るのがいつものスタイル

今日はまずここ
渋谷の松濤にある戸栗美術館
企画展は古九谷名品展です
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鍋島焼で有名な戸栗美術館
実は過去に年間パスポート?を購入していたことがあって
ここの収蔵品は おおかた一度は目にしたことがあるものばかり
なぁ~んて いつもの先入観であまり期待しておりませんでしたが

静まりかえった美術館で350年前につくられた 陶磁器とじっくり向き合う時間
じっくり堪能させてもらいました
小品にも見たことの無かった優品が展示されており
すっかり見入ってしまいました

なかなかよかった
やはり実物を見るのは良いものですね

そして、もうひとつ立ち寄ったのが
渋谷区立松濤美術館です
企画展は 古道具その行き先・坂田和實の40年 です
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この企画展は前から気になっていたもののひとつ
でも インパクトからいったら、
これを見るためにわざわざ休日に出かけるものでもないのかなぁ~って思ってました
また悪い癖 先入観で見てしまう

結果は この企画展 行って良かった
すっごくそう思いました

簡単にいってしまうと 坂田さんという骨董屋さんが今まで扱った古道具を集めた展示会
アンティークというより 本当に古道具と言った方が良いものばかり

でもねぇ 何が凄いって
この一見ぼろぼろになった普段使いの日常工芸品に目を注ぐ坂田さんの美学です
なにしろ出品リストを見ないと これが何に使われたものなのか理解することは
ほぼ不可能

キャプションもありません
だけど 確かに美しい
私の琴線にグサグサ刺さってきました

こりゃ凄い 心の中でいちいち呟きながら展示品を見て廻りました
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フランスのブリキ自動車(20世紀)

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日本の質屋包み紙(江戸末~明治)

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ドイツのエナメル絵付け硝子瓶18世紀

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アルメニア 羊皮紙ミニアチュール 16世紀

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そしてもっとも気になったものの一つがこれ
右側の木製家具
スペイン 木製戸棚17世紀

この木製のドアを開けると
どこか別の世界にいってしまうような そんな気持ちになってしまう
ドラえもんのどこでもドアーか
ドクターフーのTARDISか
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そしてこの18世紀のポルトガルの人形
愁いに満ちた瞳と 繊細な手の動作
家にあったら 毎日語りかけてしまいそうです

こんな素晴らしい展示会
入場料は300円ですよ 
これを見ないで何を見る
絶対お勧めです

場所柄か 美形の女子多し
戸栗美術館ではまったくいなかったのですが
美形の女子は古九谷より 古道具 いや アンティークに興味が
あるようです

でもこの展示品達 見る人にけっして媚ませんから
見る人の美意識を試してきますので お気をつけて


2つの美術館を回って 2時をすこし過ぎたばかり
お腹もすいたので 井の頭線の神泉の駅前にあったつけ麺屋でらーめんを食べた
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煮干し豚骨の濃厚スープ
少し煮干しの味が強すぎるきらいもあったが
とても美味しくて あっという間に完食

帰り際に「美味しかったよ!」って言ったら
吉岡秀隆と向井理を2で割ったような顔の店員さんがにっこりして
「ありがとうございます!」元気な声で返してくれた

雨の週末の休日出勤も良いものだ
by hayatedani | 2012-11-17 23:38 | 美術館 | Trackback | Comments(4)

登り窯 in autumn

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今日は陶芸教室の登り窯焼成の窯出しでした
天気は今一つ
昨日からの天気予報は雨…

でも 朝起きた時には日の光が
これはなんとか もちそうだ

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中央高速はあいにくの寒空で行楽客も少なく
朝から順調に流れていました

塩山の登り窯についたのは午前10時前
順調順調

これで作品の上がりがよかったら 万々歳なのですが
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作品が出てきました
私の作品はっと!

ありました 中央に写っている 茶色の向付け
鼠志野の向付けなんですが
どうやら鼠色にはならなかったようですね

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絵違いで7客
窯変を狙って たくさんつくりましたが
どうやら釉薬が薄すぎたようです
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花模様
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ススキ模様
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柳の木を描きました
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陶芸教室の登り窯は様々な種類の焼きものを窯入れしています
備前あり 信楽あり 唐津や織部 今回は染付の磁器も入っていました

一応 3室ある部屋ごとに 焼締めと釉薬がかかったやきものを分けて入れています

本来 日本の焼きものは、一窯すべて同じ種類の焼きものを入れることが多いのですが
それは焼きものの種類によって 温度や焼成時間などが違うからです
そのため すべての種類の焼きものが大成功… とはいかない場合もあります

それでも年に2回 登り窯で焼成しているノウハウはさすがです
今回も それぞれそつなく焼きあがっていました
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けんぼう窯代表 岸野先生の講評にいちいち納得です


教室に戻ってきて 並べてみました
焼き締まった酸化鉄が銀化しています

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これはこれで良いのですが
思惑と違う出来上がりには ちょっと複雑な心境


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今回は初めて備前の土を使って 焼締めに挑戦しました
いままで焼締めの焼きものに あまり魅力を感じていなかったのですが
これは会社の先輩への贈り物です
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ビールCUPを2つ
こう見ると 焼締めもなかなか良いものですね
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少し寒かったのですが
焼きもの好きの教室の皆さんと 
登り窯を囲んで ワイワイがやがや
楽しい一日でした
by hayatedani | 2012-11-11 21:53 | 陶芸 | Trackback | Comments(2)

Old Noritake スナックディシュセット

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オールドノリタケのスナックディシュセット
先日 ラスター彩のポットをいただいた、米国在住の方から買いました
「初めてのold noritake」
ネットを見ていたら 同じ様な(正確には同じではない)意匠のスナックセットを4セット
出品されていて
前のポットと並べたら きっとい~だろうなぁ って思って

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スナックディシュセットって 洋食器独特のものでしょうね
和食器にはありません
強いて言うならば 子供のランチプレートのようなものでしょうか

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色合いも同じ サンドイエローのラスター彩で縁取られ
花柄模様をワンポイントに描いています

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サイドにはティーカップを置くための盛上げがなされています
ティーカップも薄手に仕上げられており
今の生活パターンで使うのには ちょっと躊躇してしまうような繊細さです

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器とプレートの造形は型で取られたものでしょうが
彩色は当時の職人さんの手書きで仕上げられています
ラスター彩の金属的な輝きも素敵です
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これから我家のティータイムで大活躍しそう…でもなさそうです
プレートもカップも、洗うのにとても神経を使いそうな形
これを使った大正時代の人達は
きっと今よりずーっと神経の細やかなひとたちだったに違いない

器を見れば解りますよね
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スナック C&Sセット
裏印:M-Japan
製造年:1921~41年
カップ径8.5cm
ソーサー幅21.5cm
ラスター彩装飾 ハンドペイント
アールデコ期
by hayatedani | 2012-11-10 00:03 | オールドノリタケ | Trackback | Comments(4)

秋の益子の陶器市

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お天気に恵まれた週末
恒例の益子の陶器市へ出かけてきました
朝 7時半に家を出て
首都高を順調に抜け
まずは笠間に10時過ぎには到着

11時半に予約を取っている 笠間の「かるにえ」さんへ

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お昼のコースをいただいて
さっそく益子に向います

笠間から益子まで 
車で30分ほど
里山を抜けていくと
徐々に車の数も多くなってきました

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益子の陶器市で楽しみなのは
既存のお店よりも、若い作家さんが出しているテントのお店
それぞれの作品を見ながら ウロウロするのがとても楽しい
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こちらはいつも行くお店 「もえぎ」さん

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倉庫の中にも作品を展示しています
その量たるや 凄い!
そのひとつひとつに作家さんの物語があります
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益子の陶器市は器ばかりのお祭りではありません
女子が喜ぶ雑貨や草木染めの販売
屋台では美味しいものもたくさん売っています

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秋晴れのお天気の中 器を見ながらウロウロ ぶらぶら
こんなに幸せなことは無いのです

でも 私ほど陶器に興味のない奥さまのために
帰りにはしっかり 佐野のアウトレットに立ち寄りました
これで双方 めでたしめでたし
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本日も好日でした
by hayatedani | 2012-11-04 22:43 | | Trackback | Comments(2)