カテゴリ:陶芸( 211 )

色絵紅葉図透向付

f0126896_20563582.jpg

前月から創っていた乾山写しの向付が完成しました

前回までの記事はコチラ「乾山写しの向付」
f0126896_2056564.jpg


ほぼ狙い通りの上絵焼成となりました
f0126896_2057723.jpg


この状態になるまで上絵焼成を2回しています
一回目は幹と赤、緑、黄色の紅葉模様を描いて焼成
二回目は焼き上がった紅葉に黒色で葉脈を入れました
そして黄色く画いた紅葉文の上から、金彩を被せて
金色の紅葉文としています

f0126896_20571580.jpg

最後に口縁に黒で縁取りをしました
写真では解りずらいのですが
この黒が器全体を引き締めています


f0126896_20572561.jpg


乾山の本歌は白化粧土の上に紅葉文を散らしていますが
私の創った写しは、白化粧を釉薬で表現しています
そしてどうしても本歌のように表現出来なかったのが
尾形光琳譲りの乾山の流水模様
こればっかりは、まったく上手く表現できないので
やむなく省略しました

それでも、なかなか本歌の雰囲気に近づけたのではないかと
自分では満足しています

f0126896_20573259.jpg


そして今日の陶芸教室で創り始めたのが板皿
f0126896_20574121.jpg

大きさは20センチ角の正方形
土は志野の白土
見込みにはオニイタ化粧土を塗りました

f0126896_20575088.jpg

全面に罫線を描き
交叉文を卦がきました

f0126896_20575727.jpg

四隅をカットして
こんな状態に

f0126896_2058585.jpg

縁を折り曲げると、板皿らしくなりました
でも、今日はここまで
残りは3月の陶芸教室で完成させます

もうすぐ春ですね!
f0126896_2058159.jpg

[PR]
by hayatedani | 2018-02-18 22:31 | 陶芸 | Trackback | Comments(2)

乾山写しの向付

f0126896_20265123.jpg


創っていた乾山写しの向付
前回釉薬をかけて焼成された器に
今日は上絵を描きました
前回までの記事はコチラ
「おめでたい器」


f0126896_20285748.jpg

上半分の白い釉薬は乳白釉
下半分は紅志野釉です
釉薬の境目は手で擦ってぼやかしています
なかなか上手く焼き上がりました

f0126896_2029266.jpg

黒の上絵で幹を描いた後で、紅葉を三色で描きました
乾山のオリジナルはもう少し丸みのある紅葉文ですが
私の描いた紅葉は葉先が先細りの形です

f0126896_2029529.jpg

f0126896_2030124.jpg


どうですか 鮮やかな紅葉模様が現れました
上絵はこの後800℃程度で焼成して完成
もちろん焼き上がりは今より鮮やかな発色になると思います

f0126896_20303449.jpg

今月の陶芸教室は今日で終わり
焼き上がりは来月ですね
今から楽しみです

f0126896_203112.jpg

[PR]
by hayatedani | 2018-01-21 20:56 | 陶芸 | Trackback | Comments(0)

紅志野雪輪紅梅文向付~Happy Xmas (War Is Over)

f0126896_21475970.jpg

焼き上がりは来年と
前回のBlogで言ってしまいましたが
年賀状に使いたいのでと陶芸教室の先生にお話ししたら
早めに上絵焼成を仕上げてくれました(感謝です)

f0126896_21481957.jpg


乾山写しの向付として創りましたが
予想外の雪輪模様に、かなりオリジナルの強い意匠になったように思います



f0126896_21483846.jpg


紅梅の赤絵や緑の枝目も綺麗に発色しました
紅志野のオレンジかかった胎土に、白の雪輪模様が良いアクセントになっています
けがの功名とはこのことですね
詳しくは前回のBlogの記事で「尾形さんちの」

f0126896_21485610.jpg


写真では解りにくいのですが、口縁に金彩で縁取りしています
上手く発色するか心配でしたが、派手すぎない金色がお正月らしさを演出しています

f0126896_21491794.jpg


クリスマスイブですね
奥様はお友達と嵐のコンサートに東京ドームに出かけてきました
私は一人家で年賀状をせっせと印刷していました
お腹が減ったので夜、車を飛ばして丸亀うどんに出かけ
冷たいぶっかけうどんとレンコンとサツマイモのてんぷらを食べてきました

クリスマスイブにおじさん一人で丸亀うどん
寂しいなぁと思うでしょう?
でもね、夜一人で車に乗って
がら空きの店内に座ってうどんを駆け込む
なんか自由を感じます
クリスマス くそくらえ!!

ジョンレノンがHappy Xmas (War Is Over) という曲をヨーコと発表したのが1971年
曲の始まりにジョンが話しかけている
ハッピークリスマス キョウコ ハッピークリスマス ジュリアンって
この二人、ヨーコとジョンのそれぞれの前のパートナーとの子供達の名前

愛し合う二人のことだけでなく、残してきた子供たちのことを常に気にしている
そんなジョンの親心を感じます

戦争が終わった(War Is Over)と繰り返し歌っている
ここでいう戦争とはベトナム戦争のことを指しています
曲の発表から46年経ちますが、いまの世の中はどうでしょう
戦いの種類は違っていますが、世の中に憎しみと争いの嵐が渦まいています

ジョンが生きていたらどう思うでしょう

War is over, if you want it
争いは終わる、きみが望めば

War is over now
争いはいま終わるんだ

Happy Xmas
ハッピー・クリスマス

f0126896_21493376.jpg

[PR]
by hayatedani | 2017-12-24 23:11 | 陶芸 | Trackback | Comments(4)

尾形さんちの

f0126896_17423251.jpg

乾山写しの向付を創っています
土は白い志野土
紅志野の釉薬をかけて
所々に乳白釉をスポットで垂らしました

この乳白釉が余計だったのです
もっと紅志野釉と溶け合って
風情が出ると思っていました
でも
f0126896_17424820.jpg

こんな感じで焼き上がっていました
まさかのドット模様に
全く溶け合っていませんね

さて どうしよう
ここからのリカバリ―を考えたました
そして思いついたのが
f0126896_17425755.jpg

白いドットを雪輪模様にしてしまおう
雪輪とは江戸時代の模様で、雪の結晶のこと

そもそも、紅梅が咲く初春の模様を上絵で描こうと思っていたので
雪輪があってもおかしくない

さっそく雪輪に見えるように
輪郭線を黒の上絵で描いてみました

どうでしょうか?
まあまぁの出来でしょう
f0126896_1743825.jpg

見込みのドットにも輪郭線を描いて 雪輪を散らします

f0126896_17432083.jpg

もともと鉄絵の下絵で枝を描いていたのですが
紅志野釉を厚くかけたので、まったく見えません
これも上絵の黒絵具で梅の木を描き直しました

f0126896_17433163.jpg

黒の枝ぶりが入ると、絵柄にメリハリが生れます
そこに緑の若枝と梅花を描いて、乾山らしい風情を表現しました

集中して2時間半、二つの器に上絵を描きましたが、午前中の陶芸教室の時間内では終わりませんでした
来週、また続きを描きます

ということで、焼き上がりは来年になりそうです
お楽しみは年を越す!
f0126896_17434233.jpg

[PR]
by hayatedani | 2017-12-10 21:13 | 陶芸 | Trackback | Comments(4)

粉引きの器

f0126896_21414754.jpg

秋の登り窯焼成で創った、粉引きの向付が出来上がりました
前回までの記事はコチラ「早くこいこい登り窯」


f0126896_21424847.jpg

秋の登り窯焼成
台風の接近や、薪が湿っていたなどのアクシデントがあり
先生以下、焼成参加者の方々のご尽力のおかげで
何とか出来あがりました


f0126896_2143921.jpg

土は唐津の赤土
化粧土をかけるのが久しぶりなこともあって
粘土の固さと化粧土をかけるタイミングが解らなくって
1回目の作陶は、あえなく器形がくずれてアウト
気を取り直して2回目の作陶でやっと上手くかけれました


f0126896_21433110.jpg

f0126896_2143466.jpg

白い化粧土の上に描いた模様は、鉄絵と呉須で描いた萩文に千鳥
鉄絵の茶色と呉須の藍色が上手く発色しました


f0126896_2144041.jpg
f0126896_21442561.jpg


一応唐津焼のお約束で、土見せもあります
高台内には鉄絵で「柳」のマークを
f0126896_21444054.jpg
f0126896_21445493.jpg

粉引きの器は水を通しますので、料理を盛るときには注意が必要
油などの汚れが付きやすいので、一回水に通して料理を盛るなどの気配りが必要です

でもまぁ その汚れが景色になるのが粉引きの器の良さなんでしょうが

f0126896_21452519.jpg
f0126896_21454234.jpg

[PR]
by hayatedani | 2017-11-05 22:34 | 陶芸 | Trackback | Comments(0)

早くこいこい登り窯

f0126896_19502462.jpg

半年経つのは早いもので
今月20日から秋の登り窯焼成が行われます

毎回小品を出していますが
今回も向付を3客作成しています
以前は5客セットを創らないと、気が済まなかったのですが
もう15年も(毎週1回ですが)作陶していると
さすがに陶芸の情熱も冷めてきたのでしょうか

土は唐津の赤土
今回は絵唐津では無くて、化粧土をかけたうえから
絵付けを行いました

f0126896_19504327.jpg

f0126896_19505624.jpg


基本は秋草文に千鳥文
三つの向付に、それぞれ絵付けを考えました

f0126896_1951873.jpg

f0126896_19512126.jpg


秋草文の丸い葉模様は、鉄絵だけでなく呉須の藍色で描きました
丸い葉を描くのに使ったのは筆ではなくて綿棒です

綿棒の先に酸化鉄と呉須をつけて、ポンポンと押しただけ
鉄絵の茶色と呉須の藍色を交互にならべて
メリハリがつきました

f0126896_19513226.jpg
f0126896_19514447.jpg

化粧土は単純に白色ではなくて
御本手化粧土と言われるものをかけています
御本手とは陶土の質によって生じる赤みのある斑紋が出るのが特徴
登り窯の炎でどのように窯変するかが楽しみです

f0126896_19515392.jpg
f0126896_1952489.jpg

唐津焼のお約束で、底は一応土見せをつくりました
実は唐津の土に化粧土をかけると、土の乾燥が足りないと崩れてしまいます
最初に全面に化粧土をかけて、失敗してしまい
底の部分は土の部分を残しました

なんとか形にできましたが、登り窯でどのように焼き上がりますか
窯出しは10月28日
楽しみ楽しみ!
f0126896_19521589.jpg

[PR]
by hayatedani | 2017-10-08 20:36 | 陶芸 | Trackback | Comments(2)

AIちゃんのお茶碗

f0126896_1955273.jpg

今年3歳になった孫娘に創りました
小さなお茶碗です

f0126896_19553897.jpg

唐津の鉄絵は得意なんですが、このようなキャラクターは難しい
子供が好きそうなキャラクターの中で、一番書きやすいものを選びました

日本の名前は「うさこちゃん」
って言うよりも ミッフィー……… 
版権は取っていないので 海賊版?
でもまぁ 一点物の素人作品なのでだいじょうぶでしょう
f0126896_19554840.jpg

磁器土で創り、三方に色違いのミッフィーを描きました
見込みには「愛」の文字

f0126896_1956189.jpg

f0126896_20165180.jpg

ミッフィーの作者 ディックブルーナ先生に怒られそう
コレ ミッフィーじゃないでしょうって!

でも 私的には ミッフィーです。


f0126896_2046187.jpg

[PR]
by hayatedani | 2017-09-18 20:11 | 陶芸 | Trackback | Comments(4)

片口完成!

f0126896_14594745.jpg

創っていた片口が完成しました。
磁器土を使い、還元焼成でお願いしていましたが
うまく焼き上がったようです。

以前の記事はコチラ「片口の絵付け」


f0126896_152281.jpg

白磁に呉須の染付で蔓草模様を描きました。
白磁の焼き上がりも上々で、綿棒を使った呉須絵もうまく発色しました。
口縁には鬼板を塗り、口元を引き締めています

f0126896_1521335.jpg

こちらは青磁釉をかけました
還元焼成でほんのり青磁釉が発色
呉須の発色も白磁の染付と少し違う色合いで、風情があります


f0126896_152359.jpg


サイドに付けた木の枝をイメージした飾り
木の枝なのか根っこなのか
思ったようには見えませんが
良いアクセントになっています
f0126896_15295725.jpg


f0126896_1524716.jpg

大きさが微妙に違うのは轆轤仕事が上手くない証拠
同じようには作っているのですが、こればっかしは…

f0126896_1525772.jpg
f0126896_1531492.jpg

口径は10センチ
高さ6センチ程

下戸の私は、これでお酒を飲むわけでもなく
向付としての器として創りました

片口は口のついた可愛い器
これにお惣菜を入れると引き立ちますよ
きっと!
f0126896_1532460.jpg
f0126896_1533693.jpg

[PR]
by hayatedani | 2017-09-10 15:35 | 陶芸 | Trackback | Comments(6)

片口の絵付け

f0126896_22122494.jpg


創っていた片口の素焼きがあがっていました。
今日はその素焼きに呉須で絵付けを行いました。
前回までの記事はコチラ「カタクチ作成」


f0126896_22125276.jpg


そもそも「片口」という器の形態
一般の家庭にはなかなか置いていない器
私も陶芸を始めるまでは知りませんでした

おもな用途はお酒を注ぐ酒器
下戸の私にはそぐわない器なんですが

f0126896_2213534.jpg

でも この口のついた器の形状に 何だか魅かれるんですね
料理屋さんでお惣菜を装る器にも登場しますよね

f0126896_22131896.jpg

この器の造形的なポイントは横に付けた枝
枝には見えない?
少しサイドを凹まして、枝を付けました
イメージは伊万里や鍋島の細工物です
そして絵付けです

染付の絵付けは蔦に葉模様
面相筆で蔦を描いて、葉模様は綿棒で描きました

f0126896_22133382.jpg

少し丸みを帯びた葉模様を描くのには
筆で描くより、綿棒に呉須を付けて 置くように描きました
このラフさが狙い目です

口縁にはべんがらや呉須で口紅を描きました
これで器が締まります
f0126896_22134976.jpg


釉薬は染付ですので、通常の透明釉
そして青磁釉をかけて還元焼成で本焼きをお願いしました。
焼きあがりは来月になります。
上手く焼けると良いのですが。


f0126896_2214541.jpg

[PR]
by hayatedani | 2017-08-20 23:15 | 陶芸 | Trackback | Comments(0)

カタクチ作成

f0126896_21334479.jpg


私の通っている陶芸教室で、ちょっと前にTBSドラマ『あなたのことはそれほど』の撮影がありまして
私の座ってる隣の席で、主演の波留さんが座って作陶していたって聞くだけで
隣にいるわけではないのに、ちょっとドキドキしてしまう

今日の陶芸教室で、陶芸体験のカップルがドラマの撮影時の話を先生から聞いて
嬉しそうに盛り上がっていて、波留さんが轆轤を回していた場所で記念撮影してました

こういうことで陶芸に興味を持ってもらい、教室の会員さんが増えたらいいなと思います
何しろ私が入会した10何年前に比べて、会員の平均年齢が確実に上がってきている
これって若い人が入ってこないからなので、陶芸に興味を持つ人が減っているだけでなく
会費を払っていける経済力が無くなってきているからなのかもしれません

今日は磁器土で片口を創りました
f0126896_21335958.jpg


轆轤引きした後で高台を削って、口元を付けました
このあとイッチン書きで模様をつけようと思っています
イッチン書とは泥漿をスポイトに入れて、デコレーションケーキに名前を入れるような要領で
模様を入れる技法
素焼き後は染付で仕上げ
今から模様を考えます

f0126896_21341637.jpg

[PR]
by hayatedani | 2017-07-09 22:22 | 陶芸 | Trackback | Comments(4)