カテゴリ:時計( 32 )

MOERIS スモセコ 17石

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MOERIS small second manual wind movement, 17j 1950~60

モーリスの手巻きリストウォッチです
時代は1950年代でしょうか
小さな秒針の窓が可愛い
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ダイヤルのヤケはこの時計が過ごした50年分の時間が創りだしたもの
人工的な装飾では決して出せない景色です

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このダイヤルで面白いところは、偶数時間の配置です 解ります?
10と12と2の数字は外側を向いているのですが、4と6と8は内側を向いています
12と6の配置は不変なのでしょうが、通常だと9と3を縦に配置すると思うのですが

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この時計には古いエクステンションベルトがついていました
最初は皮ベルトに替えようと思っていたのですが、ステンレス製のつくりの良いベルトなので、このまま使おうと思っています
ビンテージ感溢れる雰囲気もなかなかのものです


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つい先日オーバーホールから上がってきましたので、精度も日差30秒以内に収まっています
耳を澄ますとコチコチというロービートの鼓動が聞こえてきます
良い雰囲気にエージングしたMOERISのリストウオッチ
これから私の時間を刻みます

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by hayatedani | 2018-11-17 21:59 | 時計 | Trackback | Comments(0)

英国趣味は

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考えてみれば、我家にある英国製はこの二つのみかもしれない

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一つはリストウオッチ
イギリスの時計メーカー、スミス社(SMITHS)の時計

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Smithsは19世紀起源の英国の時計会社でしたが
20世紀になってからは、自動車の計器メーカーとしての顔の方が有名になりました
60年代の英国大衆車(Miniなんか)はみんなSmithsの計器をつけていた

しかしその後、例のクォーツショックであえなく時計事業から撤退しました

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このsmiths
ムーブメントはわずか7石のスタンダード版
機械の精度については、同時代のスイス製ムーブメントには劣りますが
金張りのケースに納められたインデックスはなかなかの雰囲気です

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Smithが自社開発したCal602を搭載
この時計は珍しいdate表示があります
サイズは3.3センチのボーイズサイズです

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そしてもう一つの英国製は
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AAのオーナーバッジ
AAとは《Automobile Association》英国自動車協会のこと。日本のJAFに相当する
ロードサービス会社で、このステンレス製バッジは1967年まで使われたもの

いつかは英国製ビンテージカーを所有した時にグリルに付けたいと思っているのですが

隣で奥様がせせら笑っています

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by hayatedani | 2018-09-08 23:20 | 時計 | Trackback | Comments(4)

OMEGA Gene've Cal.1030 スクエアケース GF

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OMEGA Gene've Cal1030 スクエアケース 金張り 1970年代

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あれっ! こんな形のオメガ、前にも記事にしていなかった?
と感じる方は大正解です
前回の記事はコチラ
OMEGA Gene've スクエアケース Cal.565


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今回のオメガ・ジュネーブは金張り(無垢ではありません)のスクエアケースです
見てくれだけで、何も違わないではないかと思われるでしょうが
今回の機械は手巻きです

CAL.1030という70年代のムーブメント
毎時2万8800振動のハイビート仕様で
前の500系のムーブメントに比べて、簡単な日付早送り機能(1段引きして下方向回転)
もあり、使い勝手は良好です。
機械としての色気は当然ありませんが
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まぁしかし、こんなに同じ形の時計を集めてどうするのかとお思いでしょうが(特に女性は)
私としては色も中身も違うし、金張りはレザーベルトだし
などと禁煙出来ないニコチン中毒患者が能書きを垂れまくるような答えしか思いつきません
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まぁ何かしらの中毒であることは認めますが
願わくば、このビンテージ感あふれる三様のオメガの繊細な美しさが解る「感性」をお持ちいただけたら
などと負け惜しみを一つ言っておきますか‥
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by hayatedani | 2018-05-05 17:45 | 時計 | Trackback | Comments(2)

OMEGA Gene've スクエアケース Cal.565

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OMEGA Gene've Cal565 スクエアケース・ブルーダイアル 1970年代

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四角いオメガ・ジュネーブです
前回Blogにアップしたジュネーブと同じモデル……なんですが
前回の記事はコチラ「OMEGA Gene've スクエアケース」


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前回のモデルはシルバーの文字盤でしたが
今回のモデルはブルーメタリックのダイヤルに白いインデックス
針もホワイトでメリハリがあります

オメガの中でジュネーブというモデルは
コンステレーションやシーマスター
スピードマスターなどのメインを張るコレクションに含まれない、いわばその他大勢
そんな立ち位置のモデル

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言ってみればムーブメントも旧モデルの在庫処理的な扱いを受けていて
様々な機械が搭載されている
しかし、それだからこそ今では名機と呼ばれるCal500系のムーブメントを搭載したモデルも多い

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前回のモデルは500系より新しいCal.1012というハイビートモデルが搭載されていましたが
このモデルはCal.565という一つ前のロービートモデル
しかしこのCal.500系はオメガ自動巻きの完成形と呼ばれる名機で
金メッキされた美しいムーブメントがオーセンティックな雰囲気を醸し出します
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Cal.565 

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機械が違うだとか、文字盤の色が違うだとか
能書きばかり書き連ねましたが、興味のない人から見れば
なんで同じ時計を買うのかと疑問に思われるでしょうね

でも
ビンテージの時計と言うのは、新品と違って
その時計ごとに表情が違います
それは、その時計が過ごしてきた何十年かの時間が創ってきた姿だから

人によってはそれが嫌だという人も多いのでしょうが
私はそこに魅かれます

シルバーダイヤルとブルーダイヤル
どうですか?同じモデルでも違う表情をしているでしょう

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by hayatedani | 2018-01-14 21:57 | 時計 | Trackback | Comments(2)

OMEGA Gene've スクエアケース

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OMEGA Gene've Cal1012

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オメガ ジュネーブのスクエアケースです
70年代に製造された四角いオメガ

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60年代~70年代のオメガのブレスはコストがかかっています
バックルのオメガのマークも 存在感があります

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ムーブメントはCal1012
2万8800振動/時のハイビート仕様
それ以前の500系キャリバーより色気はありませんが
機能は充実しています

この時計、ハック機能がついて竜頭を引くと秒針が止まります
今の時計では当たり前の機能ですが、60年代以前の時計はほとんどが止まりません
秒まで合わせる必要が無かった時代だったのでしょう

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竜頭の先端にもオメガのマークが

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ビジネスライクなドレスウオッチに見えますが
案外カジュアルな服装にもマッチするんです

70年代といっても もう50年弱前のビンテージ
ビンテージゆえのこなれ具合がスーツからプライベートな服装まで合わせてくれる
そんな懐の深さを持ったデザインです


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by hayatedani | 2017-09-16 22:10 | 時計 | Trackback | Comments(0)

リニューアルで登場…KING SEIKO CHRONOMETER

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KING SEIKO CHRONOMETER Cal.5626
以前BLOGにアップした時計です
以前の記事はコチラ KING SEIKO CHRONOMETER

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ビンテージの機械式時計が好きで、いくつか集めているのですが
それらの時計は基本的には皆中古品
中古品というからには、以前にその時計を所有していた人がいたってことなので
よく言えば、その人の歴史を引き継いでいるとも言えなくもない

でも、そいうい他人の気配がいやで 中古品が苦手という人は多い

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キングセイコーの純正尾錠
立体的な造形が素敵です
こちらは新品を設えました


江戸時代の伊万里焼やら、80年前のオールドノリタケやら
古い陶磁器が好きな私は、それが何処の誰が使っていたものであろうと
その器が持つ魅力に魅せられたいるので、まったく気になりません
それはビンテージの時計でも同じことなのですが

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このキングセイコーの裏蓋には、企業名と前の所有者の名前が刻まれていました

今から40~50年前
時計はよく勤続○○年表彰などの記念品として贈り物になりました
これは日本だけでなく、外国でもそのような使われ方をしたようです

前の所有者がどのような人かなんて、まったく興味はないのですが
それはどこの誰かがわからない場合であって
このように企業名や個人名が日本語で刻まれている場合は、ちょっと複雑
「遺品」という言葉も頭によぎる

どうせ裏蓋なんて、腕に巻いてしまえば全く見えないし気にならないって
自分に言い聞かせていたのですが
実は ちょっと引っかかっていたのです

そのしがらみを綺麗に断ち切る方法を発見した
裏蓋を作ってしまえ
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少しお金を使ってしまったのですが
裏蓋をガラス張りのスケルトンに変えました
現在売られている新品の機械式時計には、このようなスケルトンの裏蓋がよく使われています
当然、中身の機械を常時見て楽しむことを目的として採用されている
でも私の1973年式のキングセイコーのように、この時代にスケルトンの裏蓋を採用している
メーカーはありませんでした
当然一品もので、時計の職人さんに実物を送って作ってもらいました

結果大満足
自動巻きのローターがくるくる回る様子や
テンプが振動(Cal.5626 28800振動 8振動/秒)
する姿を見ていると、機械式の時計のムーブメントが
まさに生きているように感じられて、興味が尽きません

でも、腕に巻いたら やっぱり見えなくなってしまうことは
前と同じなんですが
ちょっとスッキリのわたくしでした
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by hayatedani | 2017-07-01 22:53 | 時計 | Trackback | Comments(4)

OMEGA Seamaster Gene've

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オメガのSeamaster Gene'veです
60年代の機械式自動巻きの腕時計
ムーブメントはCal.552

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華美なところが一切無い
それでいてチープさとは無縁の高級感
それが60年代のOMEGAのすごいところ
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ステンレスケースや針の長さ、文字盤のインデックスに至るまで
そのデザインには何の破綻もありません
こういう時計って、なかなか無いでしょう

裏蓋にはシーホースの造形
Seamasterのお約束です
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立体的な造形の尾錠も、この年代のオメガの見どころ
かっこいいねぇ 
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プラスティック製の風防
この柔らかに角が取れたガラス(プラですが)がビンテージ感を盛り上げます
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人生に必要な30の腕時計(岩波アクティブ新書)という本に
このジュネーブと同型の時計が紹介されています

曰く 婚約者の父親と初めて顔を合わせるときに付けていく時計 とか
実直で趣味の良い好人物を装える そんな時計

あたりまえのことを正直にやり続けるチカラを持った そんな時計だと
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若い子から見たら 全くのオヤジ時計にしか見えないんでしょうが
年を重ねたからこそ見えてくる美しさもあるんです
そんなオメガの時計が素敵です

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by hayatedani | 2017-06-03 23:59 | 時計 | Trackback | Comments(6)

Citizen Super Deluxe Parawater

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シチズン スーパーデラックス パラウォータ

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60年代 シチズンのビジネスウオッチの雄
シチズンデラックスの上位モデル
シチズンスーパーデラックス25石の5姿勢調整品です

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薄型として大評判をとったシチズンデラックスですが
この時計は迫力のある防水ケースのParaWater仕様です
ちなみに、非防水のオリジナルケースのスーパーデラックスはコチラ

reborn CITIZEN SUPER DELUXE

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Cal.9202 18,000振動のムーブメント
金メッキされたとても美しい機械ですね
ケースは少し汚れてますが(この写真はOH前の写真です)

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大型のバーインデックスと繊細な筆記体で植字されたCitizen Super Deluxe Parawater
50年以上前の日本製腕時計がこんなにも美しいデザインを設えているとは驚きです
まさに世界中を席捲したクォーツショック前の、機械式時計が一番輝いていた
そんな時代を代表する時計の一つと言えます

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ビンテージ感も抜群
現代のビジネスシーンでも十分使える精度もあり、実用性も備えています
(もちろん今では防水性は期待できませんが)
仕事中でもスーツから除くこの時計を見ていると
少しにやけてしまう そんな素敵なアイテムです

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by hayatedani | 2016-12-04 22:58 | 時計 | Trackback | Comments(0)

CYMA 17石 スモールセコンド

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錆びてますね
何処かの古い箪笥の引き出しに入れられて もう何十年も忘れられてしまった古時計
そんな風情を感じます

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リューズもケースも もうずいぶん人の手に触れられていなかったのでしょう
古い真鍮のような色合い

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実はわたし
このような古い機械を再生して綺麗にするのが大好きで
ネットでこの時計を見たときのワクワク感はなかなかのもの
それに裏蓋に刻まれた18K GOLDの刻印
これって18金無垢のケースに間違いありません


さっそく磨きをかけました
くすんだ真鍮色の下から きらりと光る金色が現れてきました
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どうですか
綺麗になったでしょう
18金の輝きが戻ってきました

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CYMA 17jewels small second 1950S



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金時計には金メッキや金張りを施したケースのほかに
このような金無垢のケースを使ったものがありますが
流石に金無垢ケースは高級品に使われたものと思われます

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ダイヤルのビンテージ感も素敵です

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さっそくいつもの時計屋さんにオーバーホールをお願いします
50年以上前のスモールセコンドの腕時計
どんな人達の時間を刻んできたのでしょう
しっかりと引き継ぎたいと思います
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by hayatedani | 2015-12-19 22:55 | 時計 | Trackback | Comments(3)

セイコー 新10B スモールセコンド

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Seiko small second cal.10B 15jewels 1950s

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戦争が終わって 腕時計の生産を再開したセイコー社
1948年から生産された 新10Bといわれるムーブメントを搭載した腕時計です

1950年代後半にはセイコー社はスモールセコンド(文字盤に小さな窓の秒針を持つ)を止め
センターセコンド(一般的な長い秒針を持つ)仕様が主流になってきます
ということは、この新10Bは50年代中期のセイコー社最後のスモールセコンド仕様
の腕時計といえます

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ケースサイズは30mmほど
現代ではレディースサイズといえる大きさですが
60年間 時を刻み続けた荘厳さを感じます

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cal.10B 15jewels



セイコー社のステンレスケース
裏蓋はレストアされて綺麗に磨かれています

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アップライトのインデックスなど意匠を凝らした文字盤
文字盤は年相応のヤレは見られますが 決して見苦しくなく
良い雰囲気にエージングされています

SeikoのSマークも素敵です

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古時計 また買っちゃいました

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by hayatedani | 2015-11-21 22:13 | 時計 | Trackback | Comments(2)