カテゴリ:篆刻・陶印・書( 91 )

篆刻社中展のお知らせ

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篆刻をご指導いただいている、吉永隆山先生主宰の書研印社篆刻展が開催されます。
場所は吉祥寺、井の頭公園入口の「ギャラリー会」
日時は3月1日(金)~3日(日)まで
今回は社中の方の篆刻作品のほかに、昭和の一大篆刻家「二世中村蘭台」の印なども展示されます。

私の陶印作品も少しですが展示予定です。
ご興味のある方はぜひお出かけ下さい。

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by hayatedani | 2019-02-10 13:57 | 篆刻・陶印・書 | Trackback | Comments(4)

陶印の設え

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今日は創りためた陶印を、纏めてケースに入れました
前回創った魯山人陶印の写しを含め、全部で5個の陶印
揃えて並べると、なかなかの景色です




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ただ並べてケースに入れるだけではなく、いつもの様に押印した印影と、釈文を添えて設えました


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石の印材と違って、陶印の意匠は様々な形が可能です
そして釉薬の選択によって、様々な風合いが出せるところも見どころの一つ

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こうやって並べると、それぞれの陶印の特徴が良くわかって、とっても楽しい
紅白の印影のコントラストも見どころの一つ

今回は北大路魯山人の摸刻が3点
オリジナルの作品が2点です

魯山人の陶印は、オリジナルが手に入る可能性は全くありません。ましては、日常で使うことなど到底出来ないことなので
自分で作って使って、その雰囲気が味わえることは、模刻や写しならではの楽しみです

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こんな感じで設えました
いかがでしょうか?


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by hayatedani | 2019-02-03 22:10 | 篆刻・陶印・書 | Trackback | Comments(2)

摸刻  魯山人陶印「光風霽月以待人」

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北大路魯山人陶印の摸刻「光風霽月以待人」が出来上がりました
前回の記事はコチラ 魯山人写し



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呉須を塗った魚の部分も含めて、黄瀬戸釉をかけました
それも2度がけして、色味を増しました
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「光風霽月以待人」
日の光の中を吹きわたるさわやかな風と、晴れた空に浮かぶ月という意から
心が澄んで、何のわだかまりもなく、爽快である人のたとえ



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染付の魚の部分も黄瀬戸釉を通して、美味い具合に焼き上がったと思います
狙い通りです


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魚の造作に少し手を抜いてしまったかも
もっと丁寧に もっと豪放に

でも 自分でも満足の出来です


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by hayatedani | 2019-01-20 15:59 | 篆刻・陶印・書 | Trackback | Comments(2)

魯山人写し

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北大路魯山人の陶印写しを創っています
実は以前にも同じ写しを創ったのですが…
以前の記事はコチラ 魯山人陶印「光風霽月以待人」

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この陶印の実物は、鎌倉の吉兆美術館に所蔵されています
その陶印を見に行ったことがあるのですが、印影は良い線いっていたのですが
印材の造形が全くダメ
別にコピーを創ることを目的にしているわけではないのですが
自分としては「こんなものだろう」くらいで創ったことに納得できませんでした

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「光風霽月以待人」

摸刻した印影の刻技はあまり進歩無し

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今日の陶芸教室では、魚の部分に呉須を塗り
全体に黄瀬戸釉をかけました

黄瀬戸釉をかけた呉須染付の魚の部分も
良い塩梅で焼き上がると良いのですが
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そして、轆轤をひいて器を創りました

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土は磁器土
轆轤で丸く引いた口縁をつまんで、輪花にしました
縦に定規をあてて、内側に力をいれて指で摘みました

ちょっと春っぽい?



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by hayatedani | 2019-01-12 23:14 | 篆刻・陶印・書 | Trackback | Comments(0)

心動かず

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午前中は休日出勤でした
久しぶりの晴れ間なのに、少々気が重い

午前中に終わるとはいえ、午後は篆刻教室の予定
一度帰って篆刻道具をもって、急いで出かけなければならない

今創っているのが「不動心」
印稿は出来上がっていて、先生の補筆もしっかり受けて
印面に写し描きました
これを「布字」といいます

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布字を行った印面
右が印稿なんですが、何か違うと思いませんか?
印面には印稿の文字を逆に描いています

何しろ篆刻と言っても「ハンコ」を作っているのですから、当然といえばとうぜん
逆字を印面に写すやり方はいろいろあるのですが、篆刻の達人は印稿を見ながら逆字で印面に描けるようです
私は達人ではないので、印稿をパソコンに取り込んで反転させて、逆字の印稿をつくります
印面と逆字印稿には罫線を引いて、おおよその位置を確認しながら布字を行っていきます

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2時間の篆刻教室で、ここまで刻りました
残りは家に帰ってから

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家に帰って、せっかく手が慣れているうちに刻ってしまおうと、残りを手がけました
ほんの1時間ほどで残り半分を刻り終えました
やっぱり手が覚えていた

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こんな感じです
来月の篆刻教室で先生の補刀をいただいて、完成させます


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来年の2月ごろに、吉永隆山先生の社中展が予定されています
そのためには年内までに作品として完成させなければなりません
ここまで刻っていれば、なんとか完成まで持ち込めそうです

6センチ角の青田石で創っています
上手く出来ているのでしょうか


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by hayatedani | 2018-11-10 22:41 | 篆刻・陶印・書 | Trackback | Comments(2)

雲錦手の陶印と魯山人の摸刻

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魯山人摸刻の陶印、その2が完成しました
撰文は『愛吾盧』

前回の魯山人摸刻の陶印の記事はコチラ
澹如詩画


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今回の意匠は「雲錦手」と呼ばれる模様を描きました

雲錦手(うんきんで)とは春の桜と秋の紅葉の文様を一緒にあしらった絵付けのものをいい、
乾山や道八の雲錦文鉢が有名。北大路魯山人がそれを写しました。
「吉野山の桜は雲かとぞ見え、竜田川の紅葉は錦の如し」の歌から発想されたといいます。

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こちらは紅葉の絵柄


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こちらが桜の模様です

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今回の陶印は、全体を紅志野釉で焼成し、赤絵で紅葉を
白で桜を表現しました

地の色が紅志野だと、白の上絵が上手く発色しません
この状態で3回上絵焼成をやり直しました
なかなか難しい

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字体は魯山人先生の本歌を上手く写せたと思いますが
少し細すぎました
魯山人先生の迫力を見習わなければ

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by hayatedani | 2018-09-16 20:33 | 篆刻・陶印・書 | Trackback | Comments(0)

行雲流水の篆刻

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「行雲流水」の篆刻が完成しました
前回の記事はコチラ
「晴刻雨読」

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印材は6cm×6cmの青田石
すこし固くて刻ずらかったのですが
やっと完成しました


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行雲流水 (こううんりゅうすい)
禅語である

雲は悠然として浮かび、しかもとどまることなく、水はまた絶えることなく
さらさらとして流れて、また一処にとどまることがない

雲と言っても、様々な雲があり、湧いては消え、消えては湧き
穏やかな雲も、嵐の時の激しい雲も
その表情は一瞬々ごとに変わっていく
水もまた一様な流ればかりではない

それは人生に等しく、順風満帆ばかりなんてありえない。どんなに障害があり、
喜怒哀楽様々な出来事の連続の中にあっても、常に心はその一処にとどまらず、
執着せず、雲の如く無心にして淡々と生きる

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字体は小篆と言われる漢字の古書体の一つ
秦の始皇帝が天下を統一したときに文字の統一をはかり,新しい字体を制定しました。
これは大篆の簡略化であって,小篆(しようてん)と呼ばれています


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by hayatedani | 2018-09-15 16:19 | 篆刻・陶印・書 | Trackback | Comments(0)

「澹如詩画」陶印

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陶印完成
撰文は『澹如詩画』(たんじょしが)

本歌は北大路魯山人の篆刻作品です
今回は魯山人の篆刻を模刻しました

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もちろん魯山人の篆刻は石印ですので
それを陶印に興すには、撰文に相応しい意匠が必要

今はまっている京焼風の紅葉模様を設えました
魯山人先生ほど迫力はありませんが

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陶印は素焼きの段階で印文を刻りあげますが
石印と違って釉薬をかけて本焼きを行うと、約2割ほど縮みます
その縮み具合を予想して、少し太めに刻らなくてはなりませんが

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焼き上がりは、やはり少々細めの印章となってしまいました

こんなものは「模刻」と認めぬと言われそうですね
魯山人先生の大胆さが欲しい!
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by hayatedani | 2018-08-25 23:17 | 篆刻・陶印・書 | Trackback | Comments(0)

陶印二種完成!

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創っていた陶印が完成しました。

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まずは織部釉と黄瀬戸釉のかけ分けの意匠
鉄絵で鳥文と木々を描きました

撰文は前回Blogで投稿した、今篆刻作品として創っている「行雲流水」
最近は篆刻作品として起こした印稿を陶印にも流用しています

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黄瀬戸釉で鉄絵がすこし流れてしまいましたが、雰囲気はなかなかなものでしょう?
大きさは3.8センチ角ほど

そして
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「カケアミ」に挑戦した陶印です
前回までの記事はこちら 「カケアミに挑戦」

撰文は「美不老」
美は老いず

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呉須で描いたカケアミ模様は還元焼成で綺麗な染付に焼き上がりました
華の部分に赤絵を落とし、ワンポイントとしました
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土は磁器土を使っていますので、織部釉の発色が今一つの所が残念です

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もう少し創りためてから、また展示箱を設えたいと思います

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by hayatedani | 2018-08-05 22:46 | 篆刻・陶印・書

晴刻雨読

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酷暑が続いています
こんな日は外に出てはいけない

昔から晴耕雨読などと言われていて
晴れの日は畑を耕し
雨の日は家で書物を読む

でも今年の夏は外に出て畑仕事など
老体に鞭打って、無理をしてはいけません

そんなことで、今日はクーラーの入った部屋で篆刻に勤しみました

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「行雲流水」
雲が行き 水が流れる

こんな風情は、亜熱帯になった日本では昔話になってしまいそうです

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一応完成
来週篆刻教室で先生にダメ出しをいただきます
先生の補刀が入ると、ぐっと作品らしくなってくるんですね これが

「そんなの自分で出来るようになりなさい」!って言われそうですが
解っちゃいるけど‥
by hayatedani | 2018-08-04 20:09 | 篆刻・陶印・書 | Trackback | Comments(0)