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竹林模様の染付は

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5月の終わりに陶芸教室の登り窯焼成がありました
生憎、都合で窯出しには参加できなかったのですが
今日、陶芸教室で焼き上がった作品を受け取りました

さてさて
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今回は磁器土で染付の鉢を創りました
薪で焚く登り窯で、呉須で絵付けした磁器を焼成する
それも灰の降る炉内にむき出しで磁器を焼成するって
なかなか上手く焼き上がらないと思っていましたが
今回は呉須の濃淡も上手く焼き上がり、竹の図柄も良い風情です

前回までの記事はコチラ「竹林模様の染付」


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今回の鉢は口縁を輪花に摘み
酸化鉄で口紅を引きました

これで口元が締まりました

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見込みの中心に私の柳マークを入れて
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直径15㎝ 高さ6cm
呉須染付竹林文輪花鉢の完成です

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そして

信楽土で創っていた擂鉢は
前回までの記事はコチラ「擂鉢の轆轤引き」
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信楽土の焼き締めの器
基本、釉薬はかけないで登り窯の灰だけが天然の釉薬になりますが
トルコ釉や鉄赤釉を散らして、アクセントにしたいと思っていたのですが…

見事に登り窯の炎に煽られて、白と茶色にしか発色しませんでした

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登り窯の炎が当たった正面に、降った灰釉が流れています
白と茶色の散らした釉薬がちょっと五月蠅い感じもしますが
これはこれで面白い

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直径19センチ 高さ9cm

ちょっと重い擂鉢の完成です
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by hayatedani | 2019-06-09 20:45 | Trackback | Comments(0)

The design of the cloud

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Imari Ware 19th century The design of the cloud




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19世紀の古伊万里蓋茶碗
意匠は何の模様でしょう

見る人によっては波のようでもあり、唐草の連続模様にも見えます
私は これは雲をイメージしたデザインだと思います

伊万里のデザインは、それを創った200年前の有田の陶工に聞かなければ、本当のところは解らないのですが
見た人が如何様にも解釈できるところが面白いところ


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そしてこちらの蓋茶碗も「雲」というよりも雲海をイメージして描かれているように感じます
濃淡の呉須で雲の表情を表現して、今にも雨が降ってきそうな雲行きです
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雲とか雨を器の意匠にしてしまうというのは、日本独自の感性ではないでしょうか
北斎が浮世絵で雨や風を表現しているように、日本人は昔から自然と共存し、それをArtにしてきました
四季が明確な日本ならではの表現といえるでしょう

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こちらの伊万里は海辺の風景をデザインしたもの
テントのように見えるのは漁網を干している風景です

漁網の下には波しぶきが描かれ、小さく点のように描かれているのは浜千鳥でしょうか
よくもまぁこのような模様を考え付くものです


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紙や布と違って製作から200年経っていても、磁器はほとんど劣化しません
この伊万里の器も、まるで昨日窯出しされたような初々しさ

200年前の有田の陶工達が見たであろう、その姿がそのままここにあるってスゴイ!

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by hayatedani | 2019-05-25 23:03 | Trackback | Comments(2)