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2019年 06月 30日 ( 1 )

雪輪模様の伊万里焼

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古伊万里染付雪輪秋草文7寸皿


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江戸中期の古伊万里7寸皿です
濃淡の染付で雪輪と秋草を描いています

雪輪文は雪の結晶の形から生まれた文様です。
雪輪文の形は六角形の雪の結晶の輪郭を曲線で繋いだもの。
江戸時代からある模様ですが、雪の結晶が六角形と言うのは
江戸の昔から認識されていたようです。

本来冬の模様ですが、江戸時代の庶民の着物「小袖」には涼しさを演出されるために
夏の着物に描かれたりもしたそうです。


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高台内には焼成時の落ち込みを防ぐために使う針支えの跡が4か所見えます
「大明成化年製」の追銘は中国の明時代の磁器をリスペクトしている証
けっしてコピーなどではありません



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雪輪模様の中には薄が描かれていますね
野山の草花をはぐくみ、秋の実りをもたらすには雪溶け水が欠かせません。
豊かな日本の四季と自然の恵みをもたらす雪は、昔からの吉祥文様なのですね。


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by hayatedani | 2019-06-30 21:23 | 古伊万里 | Trackback | Comments(2)