6年目の真実
2008年 06月 28日
陶芸をやっていて、自分の思った通りに出来なかったり
ひびや欠けといった傷が付いてしまった器
皆さんどうしているのでしょう
私は傷がなかったら人にあげてしまうのですが
傷物は差し上げることもできず、植木鉢や
オブジェのように庭に飾ったtりしています
この鉄絵のお皿
陶芸を始めたころ、福岡の五斗米窯でつくった唐津の七寸皿なんですが
出来上がったときには、なれない鉄絵を濃く書きすぎまして
なにか 真っ黒な木のような模様のお皿のようで
およそ絵唐津には見えませんでした
当然食卓には登らず、庭のオブジェと化していたもの
それが今日 ちょっと手にとって見たら
いい塩梅にお皿が風化しているではないですか
真っ黒だった鉄絵も、6年間の風雨にさらされ
良い感じに滲んでいます
細かな かんにゅうにはうっすら滲みが入って
お皿自体に風格が、少しばっかり付いたようです
これ 使ってみよう って 思いました
綺麗に洗って すこしキッチンハイターにつけて っと
庭に6年間放置していたことは、奥さんにはナイショです
だってそうでしょう 庭に捨ててあった(置いてあったのです)お皿を
なんで使うのって おんなは思うでしょうねぇ きっと
人にあげるほどの腕前ではない私の場合たまっていく一方です。
私が「おやっ?」って思ったのは、鉄絵の色の部分です
一枚目の写真のように、鉄絵の縁の部分が微妙に滲んでいるのが
解りますか
また鉄絵も茶色い部分と黒っぽい部分が、なんだか古色がでて
創った当初とは、明らかにちがっているのです。
最初は ただ真っ黒だったんですよ
なあ~んて 普通の人には気づかれない部分なんですけれどね!