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東寺で見つけたモノ

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京都旅行最終日の6月2日に、東寺のガラクタ市に出かけてきました
毎月第一日曜日に開催される東寺のガラクタ市ですが
昨年の12月に出かけた京都旅行の際には、明け方5時に出かけたものの
たいした収穫もなく、ちょっとガッカリしました
今回はガラクタ市らしい、安くてちょっと面白いモノをゲットいたしましたのでご紹介します。

まず、染付の筆筒です。
筆筒というのは、筆立てのこと。
大きさは9㎝×5㎝ほど


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呉須の色から、それほど古いモノではなく、明治大正時代くらいでしょうか
四隅に魚のように見える絵付けは、雨竜という竜ですね。
絵付けは江戸時代の伊万里の絵付けですが、呉須の色は明治大正時代のベロ藍と言われる合成呉須のようです
でも、オール手書きの染付筆筒、お値段、野口英世先生1枚でした


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お次は蓋付向付です
一見すると漆器のような風合いなのですが、実は磁器なのです
錆釉というよりも本当の漆を筆で粗く塗り込めて、模様を高蒔絵のように浮き上がらせたような意匠です



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器の見込みには、染付で亀が描かれています
一見するとこの器も、明治大正時代くらいの京焼かなと思っていましたが、
呉須の色合いを見ると、もう少し時代が上がるような気もします


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梅木が描かれています
錆釉にしては表面の粗さが気になりますね
化粧土を塗っているのでしょうか
梅花は漆絵のような表現です

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蓋を開けると磁器の器だと初めて解る
ここにちょっと魅かれてしまった
直径9㎝×高さ7㎝

お値段5客で野口英世先生1枚でした。
これって買いでしょう やっぱり


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最後はラジオです
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松下電器産業の60年代に発売されたトランジスターラジオ「パナペット」
当時最新のトランジスターラジオですが、実はこのラジオ
昨年、とある美術館で開催された企画展でそのデザイン性に目が止まったラジオなんです
その企画展がコチラ  東京汐留「河井寛次郎展」  「河井寛次郎と陶印の絵付け」

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このラジオ、松下幸之助が河井寛次郎を文化勲章に推薦しようと
使いの者が五条坂の寛次郎邸に出向いた際に、土産で持参したラジオ
実際に送られたのは、同じパナペットでもちょっと仕様が違うようですが
美術館で見たときに、思わず「欲しい」と唸ってしまった

東寺のガラクタ市をうろうろしているときに、若いお兄さんが出店しているスペースで目に留まった
これって河井寛次郎展で見たラジオじゃない?
さっそく購入
こちらもお値段野口先生1枚でした


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大きさはこんな感じ


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古いナショナルのロゴが懐かしい

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パナペット7  カッコイィー
音は一応出ますが、古いラジオなので接点が少しガーガーいいます
でも、60年代の音がします




by hayatedani | 2019-06-22 23:12 | 古いもの | Trackback | Comments(2)
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Commented by ryuboku2 at 2019-06-23 11:57
素晴らしい審美眼をお持ちだからこその逸品揃いですね!

繰り返される“野口先生”一枚、に思わず財布を開けて確かめてしまいました。
え!!本当にこの金額?

60年代の音がするラジオからはどんな音楽が流れたのでしょうか♪♪
Commented by hayatedani at 2019-06-23 22:08
ryuboku2 さま こんばんは
もとからガラクタですから、野口先生1枚が
高いのか安いのか解らなくなりますが
心躍るものがこの値段は嬉しいです
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