オリベ四方皿
2018年 04月 01日
今日の陶芸教室
前月から創っていた板皿が焼き上がっていました
前回までの記事はコチラ
たたらで板皿
出来上がりの状態で17センチほどの大きさ
土は志野土でたたらを作り、板皿として切り出しました
見込みに茶色化粧土を塗りこみ、織部釉が単調な発色にならないように考えました
狙い通りに見込みの織部釉が絶妙に発色しました
成功成功!
裏には私の陶印マークを卦がきました
名前にちなんで柳のマークです
見込みに卦書いた罫線に織部釉が溜まって、良いアクセントになっています
全部で4枚完成
揃いで言えばもう1枚必要なんでしょうが
家使いのこの大きさの器に5枚はいらないかなぁ
そして、もう1つ出来上がっていたのがぐい呑みです
唐津の土に唐津釉をかけているのですが
最近自分のお気に入りの京焼風にしました
鉄絵で枝をあらかじめ書き込んで、唐津釉で本焼
焼き上がった器に、上絵で白梅を描きました
私は下戸なので、このぐい呑みでお酒を飲んで器を育てることは出来ませんが
良い感じで焼き上がりました
5月に登り窯焼成があります
この器はその登り窯用に創っています
土は備前です
備前焼は通常釉薬をかけずに焼き締めで焼成するのですが
今回、型紙をのせて松灰釉を吹き付けました
登り窯である程度の灰が被るので、この模様通りに焼き上がるわけではないのでしょうが
今回は作意をもって意匠を考えました
思い通りに出来上がると、陶芸はなんて楽しいんだと思います
反対に不出来の場合は…
それでも陶芸は楽しいんですよ
お見事です。
作ってみたいです。が、私の技術では…
参考にさせていただきます。
お褒め頂き、ありがとうございます。
たたらで板皿は案外簡単ですよ
ぜひチャレンジしてみてください。
備前は意匠に凝りすぎて、どんな焼き上がりに
なるか、今から楽しみです。