たたらで板皿
2018年 03月 18日
今日の陶芸教室は、前回から創っている板皿に釉薬をかけました。
以前の記事はこちら
色絵紅葉図透向付
土は志野土
見込みには茶色化粧土を塗っています
素焼きが上がった板皿のばりを紙やすりで落として
見込みの化粧土もやすりで少し擦り落としました
織部釉をかけようと思っています
化粧土は下地を変えることで織部釉が単調な色彩にならないように施しました
織部釉をずぶがけ
折り返しの部分だけ2回かけて、緑色の発色を際立たせるねらい
裏はしっかり釉薬を剥がしておきます
ふき取りが甘いと張り付いてしまいます
裏には私のサインを
これ 名前にちなんで、やなぎの木を表しています
そしてもう一つの板皿は、5月の登り窯焼成のために創っています
土は備前です
四隅を跳ね上げて、器に勢いを表現しています
中央には見込みの深みを少し作って、器としての使いかっても考えました
来月には素焼きが上がっているはずなので、一部に釉薬をかけて
意匠にも凝ってみようか思っています