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染付で扇に牡丹 色絵で福良雀の図 蓋茶碗

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Imari ware /19th century hand-painted design of Sparrow


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古伊万里の蓋付茶碗を集めているというと
それでは蓋付茶碗の魅力は何ですか?って聞かれることがあります

普通、観賞用には茶碗よりはお皿や蕎麦猪口などが人気ですが
蓋付茶碗に私が魅かれる訳とは?

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蓋付茶碗がお皿や蕎麦猪口と決定的に違うのは その造形です
蓋付茶碗は、言わば「球体」の形をしています
お皿は一方の表面でしか鑑賞出来ませんが
蓋付茶碗は360度だけでなく、上からも鑑賞できる
それに、蓋と茶碗が分かれているので
蓋と茶碗の位置をずらすことで
蓋と茶碗の模様の組み合わせは無限です

こんな器は蓋付茶碗以外には、なかなかありません



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江戸時代後期に創られた、蓋付の茶碗です

直径11.8cm 高さ8.5cm
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淡い染付で扇子と竹、梅と牡丹を描いています
焼成後、色絵と金彩で福良雀を描き、竹と牡丹の葉に緑を入れて
アクセントにしています
茶碗の口縁には金彩で縁取りし、器全体を引き締めています

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蓋と茶碗の底には「渦福」と呼ばれる角福の窯印があります
渦福が描かれている器は、割合上手のものが多いようです
この器も、薄手で上品な染付と丁寧な上絵が素晴らしい

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上絵で描かれている福良雀を見てください
丁寧に黒で輪郭線を描いた上から、上絵や金彩を乗せているのが解ります
雀のお腹の部分は繊細な中間色を使っています
丁寧な絵付けです

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ところで古伊万里の蓋茶碗
いったい幾つくらい集めたのって聞かれますが
はっきりした数字は解りませんが、多分200個程にはなっていると思います
ブリキおもちゃのコレクター、北原さんがTVで言っていましたが
数が解るうちはコレクターとしてはまだまだとか
まだまだといわれても、狭い我が家では飾るスペースがもうありません
でも、まだ少しずつ増え続けています

将来は美術館?
制御の利かないコレクターの最後の逃げ言葉だけは使いたくありませんが
私がいなくなったら、間違いなく捨てられるでしょう
でもね
それでも好きなものは好き!


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by hayatedani | 2017-02-18 20:07 | 古伊万里 | Trackback | Comments(2)
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Commented by at 2017-02-26 18:53 x
一瞬だけアニメ調の鳥に見えてしまいました。
皿さん、器はきっと棺の中に一緒に…おっと、失礼しました~!!
Commented by hayatedani at 2017-02-26 22:34
※さん
こんばんは
お棺のなかには不燃物はNGですよ
私がいなくなったあとの器達
何処かの資料館なり博物館にでも寄贈しようかなって
なんとなく思っています
いらないって言われたらどうしよう
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