人気ブログランキング |
<< 第6回東京蚤の市 at 京王閣へ 魯山人がしたことは >>

AnkerとMoeris

f0126896_1345493.jpg

Anker Civis 17Rubis

アンカーという時計はドイツのメーカーのようである
高級か?と言われれば それほどでもないらしい
それはケースのつくりなどをみても伺える
60年代のスタイルを持っているが
実際はそれよりもう少し若いかもしれない
f0126896_13455640.jpg

でも このダイヤルが可愛らしい
針は繊細で先端が太くなっていて夜光塗料が乗っている(もちろん今は光りませんが)

日付の窓は台形で 赤い数字が覗いている

f0126896_1346784.jpg

ムーブメントにAnkerの表示はない
この機械を作ったメーカーの情報はどこにも記されていないので
このムーブメントは汎用品で あまり高価な機械ではないことが解ります

f0126896_13461441.jpg

機械はOHしたので いまのところ精度に問題はありません
雰囲気はなかなか良いのですが インデックスが繊細でいかにも女性的な風情
これは私が着けるより奥様の方が似合うのではと考えた
ケースサイズは竜頭を入れて33mm
ボーイズサイズですので 女性が着けても似合います

f0126896_1347379.jpg

黒いベルトをブラウンの皮ベルトに替えて
奥様に差し上げることにいたします

はたして 喜んでくれるでしょうか
f0126896_13475531.jpg



そして Moerisの手巻き時計です
f0126896_13481789.jpg
f0126896_13482999.jpg


Moerisという時計メーカーはもうありません
今あるモーリス ラクロア MAURICE LACROIXというブランドとは別会社
セイコーが作ったクオーツ時計が世界中を席巻したため
あえなくMoerisのようなスイスの中堅メーカーは姿を消したようです

f0126896_13484225.jpg

これからの時代は電池で動く水晶発振のクオーツ時計が中心になると踏んだ世界のセイコー社は
機械式の時計の生産を止め クオーツ中心の商品構成に切り替えました
1969年にセイコーが開発したクオーツ時計「アストロン」は当時45万円もしたそうです

そして時代は流れ 40年経ったいまではクオーツ時計はコストダウンが進み
千円で買える安価な時計の代名詞になりました

クオーツを作ったセイコーは 売り上げを伸ばしましたがブランド力を失い
機械式を捨てなかったスイスの名門時計メーカーは
高付加価値の高級時計メーカーとして いまではわが世の春を満喫しています

高級時計の代名詞が また機械式時計になることを
はたしてどのくらいの人が予想していたことでしょう


このMoerisの時計
ケースは20㍈の金張りです
60年代当時は きっと高かったでしょうね
f0126896_13485324.jpg

作られてから50年という時代を潜り抜けてきた
その時間がこの時計の雰囲気を創り上げました
職人さんの息吹が聞こえてきそうです


f0126896_1551783.jpg

by hayatedani | 2014-11-29 13:55 | 時計 | Trackback | Comments(2)
トラックバックURL : https://hayatedani.exblog.jp/tb/23360708
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。
Commented by のり at 2014-11-30 13:17 x
新入りの時計ですか?
皿山さんのような人がきっといつの時代にもいるから、当時の物が残りますね😄

くれぐれもお孫さんに見せないように、お気をつけください。
大人がよく手にする物を狙いますよ(笑)
Commented by hayatedani at 2014-11-30 20:40
のりさん ご助言ありがとうございます。
わがやのお宝(ガラクタとも言いますが)が心配です
孫が可愛さ余ってにならないように
今から準備をおこたらないようにしなくては
<< 第6回東京蚤の市 at 京王閣へ 魯山人がしたことは >>