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古伊万里なんですが

imari ware / ca.1800 hand-painted red line design 
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古伊万里赤絵輪線文猪口19世紀

久しぶりの伊万里ネタ

old noritakeにうつつをぬかし
わびさびとは無縁の世界に浸っておりましたが
ここにきてやっと本来の自分を取り戻しつつあります

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のぞき猪口と呼ばれる19世紀の古伊万里の器
塩などの調味料を入れたと思われる器です
フリーハンドで描かれた輪線模様のゆるさが良い雰囲気
直径4.3センチ 高さ5センチ

いわゆるsalt dishのようなもの
それでもこの器形
今では酒器として人気があります
ぐい飲みとして愛用している方も多い

こんなんで冷酒でもクイッっと…いけたらなぁ(下戸の私の憧れです)


imari Square ware / ca.1800 hand-painted Bamboo grass design 
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古伊万里染付笹文角皿19世紀
ぼってりとした磁体に丸文を口縁飾り
見込みには呉須で手慣れた笹を描く

伊万里というよりは波佐見あたりで焼かれた「くらわんか手」のような角皿です
高台も付け高台で厚めに作られている
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最後は蓋茶碗
この蓋茶碗に描かれているのは羽子板
簡略化された絵柄ですが、しっかり羽子板と羽が描かれています
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imari ware / ca.1800 hand-painted hagoita design 
古伊万里染付羽子板文蓋茶碗19世紀
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簡略化されてはいますが、しっかり描かれた蓋茶碗
この蓋茶碗の面白いところは その大きさ

大きく見えますが 直径は7.5センチ 高さは4.5センチほど
通常の蓋茶碗と並べると その小ささに驚きます
何に使った器なんでしょうね

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by hayatedani | 2013-04-20 22:49 | 古伊万里 | Trackback | Comments(2)
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Commented by at 2013-04-21 19:03 x
まさに酒と肴のための器(!)なのですかね。器が育つ地域というのは、どうもお酒と料理の美味しい場所と関係があるのでしょうか。
それにしても、皿さんもたまに浮気するのですね。
あ、女性ではないですよ、ノリタケにですよ(笑)。
Commented by hayatedani at 2013-04-21 21:24
※さん
いいこと言いますね
「器が育つ地域というのは、どうもお酒と料理の美味しい場所と関係がある」
そして時代も
中国で一番食文化が盛んだったのは 明の時代って言われています
その時の器がいまでは一番評価されているそうです
すみません 薀蓄でした
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