ENICAR ULTRASONIC AntiMagnetic
2012年 11月 24日
昔 2002という1975年式のビンテージカーに乗っていたことがあります
もちろん中古で買ったのですが
今と違って BMWの中古車は状態が悪くても けっこうな値段がしました
個体も良くなかったのかもしれませんが
これがよく 壊れた
車が動かなくなることを 初めて経験しました
でも 調子の良い時は素晴らしい車で
しょっちゅう面倒を見てあげることが 少しも苦にならなかった
ENICAR ULTRASONIC AntiMagnetic
エニカは1854年に設立されたスイスのメーカー
この時計は60年代にリリースされた 手巻き式の時計です
シンプルな三針の金時計
腕に付けていると 気がつくと自然に目が行ってしまう
ビンテージな雰囲気も素敵
なんで機械式の時計に魅かれるのか
クォーツ時計は、電池を入れれば一年中手間いらず
時間もきっちり合うし、止まって困ることも無い
だから クォーツ時計は、買ったら毎日腕に付けるだけ
それとは真逆の時計です
機械式の時計は、毎日ゼンマイを巻き上げるか、腕に付けて自動巻きのローターを
動かさなくてはなりません
毎日きっちり時間が合っているとは限らなので
たまには時報で時間を合わせてやらないといけません
常に気を使ってあげなければならない機械
でも だから愛着が湧くのです
車やバイクと同じ感覚ですね
そしてもうひとつ
キングセイコー5621-7000
こちらは 裏蓋の刻印から1972年5月製造と解ります
黒い皮ベルトが磨れて だいぶよれてきたので
新しいベルトに交換しました
工具を使って ばね棒を外します
腕時計のベルト交換は 工具さえあれば割と簡単ですね
今回はダークブラウンに模様替えです
この時計、最近日差1分ほど進むようになってしまいました
機械式時計はこんなもの なんて思っていましたが
ちょっと気になって
実は この時計には外部微動緩急装置なるものがついています
ベルトを外したついでに 少し調整しようと思いました
5・6時の位置にある小さなネジ
これを外します
中を覗いてみると、小さい筒みたいなものが見えます
その筒の中に極小調整ネジがありますので、筒の中にドライバーいれて回します。
右にまわすと プラス側
左はマイナスに調整出来ます
今回は左に少しまわして PCの時報を見ながら調整しました
時計屋さんの様に 完璧に調整は出来ませんが
日差15秒程度に調整できました
日常使いには この程度で十分です
手がかかりますね
でも こんなことが妙に楽しい
まぁ 玩具をいじくりまわしているようなものでしょうか
男って いくつになっても …
これ 60年代といっても1960年代の時計ですので
50年程前の時計になります
東京蚤の市
なかなか楽しそうなイベントですね
事前に知っていたら 出かけてみたかったですね
おたがい 古いものには気をつけましょう
はまると怖い