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疾風谷の皿山…陶芸とオートバイと古伊万里と

大好きな陶芸、オートバイ、古伊万里、篆刻など  日々の生活を紹介しています。


by hayatedani

染付竹文8寸皿の出来上がり

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先週 口縁の色絵草文をしぶとく描いた「染付竹文8寸皿」ができあがっておりました
くどい くどいと皆さんに評価をいただいたこの皿
実際に焼きあがってみますと、そのくどさがちょっと癖になりそう

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そもそも お手本にした古伊万里にも、空間を生かした絵付けもあれば
古九谷のような色絵を前面に塗りこんだ意匠もある
ようするに それがセンスが良いか悪いか
それが問題なのは、お江戸の昔も平成の今も同じこと

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古九谷のなかで青手と呼ばれる寒色系の色絵意匠がある
青手は基本的には緑・青・黄色の三色からなる絵付けを行う
ある意味「くどい」意匠であるが、全体を見た時のくどさ、いやらしさが無い
反対に、油絵のような塗り込められた迫力を感じる
私としては、色鍋島や柿右衛門などより古九谷の魂に響くような色絵に魅かれる

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このお皿
古九谷の芸術性には足元にもおよびませんが
寒色系でまとめられた絵付けに、我ながらまんざらでもないのです
ただ、これが5枚セットで眼の前にあったら
やっぱり ちょっとウルサイかもしれませんね
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色絵唐草染付竹文8寸皿
直径24㎝
高さ4.5㎝
Commented by tutti- at 2011-12-12 12:19 x
思い出しました。古九谷好きでしたよね。
迫力をすごく感じるのですが、私には重たい印象が残るんです。
好みの違いですね。
お花の赤が効いていて、焼き上がりのほうがそこまでクドクないかも。
Commented by hayatedani at 2011-12-12 22:07
tuttiーさん
古九谷 好きですねー
なかでも あまり絵付けがごちゃごちゃしたものではなく
シンプルな青手が好みです
古九谷はすべてが一品もの!
誰がどんな目的で創らせたのか
謎が好奇心を湧かせます
by hayatedani | 2011-12-12 00:09 | 陶芸 | Trackback | Comments(2)