線刻文でいきましょう
2011年 07月 10日
製作中の7寸皿
今回は織部釉の意匠です
織部釉は緑色の綺麗な釉薬ですが
ただかけるだけでは単調な色合いになってしまいます
そこで
見込み全体に線刻で模様を描きました
この上から織部釉をかけると、線刻した部分が黒く浮き出る はず…
実はこのお皿 2枚作ってあったのですが、1枚は底を削りすぎて穴が空いてしまった
自分の下手さにあきれてしまうのですが
粘土の段階では、また土を再生してリベンジできるのですね
もう一枚は再度作成中です
そして 熱いので、今日の食事はお蕎麦にしました
乾麺を買ってきて 茹で時間をしっかり計り、いただきました
そばを食べる時に活躍するのは、古伊万里のコレクション
今回は、木の葉模様のくらわんか風蓋茶碗に蕎麦汁をいれて、いただきました
口が広がっているので、てんぷらを入れても大丈夫
200年前の器でも、しっかり今でも器としての機能を発揮してくれる
そこが伊万里の懐の深いところ
おかげで なかなか美味しい 夕食となりました
織部ってこのような繊細な線が出るんですか?
どうなるのか楽しみです。
美味しい食事は味と器.....ですよね。
ご挨拶が遅くなりました。
ありがとうございました。大切にします。
実はあまり線に集中はしていませんでした
見本の写真を見ながら、鉛筆で粘土にそのままフリーハンドです
よーく見るといいかげんな模様です
釉薬の下に隠れるから まぁいいかぁ~ の乗りです
お褒めいただき、有難うございます。
この絵も 最後の線はごまかしているんです
でも 釉薬を上からかけるため、あまり細かいことはOKなので
こんな感じ みたいな気持ちで描きました
器 使ってくださいね
またお持ちいたします