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疾風谷の皿山…陶芸とオートバイと古伊万里と

大好きな陶芸、オートバイ、古伊万里、篆刻など  日々の生活を紹介しています。


by hayatedani

線刻文でいきましょう

線刻文でいきましょう_f0126896_22523015.jpg

製作中の7寸皿
今回は織部釉の意匠です

織部釉は緑色の綺麗な釉薬ですが
ただかけるだけでは単調な色合いになってしまいます
そこで

線刻文でいきましょう_f0126896_22524841.jpg

見込み全体に線刻で模様を描きました
この上から織部釉をかけると、線刻した部分が黒く浮き出る  はず…

実はこのお皿 2枚作ってあったのですが、1枚は底を削りすぎて穴が空いてしまった
自分の下手さにあきれてしまうのですが
粘土の段階では、また土を再生してリベンジできるのですね

もう一枚は再度作成中です

線刻文でいきましょう_f0126896_22525768.jpg



そして 熱いので、今日の食事はお蕎麦にしました
乾麺を買ってきて 茹で時間をしっかり計り、いただきました
線刻文でいきましょう_f0126896_22531145.jpg

そばを食べる時に活躍するのは、古伊万里のコレクション

今回は、木の葉模様のくらわんか風蓋茶碗に蕎麦汁をいれて、いただきました
口が広がっているので、てんぷらを入れても大丈夫
線刻文でいきましょう_f0126896_22532642.jpg


200年前の器でも、しっかり今でも器としての機能を発揮してくれる
そこが伊万里の懐の深いところ

おかげで なかなか美味しい 夕食となりました
Commented by tutti- at 2011-07-11 12:15 x
見事な模様です。線に集中して模様を出したんだろうなーと。私にはこんな集中力ないです。
織部ってこのような繊細な線が出るんですか?
どうなるのか楽しみです。
Commented by leaf-style at 2011-07-12 13:39 x
葉や特に花の曲線がすばらしいです。私も時々花の絵を描いたりしますけど、いつも最後の線がつながらないんです。
美味しい食事は味と器.....ですよね。

ご挨拶が遅くなりました。
ありがとうございました。大切にします。
Commented by hayatedani at 2011-07-12 23:30
tutti-さん
実はあまり線に集中はしていませんでした
見本の写真を見ながら、鉛筆で粘土にそのままフリーハンドです
よーく見るといいかげんな模様です
釉薬の下に隠れるから まぁいいかぁ~ の乗りです
Commented by hayatedani at 2011-07-12 23:33
leaf-style さん
お褒めいただき、有難うございます。
この絵も 最後の線はごまかしているんです
でも 釉薬を上からかけるため、あまり細かいことはOKなので
こんな感じ みたいな気持ちで描きました

器 使ってくださいね
またお持ちいたします
by hayatedani | 2011-07-10 23:22 | 陶芸 | Trackback | Comments(4)