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懐石の器

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「向付」とは、茶の湯の食事である「懐石(会席)」に使用するうつわ。
この陶磁製の器に刺身などを入れ、飯の入った飯椀と味噌汁の入った汁椀の
三つを膳にのせ、亭主から懐石の一番初めに客一人一人に手渡される。

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他の懐石道具のうち、膳、飯椀、汁椀、煮物椀などは漆器であり
陶磁器である「向付」は華やかな彩で客の目を楽しませる役割を果たすのです。

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春の登り窯焼成で作成した「絵唐津向付」5客
今日、陶芸教室から引取ってきました。

輪線模様を口縁に描き、見込みは秋草文
長石釉がすっきり溶けて、鉄絵具の模様もくっきり浮かびあがりました。
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こちらは向付とは別に創った片口
還元気味で鼠色に発色した胎土に、三本線の鉄絵秋草文
ぽってりした風情が、なかなか かわゆい
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さっそく鮪を乗せてみる
ホントは白身の魚の方が「らしかった」様な気が
それでも これで向付として完結

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山椒の若葉を庭から摘んできて
これで決まり!
やっぱり魯山人先生がいうとおり、器は「料理の着物」なんですね

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登り窯焼成の度に、作品を創っていますが
やっぱり向付が多い
それも5客セットでなければ どうも気が済まない
その結果、我家は向付が山積み状態なのです

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様々な産地で創られ、デザインや形、意匠や陶土の違いなど
こんなに自由な器は、世界中みても日本にしかありません
茶の湯から生み出された文化の結晶です


次は何を創ろうか?
ちょっと紅志野の釉薬が気になっています
次もやはり向付の5客セット  なんでしょうね
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by hayatedani | 2011-05-15 20:14 | 陶芸 | Trackback | Comments(6)
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Commented by w- scarecrow at 2011-05-15 20:31 x
向付のなにかホッとする姿も素敵ですが、
片口、すごくいい!です。
お酒が和らぐような気がします。酒器は唐津がいいですね。
Commented by at 2011-05-15 21:58 x
おお、器に刺身が乗りましたね。器も刺身も輝きを増した感じを受けます!
片口は河豚みたいですね。確かにかわいい印象ですね☆
Commented by hayatedani at 2011-05-15 23:02
w- scarecrow さん
思ったとおりに、少しずつではありますが
器が創れるようになってきた そんな気もします
もう少しテカリを抑えた土味が理想なんですが
Commented by hayatedani at 2011-05-15 23:04
※さん
はい!今回は器に食材を乗せてみました
器は料理を乗せて完結なんですね
そんな感じを実感しました
やはり次は料理か?ですかね
Commented by tutti- at 2011-05-16 12:19 x
片口も素敵です。使いやすそうですし、形がいいです。
お刺身がより引き立ちます!
Commented by hayatedani at 2011-05-16 21:24
tutti-さん
安価な鮪も、なかなか美味しそうに見えるでしょ
食卓に一つ 向付のような器があると食事も楽しいですよね
これからはどんどん使う機会を増やそうと思ってます
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