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Spice of Life

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Blogを書いている人って
何かしら 自分の生活にこだわりを持っている人が多い
自分はこれが好きって はっきりした意思を持ってる

こんな場所が好き
こんな食べ物が好き
こんな服が好き
こんな写真が好き…

私の場合は こんな器が好き ってなるのでしょう
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(染付微塵唐草文向付 19世紀)
  
陶芸と同じくらい好きなものが 古陶磁集め
特に福岡に単身赴任して以来
どっぷりとハマってしまった 古伊万里(江戸時代の有田焼)の器
伊万里や有田に通って
九州陶磁文化館の柴田コレクションの古伊万里の器を
これでもかっていうくらい 眺めつくした
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(染付竹虎文蓋茶碗19世紀)

おかげで我家は 陶器と磁器(古伊万里)が溢れんばかりのありさま

古伊万里とは 江戸時代に有田や伊万里周辺で焼かれた磁器の総称
当初は諸大名や豪商の什器として流通し、
17世紀の後半には盛んにヨーロッパにも輸出され、マイセン窯に大きな影響を与えた
柿右衛門や鍋島焼も伊万里焼のひとつです

そんな伊万里焼が庶民の器として認識され出したのが19世紀に入ってから
このころの伊万里焼はいまでも旧家の蔵の中で、たくさん眠っている
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150年以上たっている、江戸時代の手仕事の器
それでも いまでもしっかり日常の器として使えます

我家ではお茶を飲んだり、お蕎麦を食べる時の猪口として伊万里を使います
今出来の器には無い 江戸時代の職人技とデザインに見とれながら
お茶をいただく至福の時間

生活の中に、ちょとしたこだわりを持つと
今よりもっと人生が楽しくなります

ほら 竹藪の中の虎も、こちらを見つめていますよ
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by hayatedani | 2010-10-23 22:35 | 古伊万里 | Trackback | Comments(2)
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Commented by w-scarecrow at 2010-10-23 22:46 x
ほんとにそう思います。
景色、触感、何故か解らない望郷。ホッとします。
その時代の職人さんたちはどんな日常を過ごしていたんだろう。
どんな想いを託していたんだろう。
いつも、そんなことばかり考えています。
hayatedaniさんの作風が変わったとき、何があったんだろと心配すると想います。
Commented by hayatedani at 2010-10-24 00:13
w-scarecrow さん
伊万里焼は最初、唐津焼の窯で一緒に焼成されたと云います
最初の陶工は、たぶん大陸から来た人達だったのでしょう
望郷への思い 家族や肉親への気持ち
伊万里や唐津は、強い磁場を持つ土地柄なのでしょうね

吉祥寺の「いせや」にコークハイ置いてあります?
無かったら ウーロン茶で通しますよ 私


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