天地壽てんちのじゅ
2010年 08月 25日
毎月一回の篆刻教室
大丈夫 まだ続けています
腕は少しづつ上達している? と思いたいのですが
今回は今まで作ったなかでも、一番大きな印材を使っています
5.5センチ角の青田石の印材
選文は「天地壽」てんちのじゅ
長久なる天地のごとき長寿という意味
印稿の作成は… ほとんど先生に描いてもらったようなもの(右側の黒い紙)
これを印材に逆字に写していくのですが(これを布字といいます)
これが大変な作業なんですね
普通の漢字でも大変なのですが、篆書体のこの字を逆に描くなんてっ!
本来は逆の字を頭で想像し、鏡に映しながら印材に書いていくのですが
今回は先生から奥の手をご教授いただきました
印稿をコピーして罫線を均等に書き込みます
印材にも均等に卦線を書き込み、そのセル部分に印稿と同じ場所の文字を描くというもの
そこでふと考えました
そうだ パソコンで印稿を反転させれば、印材に書き込む印影も正確に写し取れる
これは良い!
あまり物事 複雑に考えたくない私としては、最良の方法です
ということで、印稿と反転させた印稿のコピーです
これを見ながら印材に写し取っていきました
なかなか良い塩梅
でもこれって、字を書くというよりは描くという感じですね
時間もいつもより早く写し取れました
次回、先生に見せて手直しが入って
それからいよいよ字を刻っていきますが
それは来月のお楽しみぃ~
こんな感じです
ぐーっと集中しますし、手先も使うので、脳にいい刺激がありそうです。
私には出来ませんけれども。。。