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青紅葉の京都へその3

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京都最終日は、昨年同様私一人で早起きして東寺に出かけました
毎月第一日曜日に開催されている、東寺ガラクタ市です

昨年もたまたま、12月の第一日曜日に旅行日が当たっていたので
初めて京都の骨董市デビューを果たしましたが、期待度の方が大きくて
実際には目ぼしいものは見つけられませんでした


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あまり期待はしていなかったのですが、今回は面白いものをいくつかゲットしました
ちょっと京都の骨董市 見直しました



四条のホテルに帰ってきて、友達夫婦と合流し朝食を取りに行きました

京都は本当に喫茶店やカフェが多い街です
東京では消え去ってしまったような、昔からの老舗の店がいくつも残っています
出かけたのは1976年創業の、四条烏丸にある高木珈琲 高辻店
「イノダコーヒ」本店で主任を務めた、蝶ネクタイ姿のマスターがとても粋です
こちらでモーニングをいただきました
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そして今日のハイライトは京都観光テッパンの観光地「清水寺」界隈です


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清水寺は残念ながら改修中で、シートの下に隠れてしまっています


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清水寺境内にあった野々村仁清と尾形乾山の石碑
言わずと知れた京焼の祖と呼ばれる両名の記念碑

尾形乾山は野々村仁清に陶芸を学びました
言わば師弟の間柄なんですね


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もっとも京都らしい風景の一つ 法観寺の五重塔。別名「八坂の塔」と呼ばれています
楽しかった京都旅行もこれで終了
少し寂しいですが、また訪れたいですね

京都は街全体が宝石箱のような楽しさがあります
楽しいお店や美味しい食べ物、美しい景色
そして歴史ある一級品の建築物とArtの街
観光客の増加で静けさは失われつつありますが、それでも京都は訪れる価値のある街です
今度は夫婦二人で出かけましょうか







# by hayatedani | 2019-06-17 21:22 | 風景・建物 | Trackback | Comments(0)

青紅葉の京都へその2

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京都二日目は京都府立植物園からスタート
京都に行って植物園?とお思いでしょうが
お目当てはここで開催されている手作り市
奥様達がぜひ行きたいとのご要望で、四条から地下鉄に乗って北山駅まで出かけました

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好天に恵まれた二日目
高大な林の中にあるような植物園を散策するのも良いものです

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出店数はそれほど多くはありませんでしたが、会場でオーガニックのコーヒーなど飲みながらうろうろ
京都弁が涼しげな女性のお店で、奥様達は手作りのトートバックを購入
私も滋賀県から出店されていた陶芸家さんから、色絵の皿を衝動買いしてしまった↓


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昼食は植物園の近くにある「進々堂北山店」でいただきました

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進々堂は京都に複数あるベーカリーレストラン
京都の人達には有名なお店です
パンも美味しいのですが、昼のランチもおいしかった

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昼食後はバスに乗って下鴨神社
ここはさすがに外国人の観光客は少なく、静かな古都の雰囲気を味わえました
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ユネスコの世界遺産に登録された糺(ただす)の森。下鴨神社の参道に広がる広大な森です
一直線に伸びた参道と緑のコントラストが素敵です
観光客も少なく、ゆっくりと自然の息吹を感じながら神社をめざす至極の空気感です

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下鴨神社の参道にある「河合神社」に立ち寄りました
河合神社は女性守護としての信仰を集めるお社とのこと
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有名な美麗祈願の絵馬
自分で絵馬に化粧をして奉納すると、綺麗になれるそう
我家の奥様もさっそく祈願したことは言うまでもありません
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下鴨神社からタクシーに乗って、気になっていたカフェに向かいました
「さらさ西陣」です
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築80年の銭湯をリノベーションして、2000年にカフェとしてオープンしました


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入り口には温泉マークを模したウエルカムボードがお出迎え


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見どころは銭湯だった雰囲気そのままの、マジョリカタイル全面張りの室内です
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店内には綾瀬はるかのポスターが張られていました
本能寺ホテルの撮影中に、さらさ西陣で撮られたもののようです
隣には銭湯時代の下足板が飾られ、ここが銭湯だったことが窺えますね

こうして京都の二日目が過ぎていきました

まだまだ続きます





# by hayatedani | 2019-06-16 21:16 | 風景・建物 | Trackback | Comments(0)

青紅葉の京都へーその1

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5月31日から6月2日まで、京都へ出かけました
昨年11月に訪れたとき、紅葉の京都でしたが
今回は青紅葉の京都を堪能しに

先ずは嵐電に乗って嵐山へ

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桂川にかかる渡月橋は、もっとも京都らしい風景の一つですね


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この船は星野リゾートの運営する「星のや京都」へ向かうためのもの
桂川を舟でさかのぼるって京都らしい演出です


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渡月橋を渡り終えた先の丘の中腹にある法輪寺
観光客もまばらで、青紅葉がとても綺麗です

嵐山観光の穴場です


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法輪寺には京都の人達にとっての特別なお祭りがります。それが「十三まいり」

「十三まいり」という行事は、旧暦の3月13日(新暦の4月13日)前後に、数え年13歳の子供たちが行う
祝いごとのこと。ここにある虚空蔵菩薩が十三番目に誕生した智恵と福徳を司る菩薩とされているので、
京都の子は13歳になると晴れ着を着てここに知恵を授かりに来るそうです。
この法輪寺での十三まいりには大事な決まり事があって、お詣りが終わってからお寺の長い参道を下って、
渡月橋を渡り終わるまで、けっしてうしろを振り返ってはいけないそうです。途中で振り返ると、
授かった知恵が全部戻ってしまう、という言い伝えがあるとのこと。


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法輪寺から渡月橋に戻ってきて、予約しているお蕎麦屋さんに向かいました。
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嵐山「よしむら」です


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渡月橋を眺めながらのLunchです
嵐山膳をいただきました
蕎麦もちりめん御飯も美味しい
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昼食を終えた後は、嵐山定番の竹林へ
しかしここは静けさとは無縁の人混みに 少しがっかり
閑静さを味わうには朝一番がよろしいかと

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竹林を抜けていくと、お目当てのトロッコ列車 嵐山駅に
ここで嵯峨野トロッコ列車に乗車します


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トロッコ列車は全席指定の片道600円
ちょっとした遠足気分が味わえます

車窓からは見事な新緑の風景が



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京都四条にもどってきました
夕食を予約している店の近くに、ちょっと寄り道

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四条河原町を少し下がったところに、昭和の初めに建てられた古いビル「壽ビルデイング」
かって銀行として使われていたビルが、今ではお洒落なビルに

奥様方のご希望で、孫に絵本をお土産にと
5階にある絵本店「メリーゴーランド」へ出かけました



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壽ビルデイングは中も外もArt作品のようですね


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夕食は昨年京都に出かけたときにも予約した鴨川沿いにある「イカリヤ食堂」です

この時期、鴨川納涼床と呼ばれる川床でも食事出来ますが
今日は風情のある室内席でフレンチを堪能しました

やっぱりここは 間違いない

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帰りは四条のホテルまでウロウロ歩いて帰りました
途中で気になっていたドーナッツショップへ寄り道
新京極の「koé donuts」

ここは建築家の隈研吾先生監修のお店
今年の3月にオープンしたばかりです

天井から吊り下げられた竹籠が圧巻
ドーナッツもとても美味しかった

トレードマークはあのアインシュタインです
ここはちょっとまたしっかり出かけたいお店です

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こうして京都の1日目が過ぎていきました
二日目に続きます

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# by hayatedani | 2019-06-15 19:43 | 風景・建物 | Trackback | Comments(4)

竹林模様の染付は

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5月の終わりに陶芸教室の登り窯焼成がありました
生憎、都合で窯出しには参加できなかったのですが
今日、陶芸教室で焼き上がった作品を受け取りました

さてさて
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今回は磁器土で染付の鉢を創りました
薪で焚く登り窯で、呉須で絵付けした磁器を焼成する
それも灰の降る炉内にむき出しで磁器を焼成するって
なかなか上手く焼き上がらないと思っていましたが
今回は呉須の濃淡も上手く焼き上がり、竹の図柄も良い風情です

前回までの記事はコチラ「竹林模様の染付」


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今回の鉢は口縁を輪花に摘み
酸化鉄で口紅を引きました

これで口元が締まりました

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見込みの中心に私の柳マークを入れて
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直径15㎝ 高さ6cm
呉須染付竹林文輪花鉢の完成です

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そして

信楽土で創っていた擂鉢は
前回までの記事はコチラ「擂鉢の轆轤引き」
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信楽土の焼き締めの器
基本、釉薬はかけないで登り窯の灰だけが天然の釉薬になりますが
トルコ釉や鉄赤釉を散らして、アクセントにしたいと思っていたのですが…

見事に登り窯の炎に煽られて、白と茶色にしか発色しませんでした

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登り窯の炎が当たった正面に、降った灰釉が流れています
白と茶色の散らした釉薬がちょっと五月蠅い感じもしますが
これはこれで面白い

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直径19センチ 高さ9cm

ちょっと重い擂鉢の完成です
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# by hayatedani | 2019-06-09 20:45 | Trackback | Comments(0)

The design of the cloud

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Imari Ware 19th century The design of the cloud




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19世紀の古伊万里蓋茶碗
意匠は何の模様でしょう

見る人によっては波のようでもあり、唐草の連続模様にも見えます
私は これは雲をイメージしたデザインだと思います

伊万里のデザインは、それを創った200年前の有田の陶工に聞かなければ、本当のところは解らないのですが
見た人が如何様にも解釈できるところが面白いところ


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そしてこちらの蓋茶碗も「雲」というよりも雲海をイメージして描かれているように感じます
濃淡の呉須で雲の表情を表現して、今にも雨が降ってきそうな雲行きです
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雲とか雨を器の意匠にしてしまうというのは、日本独自の感性ではないでしょうか
北斎が浮世絵で雨や風を表現しているように、日本人は昔から自然と共存し、それをArtにしてきました
四季が明確な日本ならではの表現といえるでしょう

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こちらの伊万里は海辺の風景をデザインしたもの
テントのように見えるのは漁網を干している風景です

漁網の下には波しぶきが描かれ、小さく点のように描かれているのは浜千鳥でしょうか
よくもまぁこのような模様を考え付くものです


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紙や布と違って製作から200年経っていても、磁器はほとんど劣化しません
この伊万里の器も、まるで昨日窯出しされたような初々しさ

200年前の有田の陶工達が見たであろう、その姿がそのままここにあるってスゴイ!

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# by hayatedani | 2019-05-25 23:03 | Trackback | Comments(2)

乗鞍高原ツーリング

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先週末は会社の同僚とバイクツーリングで乗鞍高原まで出かけてきました。

雨男の私が参加するツーリングは、雨の確率が多いのですが
珍しく晴れました

一体どうしたのでしょう?
なにかあるなと思っていましたが、案の定、出発時に雨具の入ったバッグを家に置き忘れてきて、
中央高速に乗ってから気が付きました

戻る気も起きなかったので、そのまま集合場所まで直行
雨男の私としては無謀でしたが、幸い天気は大きく崩れることはありませんでした

集合場所は談合坂SAです
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談合坂でメンバーと集合後、諏訪ICまで走りました
諏訪湖と言えば…
昼食はみんなの総意で、ちょっと贅沢に鰻です
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肉厚で美味しかった
久しぶりの鰻重に大満足です


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昼食後、塩尻から木曽街道に向かい
奈良井宿で休憩です

「木曾路はすべて山の中である」


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奈良井宿を出て、麦草峠を通り乗鞍高原へ向かいました

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乗鞍高原はようやく桜の季節を迎えていました
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宿泊はプチホテルというより、スキーロッジですね
Gute welleというロッジ

学生時代に良く行ったスキーロッジを思い出しました

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オフシーズンなので宿泊客は私たちのメンバー6人のみでしたが
この宿の自慢は立派な温泉です

白骨温泉に近いこの地域には、同じ白濁した硫黄泉が湧出しています
硫黄の香りに浸りながら入っていると、ツーリングの疲れも癒されます
本当に良いお湯でした


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遠方には雪を頂いた乗鞍岳が見えます
春はまだ始まったばかりです


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雨男の汚名返上か?
どうだ 参ったかっ!

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# by hayatedani | 2019-05-13 21:50 | オートバイ・自転車・クルマ | Trackback | Comments(2)

令和元年の初作品は

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令和元年の初作品は 飯茶碗です
土は信楽の白土
呉須で樹木模様を描き、透明釉をかけて還元焼成です


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磁器土と違って、ざっくりとした信楽土
焼き上がりの朴訥とした表情が、飯茶碗に良く合います

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今回は大小2つの夫婦茶碗です
呉須絵の色合いも、ちょっと暗めで良い塩梅



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土で出来た飯茶碗は生活の道具です
華美な装飾や拘った造形は必要ありません
大切なのは手に持った時の安心感

お抹茶の器程大きな顔もしていない
それでいて、いつもそこにある存在感は
日常の何でもない生活に幸せを感じるように気高い


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見込みに私の柳の印を描きました

早くこの器で御飯が食べたいな

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そして今日の陶芸教室では
前回から創っている擂鉢の素焼きが上がっていました

前回までの記事はコチラ「擂鉢の轆轤引き」

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これは、今月末に予定されている教室の登り窯焼成に出すための作品です

土は信楽の白土
釉薬はかけずに焼き締めでお願いしようと思っています

でも ちょっと窯変だけでは面白くないので
3種の釉薬を筆で垂らしました
トルコ釉と鉄赤釉と織部釉
それぞれトルコ青と赤と緑に発色する釉薬です
登り窯の炎の炙られるので、綺麗な本来の発色は出ないのでしょうが
薪の灰が降る登り窯の中で、宝石の原石のような輝きが少しでもでればと
そんな思いで



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良い季節になりました
来週末は乗鞍方面にバイクでツーリングを予定しています
いつもの様に天気予報には雨の印が
雨男の面目躍如ですが

晴れたら良いな



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# by hayatedani | 2019-05-05 14:56 | 陶芸 | Trackback | Comments(4)

若草色の世界

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連休二日目
やっとお天気になりました
窓を開けると、随分良い風が吹いているので
ちょこっと奥多摩までオートバイで走ってきました
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若草色に芽吹いた山の木々
キラキラと輝くお日様の光が、若葉に当って陰影をつける
ただ純粋に美しい


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バイクで若草色の光の中を走っていると
何時の間にか黄泉の国の道を走っているような不思議な感覚に陥る

体に感じる心地良いエンジンの鼓動
輝く光
心地良く吹く風
そして目の前にある若草色に萌える山々

バイクは五感で走るものなんですね



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もう五月です

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# by hayatedani | 2019-04-28 23:24 | オートバイ・自転車・クルマ | Trackback | Comments(0)

不動心( こころ うごかず )

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不動心 こころ うごかず


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新しい篆刻作品が完成しました



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さっそく押印してみます


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朱文 不動心 (6cm×6cm)青田石



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いつもの様に、篆刻教室の吉永隆山先生のご指導をいただいて作成しています
この作品の趣の良さは、吉永先生の補刀があってこそのもの
私一人では、まだまだこうはいきません


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篆刻は「方寸の美」と呼ばれています
限られた小さな空間に篆書を散し、作品に仕上げていく

篆書は、他の書体と異なり、荘厳な存在感や構築的な造形の面白さがあります。
字の構成、配置や刻字の方法、白文、朱文の選択により様々な表現が可能

それだから、創る人間の力量やセンスが如実に表れる


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少しは上達しているのでしょうか


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# by hayatedani | 2019-04-21 14:29 | 篆刻・陶印・書 | Trackback | Comments(0)

色絵流水鯉文6寸皿

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Imari ware / ca.1700s hand-painted the Carp design



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古伊万里色絵流水鯉文6寸皿です
製作年代は1700~1750年 江戸中期の色絵皿です


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菊を模った陽刻の白磁皿に、荒れ狂う流水から顔を出す鯉の姿がユーモラスに描かれています
空には赤絵と黄色、空色、紫色の雲が渦巻き
赤絵で区切った上部には山水が描かれています


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この意匠は、中国の故事「鯉の滝登り」をモチーフにしています。
黄河上流にある竜門の滝と呼ばれる急流を登りきれた鯉は、化して竜になるという
この竜門が登竜門といわれるもので、 立身出世の象徴として盛んに描かれました

日本のこいのぼりも、子供の立身出世を願う、この中国の故事から来ているそうです

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裏の赤絵で描かれた流水模様も手慣れたものです
小さく描かれているのは吉祥文である桃でしょうか


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この6寸皿の意匠
江戸中期の古色ある雰囲気を良く醸し出しています
時代が上がると、伊万里が中国の影響を強く受けていることがわかります

おおよそ270年前に作られたこのお皿
どんな有田の陶工が描いたのでしょうね

21世紀の我が家のリビングに、自分の作った皿が置かれているなど
想像もつかなかったことと思います

大事にしますね
何処かの誰かさん‥‥

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# by hayatedani | 2019-04-14 20:58 | 古伊万里 | Trackback | Comments(0)