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閑中至楽の印章と小さな家



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「閑中至楽」の篆刻作品が完成しました。
大きさは6cm×6cm
青田石の印材で刻りました
前回までの記事はコチラ
閑中至楽の篆刻



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朱文で作成した篆刻作品
「楽」の字が少し痩せすぎたきらいがありますが
私の実力では、こんなものでしょう

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久しぶりに陶印も作製しました


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同じ印稿から字を起こしたのですが
ご覧のように、石を刻った字体に比べて
だいぶのっぺりしすぎてしまい、繊細さに欠ける仕上がり
ちょっと民芸風になってしまった
字も太すぎ

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今回の陶印は磁器土で創ったのですが
素焼きした磁器土が思いのほかもろくて
字を欠けさせないように、注意深く印刀を入れたのですが
刻っていて、細かい線がなかなか彫れませんでした
そして、出来上がった際に印面を砥石で擦ったのですが
これが思った以上に擦りすぎてしまって、字が太くなってしまった
ということで、こんな仕上がりに
次回の作品制作の課題が出来ました

でも陶印自他の出来は、磁器土を使ったことで染付の発色が
なかなか素晴らしく、濃淡の呉須染付も満足できる仕上がりです

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そして、今日の陶芸教室で創ったのがコチラ

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小さな家を創りました

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器を創るには土の量が中途半端に余っているとき
ぐい呑みなどを創っていましたが
たまにはこんなモノを作ってみようかなって



還暦親父が何作ってるんだって思われているかもしれませんが
模型の家を創っているようで、これがなかなか楽しい
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今日素焼きを頼みました
上手く出来上がるかな?


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by hayatedani | 2017-02-05 16:19 | 篆刻・陶印・書 | Trackback | Comments(2)

陶印の印材を作りました

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篆刻教室の社中展が来年1月に予定されています
前回好評だった陶印を今回も社中の方に創ってもらおうと
今日は印材の作製を行いました

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土は半磁器土
大きさは3㎝角、高さは5センチ
焼成すると2割ほど縮小するので 出来上がり2.5㎝角の陶印になる予定

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こうやって見ると 四角柱に印材を切っていけば簡単に出来上がりそうですが
バランス良く四角柱を粘土の塊から切り出すのは
案外難しいこと

でも まぁ 陶印の素材である印材は ある程度いい加減でもOKで
仕上げは実際に陶印を仕上げる社中のかたにお任せするので
気が楽なんですが

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こんな土の塊が陶印になるなんて ちょっと想像できませんが
来年の1月にはお披露目出来ると思います
お楽しみはこれからです
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by hayatedani | 2015-07-12 20:33 | 篆刻・陶印・書 | Trackback | Comments(0)

陶印作品 これで完成!

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創りためた陶印も これで15個になります。
実際は人に創ってあげた陶印もあるので 総数はもう少し多いのですが


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陶印を創るたびに このBlogでアップしてきましたが
この陶印 写真で見ると大きくみえるのですが
大きさは4センチ×4センチの手のひらサイズ

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一つだけお披露目しても 小さくてインパクトに乏しい
それに 陶印って印影を楽しむということがもう一つの大きな目的

丁度 器本体の造形を楽しむだけでなく、
料理を盛って その盛り付けの美しさや食事を楽しむことに似ている

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ということで、陶印が5つ出来上がった段階で 最終的な作品として仕上げます
展示箱にいれて 印影を紙に押印して、その撰文を添えます
篆書体で書かれた文字は、漢字の解説文がなけれな読めませんし
漢字が解ると 詳しい解説が無くても、その意味がなんとなく解るのが「漢字」の力
 
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青磁釉枝垂れ桜文の陶印

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赤絵で交差文を描き 中央には花模様を添えました

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魯山人の糸巻文模様を参考に創りました

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鉄赤釉と染付のかけ分け模様
伊万里の「吸坂手」をイメージしました

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赤と白のコントラストが美しい印影と陶印の造形
これでいつでもお披露目できます

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by hayatedani | 2015-05-16 12:11 | 篆刻・陶印・書 | Trackback | Comments(4)

「壽比金石」の陶印

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「壽比金石」の陶印が出来上がりました。
前回までの記事はコチラ 陶印の絵付け


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赤絵で描いた網目模様も わりあい上手く発色しました
小さな四角模様の不揃いさは 集中が続かなかった証拠
詰の甘さがこういうところに出てしまう

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「壽」という字を描きました
下手な字ですが 「陶印」という雰囲気が出てきましたね

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中央の花模様も良いインパクトになっています
黒い輪郭線も良く残っていて 繊細な感じがなかなか良し
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[壽比金石 4センチ×4センチ]


そして こちらも焼き上がり!
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酸化焼成なので 呉須や鉄絵の発色があまり良くないのですが
全体的なモノトーン基調の景色は悪くありません

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土は志野土
志野の土は風情があるのですが 焼き締りが甘くて若干強度が劣ります
皿洗いの時に 角に当てると簡単に欠けが入りそうです
奥さんに委ねるのは、ちょっと躊躇…
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by hayatedani | 2015-04-19 20:39 | 篆刻・陶印・書 | Trackback | Comments(2)

陶印の絵付け

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今月末に予定されている 春の登り窯焼成
作品作りも急ピッチで進行中です

今回は抹茶茶椀2椀と手びねり6寸皿3枚
今日は素焼きがあがっていたので 釉薬をかけました
その前に‥

前月から創っている陶印 「壽比金石」に上絵を描きました
前回の記事はコチラ 壽比金石の陶印を刻った


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今回は赤絵で格子模様を描き 中央に花模様を描きました

この陶印 一辺が4センチほど
これに格子模様を描くのは 当然拡大鏡のお世話にならなくては無理
いつもの篆刻用のルーペを使いながら 面相筆で描きました

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こちらは抹茶茶わんです
土は志野土 白い志野土に部分的に黒化粧土を筆で描き
白いフジヤマを表現しました

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釉薬は飴釉を全体にかけ 白い山の部分の飴釉をティッシュで少し落としました
これでこの部分の白色が際立つはず 

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手びねりの6寸皿には 紅葉模様を鉄絵で描き
紅志野釉を薄くかけて終了
はたして赤く発色するでしょうか
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窯出しは4月の28日です
うまく焼き上がると良いのですが
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話は変わりますが
通っている陶芸教室がTVドラマで使われるそうです
なんと嵐の相葉君主演の月9ドラマ
ようこそ わが家へ

南果歩さん演じる主婦が通う陶芸教室という設定とか
けんぼう窯

明日13日が初回放映
ジャニタレドラマはどうかと思うけど
これは見なくては
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by hayatedani | 2015-04-12 20:52 | 篆刻・陶印・書 | Trackback | Comments(4)

壽比金石の陶印を刻った

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今日は「壽比金石」の陶印を刻りました
明日の陶芸教室で釉薬をかけて本焼きを頼みます
なので 今日は明るいうちから部屋に籠って刻ってました

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ふつうは石に刻る篆刻
でも陶印は粘土を素焼きした印材に刻ります

当然石に比べて硬度は低く脆い
刻るときには 石に刻るときより力の入れ具合を考えながら慎重に
エイヤって刻ると ボロっと字が欠ける

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印材を刻って行くと 細かな削りかすが煙のように舞う
だから刻るときにはマスク着用

1時間半 ずーと下を向いていたので
首が痛くなってしまった

篆刻をする人は中高年が圧倒的に多い
でも 篆刻は実は中高年には肉体的に厳しい趣味

目はかすむし 集中力が続かない
指先が震えてくるし
晴れの休日に家に籠らなければならない??

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それでも刻り上がった陶印を見ると
篆書体の漢字が持つ美しさや面白さが見えてくる
この雅美感覚が解ってくるのは 年を重ねてから

若年者には解らないのである

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陶印の良いところは 意匠のデザインを自分で表現できるところ
この白い印材に どんな意匠を重ねようか
楽しみ たのしみ
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by hayatedani | 2015-02-28 22:42 | 篆刻・陶印・書 | Trackback | Comments(6)

壽 比 金 石

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昨日と違って寒い日曜日でした
これって春が近づく季節にある 三寒四温というのでしょうか

こんな日は家に籠って篆刻の字入れに勤しみます

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今回印稿をおこした言葉は 壽比金石
壽(ことぶき)は金石に比す と読みます

金石とは金属や玉石のこと
寿命は堅い金石のように 永久に老い難いという喩え

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字入れ(篆刻では布字という)は出来上がりの印稿とは逆文字に描くのですが
筆のところにある字入れされた印材の向かって左の字が壽
右側には三つの字が配置されます
上から 比 金 石

この印稿の面白いところは 壽という一字を大きく画き
比金石という三つの字を合わせて一つの字体のように見せているところ
今回は字の線を赤く発色させるために 字の周りを刻って字体を浮きだたせる
朱文という手法で創ります

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今回も陶印の字入れを同時進行で作成しました
同じ文言を朱文で刻ります
陶印の意匠も決めてあります
さて うまく出来上がるでしょうか

お楽しみはこれからです

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by hayatedani | 2015-02-22 23:17 | 篆刻・陶印・書 | Trackback | Comments(0)

鉄瓶とアラジンと寒い朝 そして魯山人の陶印

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寒い日曜日の朝
今年初めて アラジンに火を入れました
ほんのりブルーフレームが安定した後で
鉄瓶に水を入れて天板に乗せます

う~ん 良い景色
冬の寒さも これで大丈夫です

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しばらくすると シュンシュンという気持ちの良い音がして
白湯が湧いたことを知らせてくれます


午前中は陶芸教室
今日の作品は
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陶印 北大路魯山人 摸刻「静観」

本歌の印影はこちら
右側の印影を参考にして左の印材を刻りました
これを見ると 字の周りを掘り下げて字を朱色で表現する「朱文」で創られています
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私が創った陶印はこれを白文(字を彫り込んで白く表現する)で作成しました
印材は石なのか陶印なのか どんな形をしているのかも解りませんが
陶印で創るなら 魯山人らしさのある意匠にしたい
そう思いました
そして考えたデザインは
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糸巻き模様の陶印です
魯山人が向付によく使った意匠です
名づけるなら「白磁いとまき文陶印」とでも言いましょうか

少しは魯山人の陶印らしくなったでしょうか
褒めて?
いやいや魯山人のことですから 思いっきり酷評でしょうね きっと
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by hayatedani | 2014-12-14 21:52 | 古いもの | Trackback | Comments(6)

金彩模様の陶印

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「浮生若夢」の陶印が完成しました
紅志野の釉薬に赤と緑の紅葉を描き
その上から金彩を塗しました

これまでの記事はこちら
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この金彩模様
光にかざすとキラキラ輝いているのですが
真上から見ると どうも金彩というよりも銀やグレーのように見えなくもない
もう少し綺麗に輝いて欲しいと思うのですが

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紅志野の色合いと金彩の色合いにあまりコントラストが無いことが原因なのでしょうが
まぁ こうやって写真に撮るとそれなりに綺麗なので
これで良しとしましょう

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そして こちらの7寸皿の上絵も焼き上がりました
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上絵の具を乗せた状態では これは上手くいかないのでは?という意匠でしたが
焼き上がってみると 赤も緑もなかなか渋い色に発色していて
これはこれで 面白いデザインのお皿になったと思います

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表ののっぺりとした茶色い焼き上がりに比べ
裏は備前らしい緋色がでています
本来は表もこのような緋色が出てほしかったのですが
薪で焼く登り窯ならこのくらいはと期待していました

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このムラのある赤絵も かえって模様のように見えて面白い
器のイメージがワンランクアップした印象
これなら日常の器として愛着を持って使えそうです

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by hayatedani | 2014-12-07 23:11 | 篆刻・陶印・書 | Trackback | Comments(2)

魯山人がしたことは

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秋の登り窯の結果はどうだったの?って聞かれても
BLOGに発表が無いということは
自分の思惑通りにいかなかったってことなんです

備前の7寸皿を引いて これは緋色が綺麗な焼締めの器になるぞっていう
大きな期待は 見事に裏切られ
備前の焼き締めは ただの松灰のかかった茶色いお皿として窯から出てきました

周りの反応もいまひとつ
「使い勝手がよさそうですね!」なぁんていう慰めの言葉も耳に入りません

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しかしつまらない器になった
こうなったら日常の器として 使い倒してやる そう思ったのですが……


北大路魯山人の作品には 焼き損じた器をどうにかして自分の好みの器にしようと
試行錯誤の器が意外と多い気がする
有名な銀彩の向付など 緋色の出ない面白くもない備前の器を
銀彩や上絵で再生?した そんな穿った見方もしてしまう

この茶色い器に上絵を描きました
魯山人がしたように なるべく大胆に
青く見える線は 焼き上がり緑色に発色する予定です


そして こちらは陶印です
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酸化鉄で紅葉を描き 紅志野の釉薬をかけて焼きました
今日はその上から緑と赤の色絵で もみじを書き足します
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「浮生若夢」
浮生(ふせい)は夢の若(ごと)し
人生は夢のように定まりがなく、はかないさま。

最後にその上から、筆でたたくように黒っぽい釉薬を乗せました
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この黒っぽい釉薬は金彩です

紅葉が舞う晩秋の季節
金彩の嵐が吹き抜ける そんな情景が表現できたらと思って

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by hayatedani | 2014-11-23 23:47 | 陶芸 | Trackback | Comments(4)