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篆刻日和

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朝から曇りがちで 時々雨粒も降ってくる
こんな天気の日は「篆刻日和」…かも

晴耕雨読の例えから言えば、私の場合は「晴走雨刻」とでも言いましょうか
晴れた日には自転車やバイクに乗りたい
雨の日は篆刻や陶印創りに勤しんで

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そんな篆刻日和に、今日は布字を行いました

印材に印稿を反転させて書くことを布字(ふじ)と言います
大きいのは6センチ角の青田石の印材
小ぶりなのは4センチ角の陶印の素焼きです

墨で黒く塗りつぶした印面に、朱墨で布字を行いました
逆字で描くのはけっこう大変
集中を切らさないように、丁寧に書きました

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青田石の選文は「任運」
運を任せるという意味

3つの陶印はいずれも「春」の句です
右から「春山如笑」「草木萌動」「恵風和暢」と書いてあります
今回の陶印は、表に3つでひとつの春の模様を描きたいと思っています
選文の意味と、印材の意匠をコラボ出来る
陶印だから出来る表現です
まだまだ先は長そうですが

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by hayatedani | 2017-07-23 20:53 | 篆刻・陶印・書 | Trackback | Comments(4)

梅雨はあけたか!

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美術館に行きたい!って
定期的に思いが募る

今日は3連休の初日です
朝から夏の日射しが照り付けていた
さあぁ 出かけるぞぉ

中央線に乗り、吉祥寺で井の頭線に乗り換えて神泉まで
伊万里を見に戸栗美術館へ
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戸栗美術館は古伊万里の収集展示では一級の美術館
でも 何度も出かけているので何が置いてあるのか ちょっと想像できてしまうのが難点
だから出かける前の期待度はそれほど大きくないのですが
いつも出かける度に「来てよかった」って思わせる美術館なのです
過去の展示で見たことのある器もあるのですが、初見のキラッと光るいっぴんが2~3点
展示されているのです
戸栗美術館で伊万里のいっぴんを眺めていると
「伊万里って良いなぁ~」っていつも思います

そして戸栗美術館の松濤から歩いて駒場東大前へ向かいます
井の頭線で一駅
散歩がてらに街歩きするのには良い距離です
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途中で旧タイプBMWのオートバイを見つけました
整備の行き届いた現役の旧タイプ
黒に子持ち罫線で白いストライプが手書きで描かれている
よいなぁ 密かに私も欲しいバイクです

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井の頭線の駒場東大前を抜けて、日本民芸館へ
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1936年に開館した木造の本館
1983年に鉄筋コンクリート造の新館を背後に造って、中で合体させているが
本館の入り口でスリッパに履き替えて
最初に感じるのは、この木造の建物の「匂い」
この戦前に建てられた建物自体が美術品なんですね
暑い昼下がり
クーラーなんてありませんが、入り口でしっかりとした作りの
団扇を借りて、扇ぎながら展示品を見て廻ります

雰囲気のある木製の骨組みの展示ケース
黒光りする板張りの床
設えている木製のベンチに座り、富本憲吉やバーナードリーチ
濱田庄司や芹沢銈介の作品を見ていると
この建物の中で柳宗悦を中心とした民芸派の仲間たちの息吹が
聞こえてくるような気がします

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by hayatedani | 2017-07-15 23:46 | 美術館 | Trackback | Comments(0)

カタクチ作成

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私の通っている陶芸教室で、ちょっと前にTBSドラマ『あなたのことはそれほど』の撮影がありまして
私の座ってる隣の席で、主演の波留さんが座って作陶していたって聞くだけで
隣にいるわけではないのに、ちょっとドキドキしてしまう

今日の陶芸教室で、陶芸体験のカップルがドラマの撮影時の話を先生から聞いて
嬉しそうに盛り上がっていて、波留さんが轆轤を回していた場所で記念撮影してました

こういうことで陶芸に興味を持ってもらい、教室の会員さんが増えたらいいなと思います
何しろ私が入会した10何年前に比べて、会員の平均年齢が確実に上がってきている
これって若い人が入ってこないからなので、陶芸に興味を持つ人が減っているだけでなく
会費を払っていける経済力が無くなってきているからなのかもしれません

今日は磁器土で片口を創りました
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轆轤引きした後で高台を削って、口元を付けました
このあとイッチン書きで模様をつけようと思っています
イッチン書とは泥漿をスポイトに入れて、デコレーションケーキに名前を入れるような要領で
模様を入れる技法
素焼き後は染付で仕上げ
今から模様を考えます

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by hayatedani | 2017-07-09 22:22 | 陶芸 | Trackback | Comments(4)

リニューアルで登場…KING SEIKO CHRONOMETER

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KING SEIKO CHRONOMETER Cal.5626
以前BLOGにアップした時計です
以前の記事はコチラ KING SEIKO CHRONOMETER

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ビンテージの機械式時計が好きで、いくつか集めているのですが
それらの時計は基本的には皆中古品
中古品というからには、以前にその時計を所有していた人がいたってことなので
よく言えば、その人の歴史を引き継いでいるとも言えなくもない

でも、そいうい他人の気配がいやで 中古品が苦手という人は多い

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キングセイコーの純正尾錠
立体的な造形が素敵です
こちらは新品を設えました


江戸時代の伊万里焼やら、80年前のオールドノリタケやら
古い陶磁器が好きな私は、それが何処の誰が使っていたものであろうと
その器が持つ魅力に魅せられたいるので、まったく気になりません
それはビンテージの時計でも同じことなのですが

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このキングセイコーの裏蓋には、企業名と前の所有者の名前が刻まれていました

今から40~50年前
時計はよく勤続○○年表彰などの記念品として贈り物になりました
これは日本だけでなく、外国でもそのような使われ方をしたようです

前の所有者がどのような人かなんて、まったく興味はないのですが
それはどこの誰かがわからない場合であって
このように企業名や個人名が日本語で刻まれている場合は、ちょっと複雑
「遺品」という言葉も頭によぎる

どうせ裏蓋なんて、腕に巻いてしまえば全く見えないし気にならないって
自分に言い聞かせていたのですが
実は ちょっと引っかかっていたのです

そのしがらみを綺麗に断ち切る方法を発見した
裏蓋を作ってしまえ
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少しお金を使ってしまったのですが
裏蓋をガラス張りのスケルトンに変えました
現在売られている新品の機械式時計には、このようなスケルトンの裏蓋がよく使われています
当然、中身の機械を常時見て楽しむことを目的として採用されている
でも私の1973年式のキングセイコーのように、この時代にスケルトンの裏蓋を採用している
メーカーはありませんでした
当然一品もので、時計の職人さんに実物を送って作ってもらいました

結果大満足
自動巻きのローターがくるくる回る様子や
テンプが振動(Cal.5626 28800振動 8振動/秒)
する姿を見ていると、機械式の時計のムーブメントが
まさに生きているように感じられて、興味が尽きません

でも、腕に巻いたら やっぱり見えなくなってしまうことは
前と同じなんですが
ちょっとスッキリのわたくしでした
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by hayatedani | 2017-07-01 22:53 | 時計 | Trackback | Comments(4)