<   2016年 10月 ( 6 )   > この月の画像一覧

秋の盛りの登り窯焼成

f0126896_18333196.jpg

昨日までの雨も上がり
今日は秋の登り窯焼成の窯出しに行ってきました

f0126896_18335013.jpg

いつもならこの時期、紅葉が真っ盛りなのですが
今年はあまり寒くなく、寒暖の差が少ないせいか
紅葉せずに枯れてしまっている木々も多いのです

今年の紅葉ははずれ年かもしれません

f0126896_1834821.jpg


さて いよいよ窯だしの始まりです
まずは一の間
ここは一番温度が上がる部屋
信楽の焼き締めが入っています
f0126896_18342339.jpg


二の間です
ここは備前焼き締めが多く入っています
入口から見ても 作品の出来の良さが窺えます
f0126896_18343653.jpg



三の間です
こちらは釉薬をかけた作品の部屋
辰砂や染付、青磁や唐津など
私の唐津もこの部屋に入っているはず
出来はどうでしょう
f0126896_18345322.jpg


窯だしが終わった作品の数々
皆良い出来です
f0126896_183594.jpg


私の唐津の6寸皿
どうでしょう 出来は
少し釉薬がきれいに溶けすぎていて、風情に欠ける唐津ですが
f0126896_183962.jpg

f0126896_1835378.jpg

窯場は一之瀬という高原地帯にあります
日が高くなるにつれ、高原らしい爽やかな風が吹きぬけます
こんな日に好きな陶芸に興じられるって
なんて幸せなんでしょう
f0126896_18361436.jpg


ところでわが愛車
オデッセイRA6
今年で16年目の車なんですが、いよいよ明日新しい車が我が家にやってきます
走行は88000キロ
いろいろな思い出を作ってくれました
今日の窯出しが最後のお勤めです
最後まで頑張って走ってくれて アリガトね
f0126896_18362954.jpg


f0126896_18365431.jpg

[PR]
by hayatedani | 2016-10-29 19:44 | 陶芸 | Trackback | Comments(4)

渦福の器

f0126896_14583810.jpg

「福」という銘が高台に描かれています
「福」の字の「田」の部分が渦を巻いたように描かれていますが
これを通称「渦福」と呼んでいます

f0126896_14595160.jpg

古伊万里染付柴垣桜文 蓋茶碗
時代は17世紀末から18世紀前半 江戸中期に制作された蓋茶碗です

f0126896_14585099.jpg


器全体に細かい縦線を描き、竹を表わす横線で柴垣を表わしています
その上から桜花文を散し、口縁に描かれているのは雪輪模様でしょうか
器全体で早春の景色を表現しています

直径は12センチ 高さ9センチほど
少し大きめの堂々とした蓋茶碗です
f0126896_1459391.jpg

f0126896_1459169.jpg


伊万里は時代が古いほうが染付の絵付けが繊細です
桜花も雪輪模様も、呉須のダミの濃淡を上手く使って
情緒のある絵付けがなされています

伊万里焼というのは1610年代に有田で焼成が始まり
日本で初めて焼成された「磁器」であり、高級品でした
ユーザーは庶民では無く、当初から大名や豪商に使われていたもの
江戸時代後期になってようやく庄屋など一般庶民に普及しましたが
当然作りは数を作る後期のものより、古い伊万里の方が絵付けも丁寧に創られました
時代が新しいものより古いモノの方が技術が優れている
すべての日本の伝統芸術のように

f0126896_14592936.jpg

高台には渦福の銘
これがあることで、ある程度の製作年代が解ります
f0126896_14594084.jpg



そしてもう一つの蓋茶碗は色絵です
f0126896_1511659.jpg

染付金彩若松文蓋茶碗

染付で丸文を描き 余白には金彩で松葉を描いています
松葉の端には赤絵を控えめに施し
金彩を締めています
f0126896_1504293.jpg

こちらにも高台には渦福の銘
江戸時代中期に制作されたことが解ります

f0126896_1501373.jpg

金彩と染付 そして控えめな赤絵
何処にも破たんの無い美しい絵付けです

f0126896_15003.jpg
f0126896_1502313.jpg

見込みには染付で五弁花が描かれています
また口縁の内側には赤絵で縁書きされた金彩の格子文が
何処にも手抜きが見られません
f0126896_151349.jpg

300年前の江戸の陶工が腕を振るった伊万里の器
どんな人がこれを描いたのだろうと 器を見ながら想像が掻き立てられます

f0126896_1512554.jpg

[PR]
by hayatedani | 2016-10-23 15:43 | 古伊万里 | Trackback | Comments(0)

Here comes the sun

f0126896_19232060.jpg

久しぶりの秋晴れです
明日も晴れれば、天気の良い週末は2か月ぶりだそうです
太陽の光が眩しい
こんな日は 朝から寝てなんていられない

f0126896_19233688.jpg

コントラストのはっきりした太陽の光のなか
お山の鎮守さんには爽やかな風が吹き抜けます

f0126896_19235131.jpg

バイクに乗っていると 季節の移ろいを肌で感じられます
いつの間にか秋の空気感
山間部は少し寒いくらい

f0126896_192458.jpg

奥多摩湖をひと回り
小さなコーナーを右に左にヒラヒラと
気が付くと薄ら汗をかいていました

f0126896_19241813.jpg

こんな素敵な休日の過ごし方
オートバイとの素敵な生活

f0126896_19243173.jpg

[PR]
by hayatedani | 2016-10-15 19:59 | 未分類 | Trackback | Comments(4)

多肉を枯らすオトコ

f0126896_2133251.jpg

リトープスを枯らしてしまいました
ショック!

けっこういい加減に育てていたのですが
それなりに開花したりして、調子に乗っていました

夏の間は休眠するというので断水していたのですが
8月から9月の2か月間 水を与えていませんでした
なんだか小さくなったなと思っていたら
みるみる枯れだした

こうなるといくら水を与えても後の祭り
こんな姿に

f0126896_2134763.jpg

前の写真を見比べると、こんなに大きかったのですね
だんだん小さくなっていて、気が付きませんでした
ごめんなさい

f0126896_2141765.jpg

枯らしてしまったリトープスの代わりに、今日新たに買ってきた個体
トップレッドの網目模様が綺麗です
「Lithos]とはギリシャ語で「石」という意味
リトープスとは「石」に似たという意味だそうです

f0126896_2143967.jpg

もう一つのトップレッドは模様が薄め
これも赤い窓が綺麗!

今度は大事に育てます
でも水のやりすぎでも枯れるんですよね これ
[PR]
by hayatedani | 2016-10-09 21:45 | Botanical | Trackback | Comments(4)

侃々諤々(かんかんがくがく)

f0126896_21221471.jpg

Figural Salt Pepper Shaker Russian Boy Lusterware by noritake 1920s
侃々諤々 何を話しているのでしょう?
思えば1920年代に愛知県で生まれて アメリカに渡り
アメリカ人の家庭で80年余の間 暮らして来ました 
縁あってこのたび日本に里帰り
いろいろありましたねぇ~ とか

f0126896_21222980.jpg
f0126896_21224293.jpg

ロシアの民族衣装を纏った少年の姿をしたsalt & pepper shakerです

アールデコの時代
アメリカでデザインされ、ノリタケで製造されました
ラスター彩と呼ばれる金属的な光沢が出る釉薬で焼成されています
アールデコの雰囲気が良く出ています

f0126896_21225468.jpg
f0126896_21231714.jpg



底の穴にはコルク栓があったのでしょう
ノリタケのマークをプリントするスペースが無いため
メイド イン ジャパンのスタンプのみが押されています
f0126896_21233333.jpg
f0126896_21234548.jpg

日本のNoritakeの職人さんの技が冴える
素敵なCondiment

f0126896_21235931.jpg

[PR]
by hayatedani | 2016-10-08 22:02 | オールドノリタケ | Trackback | Comments(0)

色絵唐子金彩唐草文八角向付

f0126896_19225276.jpg

色絵の古伊万里八角向付です
器全体を赤絵で塗りつぶし、金彩の唐草模様を散らして
色違いの唐子図を四面に描いています

f0126896_1923155.jpg

時代は江戸時代後期の作ですが
細やかで手の込んだ絵付けがなされ、とても上手の作行きです
直径10cm 高さ7.5cm

f0126896_19232756.jpg
f0126896_19233863.jpg

色絵が施されている外側には、染付の絵付けは一切されていません
内側の口縁には染付で、桃と壽文が描かれ
口縁は金彩で縁取りされています
f0126896_19234947.jpg

見込みには染付で麒麟文が描かれています

f0126896_1924319.jpg

高台周りには赤絵で二重線とご覧のギザ模様
この絵付けがすべて手作業で行われていることが驚きです


f0126896_19241566.jpg
f0126896_19242732.jpg

舞い踊る唐子が生き生きと描かれています
江戸時代の陶工の技が冴えます
f0126896_19244272.jpg
f0126896_19245319.jpg

[PR]
by hayatedani | 2016-10-01 20:12 | 古伊万里 | Trackback | Comments(4)