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第6回東京蚤の市 at 京王閣へ

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東京蚤の市 今回で第6回目の開催
毎回 回を重ねる度に規模が大きくなっている気がする
本当は昨日の土曜日に出かけるつもりでしたが
雨でしたから

さぁ 会場の雰囲気をお楽しみください
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何しろすごい人
前回開場時間の10時を目指して出かけたのですが
入場前から周辺道路まで長蛇の列
今回は会場時間をずらして 11時30分ごろ入場
すんなり入れました

でも会場は結構な人だかりです
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この蚤の市の特徴は 全体的に西洋骨董が中心
あとキッチン雑貨や木工品、家具
和ものが少し

そんな出店が多いためか いつも神社で開かれる骨董市に出かける人と歩いている人種が違います
骨董市の中心は中高年のおじさん おばさん お祖父さんお婆さん それと外人 
ところが この蚤の市は若い子が中心
特に女の子が多い そしてお洒落なカップルも
外人は不思議にまったく見かけなかった(少なくとも西洋人は)

物を見る基準は「かわいい」かどうか
行ったことはないが フランスの蚤の市のような雰囲気を狙っているのでしょうか
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こんなビンテージカーも売っています
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シトロエンGSクラブ
お値段は98万円
案外安いなぁと思うでしょう
でも このGSはシトロエン得意のハイドロニューマティックという独特のサスペンションを持っていて
これが良く壊れます
買った値段以上のメンテ費用を覚悟して乗らなければなりません

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こちらはルノーキャトルですね
構造がシンプルな分 メンテ費用はこちらの方がかからないかも
もちろんエアコンなんてありません

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この蜜蝋で磨き上げられた板を買いました CO+FEというお店
何に使うのか お店の人に聞いたら
チーズなどを切るときに使うまな板として作ったそうです
器なんかを乗せても可愛いかと思いまして

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それで私は何を買ったかというと
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数少ない和ものを扱っているお店で買いました
この蚤の市に出かける若い子には 伊万里染付など人気が無いようで
蕎麦猪口と覗き猪口が目につきました

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[古伊万里染付蓮弁文覗き猪口 1700年代後半]


この猪口
しっかり江戸時代中期はあります
通常、骨董屋さんの値段では どちらも桁が一つ違うくらいの値段
ところが 裏の値段シールを見てびっくりした

こんなに安くて大丈夫?
一瞬 中国製の贋作かと疑いましたが
どう見ても本物のよう

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[古伊万里染付桜花文猪口 1700年代後半]



お店の人に恐る恐る聞きました
「この器は古いものなんですか?」って骨董素人を装って
お店の人の答えは はたして「江戸中期のものです」
思わず値段を確認して しっかり2つゲットしました

なんでこんなに安いんですか などど無粋なことは言いません
なんか 久しぶりに良い伊万里を買いました
こんなことってあるんですね

蚤の市 最高!

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by hayatedani | 2014-11-30 16:24 | クラフト | Trackback | Comments(4)

AnkerとMoeris

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Anker Civis 17Rubis

アンカーという時計はドイツのメーカーのようである
高級か?と言われれば それほどでもないらしい
それはケースのつくりなどをみても伺える
60年代のスタイルを持っているが
実際はそれよりもう少し若いかもしれない
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でも このダイヤルが可愛らしい
針は繊細で先端が太くなっていて夜光塗料が乗っている(もちろん今は光りませんが)

日付の窓は台形で 赤い数字が覗いている

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ムーブメントにAnkerの表示はない
この機械を作ったメーカーの情報はどこにも記されていないので
このムーブメントは汎用品で あまり高価な機械ではないことが解ります

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機械はOHしたので いまのところ精度に問題はありません
雰囲気はなかなか良いのですが インデックスが繊細でいかにも女性的な風情
これは私が着けるより奥様の方が似合うのではと考えた
ケースサイズは竜頭を入れて33mm
ボーイズサイズですので 女性が着けても似合います

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黒いベルトをブラウンの皮ベルトに替えて
奥様に差し上げることにいたします

はたして 喜んでくれるでしょうか
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そして Moerisの手巻き時計です
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Moerisという時計メーカーはもうありません
今あるモーリス ラクロア MAURICE LACROIXというブランドとは別会社
セイコーが作ったクオーツ時計が世界中を席巻したため
あえなくMoerisのようなスイスの中堅メーカーは姿を消したようです

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これからの時代は電池で動く水晶発振のクオーツ時計が中心になると踏んだ世界のセイコー社は
機械式の時計の生産を止め クオーツ中心の商品構成に切り替えました
1969年にセイコーが開発したクオーツ時計「アストロン」は当時45万円もしたそうです

そして時代は流れ 40年経ったいまではクオーツ時計はコストダウンが進み
千円で買える安価な時計の代名詞になりました

クオーツを作ったセイコーは 売り上げを伸ばしましたがブランド力を失い
機械式を捨てなかったスイスの名門時計メーカーは
高付加価値の高級時計メーカーとして いまではわが世の春を満喫しています

高級時計の代名詞が また機械式時計になることを
はたしてどのくらいの人が予想していたことでしょう


このMoerisの時計
ケースは20㍈の金張りです
60年代当時は きっと高かったでしょうね
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作られてから50年という時代を潜り抜けてきた
その時間がこの時計の雰囲気を創り上げました
職人さんの息吹が聞こえてきそうです


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by hayatedani | 2014-11-29 13:55 | 時計 | Trackback | Comments(2)

魯山人がしたことは

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秋の登り窯の結果はどうだったの?って聞かれても
BLOGに発表が無いということは
自分の思惑通りにいかなかったってことなんです

備前の7寸皿を引いて これは緋色が綺麗な焼締めの器になるぞっていう
大きな期待は 見事に裏切られ
備前の焼き締めは ただの松灰のかかった茶色いお皿として窯から出てきました

周りの反応もいまひとつ
「使い勝手がよさそうですね!」なぁんていう慰めの言葉も耳に入りません

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しかしつまらない器になった
こうなったら日常の器として 使い倒してやる そう思ったのですが……


北大路魯山人の作品には 焼き損じた器をどうにかして自分の好みの器にしようと
試行錯誤の器が意外と多い気がする
有名な銀彩の向付など 緋色の出ない面白くもない備前の器を
銀彩や上絵で再生?した そんな穿った見方もしてしまう

この茶色い器に上絵を描きました
魯山人がしたように なるべく大胆に
青く見える線は 焼き上がり緑色に発色する予定です


そして こちらは陶印です
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酸化鉄で紅葉を描き 紅志野の釉薬をかけて焼きました
今日はその上から緑と赤の色絵で もみじを書き足します
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「浮生若夢」
浮生(ふせい)は夢の若(ごと)し
人生は夢のように定まりがなく、はかないさま。

最後にその上から、筆でたたくように黒っぽい釉薬を乗せました
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この黒っぽい釉薬は金彩です

紅葉が舞う晩秋の季節
金彩の嵐が吹き抜ける そんな情景が表現できたらと思って

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by hayatedani | 2014-11-23 23:47 | 陶芸 | Trackback | Comments(4)

Across the Universe

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自分ではストレスに強い人間だと思っている
でも 帰りの通勤電車に揺られながら目を瞑っていると
いろいろな面白くないこと 不平不満が頭をよぎる

これってストレス感じている証拠?
自分ではそう思っていなくても
頭や体が反応してる

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秋らしい一日
紅葉を探してバイクを走らせていると
コントラストのはっきりした景色の美しさ 
澄んだ空気の心地よさ

こんな時の気持ちは
心から頭や体が喜んでいることが解る

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お気に入りの紅葉ポイント
色づいてはいるが あと冷え込みが1週間続くと萌えあがるのかな
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こんな景色のなか トコトコバイクを走らせる
光と影と少し冷たい空気と巻き上がる枯葉
素敵な季節
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また来週来ようかな
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by hayatedani | 2014-11-15 17:25 | 風景・建物 | Trackback | Comments(4)

ENICAR ROTOR AUTOMATIC

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土星マークのエニカ
ENICAR ROTOR AUTOMATIC 25jewels

時計なんかに興味のない最近の子は
時計は電池で動くものっていうのが常識のよう

先日 親戚の集まりがあった時に
従妹がレディースのロレックスをしていて 最近調子が悪いと言って
しきりに腕を上下に振って 自動巻きのゼンマイを巻くしぐさをしていた時
30代の娘が言うには 「おかあさん それは電池が切れかかっているからよ」っていうのです
従妹が「この時計は自動巻きだから電池は入っていないの」というと
自動巻き? なにそれ?

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とんねるずに高級腕時計を買わされる心配のない我々庶民には
世界の高級ブランド時計が 皆機械式の自動巻き時計だといってもピンとこない
だって 時計は正確な時間が解ればよい道具
なんでわざわざ高いお金を払って 腕を振らなきゃ動かない時計を買わなければならないの?

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でも アナログの中年オヤジには 機械式の時計が持つ小宇宙のような世界観に魅せられる
安サラリーマンの私には 新品のパティックやロレックスを買うことはできないが
その何百分の1のコストで こんな雰囲気のある機械式の自動巻き時計を手に入れることが出来る

60年代のエニカは当時でも高級スイス製時計 というわけではなかったようだが
この こ熟れた三針時計の雰囲気はとっても素敵
リザードの時計ベルトにもマッチしていて 腕にしていても見とれてしまうほど


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エニカ ウルトラソニック 21jewels

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こちらのエニカは手巻きのムーブメントです
毎日手で竜頭を回してゼンマイを巻かないと動きません
電池を入れれば動き出す時計ではありませんが これでも50年間生き残ってきました

今どきのクォーツ時計が50年後どれだけ残っているのでしょうか

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エニカの土星マーク
アポロ計画に沸いた60年代の匂いがするデザインですね


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by hayatedani | 2014-11-09 20:40 | 時計 | Trackback | Comments(2)

懐かしいあの人と

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秋晴れの3連休最終日
朝7時に携帯が鳴った相手は 会社の先輩Aさんでした

定年退職した後は 悠々自適の毎日を 奥さんの実家がある岩手で過ごしているAさん
オートバイの楽しさを教えてもらった大先輩です
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思えばAさんとは 若いころからよく2人でいろいろなところにツーリングに出かけた
自動二輪の免許を取って初めて買ったバイクが ホンダのGB250クラブマン
AさんはBMWのR100RSという1000ccの大型バイクに乗っていて
私の250ccではついていくのがやっと 
そんなツーリングでも バイクに乗ることが楽しくてしかたがなかった

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そんなAさん
時々東京に戻ってきても なかなかツーリングに出かける機会はありませんでした

久しぶりのツーリングに乗ってきたAさんのバイクは またまたBMWの1200ccのオートバイ
私のW650と交代で運転しましたが
さすがにW650の2倍近い排気量のバイク
パワーも加速も段違いでした

Aさんの後ろを走っていると あの若かったころ2人で出かけたツーリングの風景が
オーバーラップします
あのころと同じようにバイクで走っていても
あのころとはいろんなことが違う日常で暮らしている

秋晴れの中 AさんのBMWを追いかけながら
こうやってまた一緒にバイクで走れる そんな幸せを感じました
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ちなみに 普通の田舎道を走っているかぎりは
私のW650の方が快適でした
BMはパワーがありすぎて 少しギクシャクした走りになりがち
固いサスペンションに お尻が痛くなってしまった

でも高速に乗ったBMWは なんとスムーズなことか
必要な時に 必要なパワーが不安なく出せるバイク
やはり高速を使ったロングツーリング向きに創ったセッティングのようです

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なんだかとっても楽しかった秋の1日
また出かけましょうね Aさん
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by hayatedani | 2014-11-03 19:31 | オートバイ・自転車・クルマ | Trackback | Comments(3)

浮生若夢を刻る

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3連休初日は雨模様のスタート
晴耕雨読ではないが
私の場合は晴走雨刻の場合が多い

走はオートバイ 刻は篆刻のこと

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「浮生若夢」
浮生(ふせい)は夢の若(ごと)し

人生は夢のように定まりがなく、はかないさま。という意味

出典は唐時代 李白(春夜宴諸従弟桃園序)

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印稿から石の印材の印面に字入をします。
石に墨を塗り、筆で印稿をもとにして朱墨で左字〔逆字〕に書きます。
これを布字と言います。
鏡に印面を写しながらの作業
これがなかなか難しい
印材の大きさは6cm×6cm


そしてこれは
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印材は磁器土です
そう 陶印です

印材が石だろうが磁器土だろうが布字のしかたは同じ
墨を塗った印面に逆字で描きます

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選文は「静観」
作者は 北大路魯山人です
本歌は朱文で創られているようですが
こんな細い線を朱文で刻る自身がありません
でもって 今回は白文で挑戦です

魯山人の摸刻はこれで三作目なんですが
篆刻の決まり事がことごとく無視されていて
まるで魯山人の筆走が直に感じられるよう
こんな小さな世界にも魯山人の宇宙が広がっている

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6cmの印材は 次の篆刻教室で先生の添削を受けます
先生の手が入ると 印字がきりっと締まります
そのあとに いよいよ印材を刻ります

老眼に鞭打つ日々は続きます
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by hayatedani | 2014-11-01 22:07 | 篆刻・陶印・書 | Trackback | Comments(6)