<   2013年 11月 ( 8 )   > この月の画像一覧

MOERISとCYMA

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CYMAFLEX Navystar Date manual wind 1970~

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1862年スイスで設立されたCYMA
これは70年代のCYMAFlex navystarというモデル
英国軍のミリタリーウォッチを製造していたことでも有名なCYMA
NAVYSTARという名称も ミリタリーっぽくて良いですね

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文字盤には若干の腐食が見られますが、全体的に漂うビンテージ感は素敵です
プラスティックの風防にはカレンダー部にサイクロプス・レンズがついています
このレンズも今の時計では見られない意匠
ビンテージらしさを感じます
日付の早送り機構はついていませんので、合わせるには針を回す必要があります
面倒なので そのまま
黒と赤の数字が交互に入れ替わります

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そして

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MOERIS: Manual wind 17Jewels 5振動 1950年代製 
Small Secondモデル

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MOERISは1893年にMoeri&Jeanneretという二人の人物によってスイスに設立された時計工房
このモデルの直径は33ミリ
今でいうとレディースサイズといってもおかしくない大きさですが
でも このクロームの輝きとインデックスのビンテージ感はとても素晴らしい
腕に付けた時の存在感も、本物の素材が60年という時間を過ごしてきて
身に着けた雰囲気を醸し出しています

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ムーブメントは自社製 10_1/2リーニュタイプ(機械径23.68mm)

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クォーツ時計が時計の価値をつまらなくする前の時代
スイスには珠玉の時計工房が数多く存在しました
その息吹を感じ取れる二つの時計です
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by hayatedani | 2013-11-30 23:31 | 時計 | Trackback | Comments(0)

natural color

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西新宿のオフィースから見る 新宿中央公園の紅葉が艶やかに色づいてきた

その景色を見ていると あの山間にあるモミジは色づいているのか
気になってしょうがない
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先週の週末は休日出勤だったので、時期を逃してしまったのではないかと
ずーと気にかかっていた

やっと今日 バイクで出かけてきました
はたして?

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うんまぁ~ 見事に色づいてくれていました
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この世の中で こんなにも綺麗な色があることが信じられません
自然が創りだした彩色
人の力は及びません

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赤と黄色と そしてその無限の中間色が
秋空のブルーにあいまって 輝いていました
誰に見せるでもなく

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………
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by hayatedani | 2013-11-24 23:34 | 風景・建物 | Trackback | Comments(2)

Paul in Japan !

小さなころから私がビートルズを聞いていたので
我が家の長男も熱狂的とは言えないまでも
かなりのビートルズ好きに育った
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その長男君がポールマッカートニー東京公演二日目のチケットを引き当てた
昨日の19日 親子でドームへ出かけてきました
Paul McCartneyに会いに

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NHKのSONGSでポールマッカートニー特集を見た印象は?
う~ん 71歳かぁ
やっぱり全盛期の声は出ていないなぁって
全盛期の生歌を聞いたことのないくせに
 
そんな印象でした

会社の上司からも 71歳のコンサート行ってどうするのぉ みたいな言われよう

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19時20分ごろから いよいよ開演
1曲目のエイト・デイズ・ア・ウィークが始まった時から
そんな戯言が瞬時に消えて
はじめて聞くポールの生歌に 思わず眼がしらが熱くなっってしまった

2曲目は新譜のセイヴ・アス
3曲目のオール・マイ・ラヴィング と約3時間弱のライブが始まりました

いやぁ 誰ですか 声が出ていないなんて言った人は
すべての楽曲が完璧に演奏され
ポールの歌声も全盛時と変わらぬ声量と音程(全盛時の声を聴いたことはないが)

そのあとは覚えているだけでも

Jet
ペーパーバック・ライター
(ここで私の奥さんに携帯電話で電話してポールの歌声もLIVE中継)

ちなみに会場は携帯での撮影はOKでしたので
堂々と携帯電話を使いました

ザ・ロング・アンド・ワインディング・ロード
恋を抱きしめよう
アナザー・デイ
アンド・アイ・ラブ・ハー

アコースティックギターでのブラックバード(完璧でした)

これも新譜の「NEW」

レディ・マドンナ
オール・トゥゲザー・ナウ
サージェントペパーズよりラヴリー・リタ

エヴリバディ・アウト・ゼアー
エリナー・リグビー
ビーイング・フォー・ザ・ベネフィット・オブ・ミスター・カイト

サムシングではジョージハリスンのウクレレを使って 最初はアコースティックバージョンから入り
次第に楽器が合わさっていく演出
ポールの歌声にジョージへの慈しみが感じられました

オブ・ラ・ディ、オブ・ラ・ダ

バンド・オン・ザ・ラン
ウイングス時代の楽曲も LIVE映えする名曲ですね

バック・イン・ザ・U.S.S.R.
ポールのギターに合わせて 大声で歌った

レット・イット・ビー
007 死ぬのは奴らだ

ヘイ・ジュードではお決まりのエンディングを 会場全員で熱唱
デイ・トリッパー
ハイ・ハイ・ハイ
I Saw Her Standing There

イエスタデイでは福島で被災された人に捧げますというポールの言葉
今月親友を病で亡くした私の奥さんに 携帯電話で再度LIVE中継
ぜひポールの歌声でイエスタデイを聞かせたかったのです

最後はメドレーで
アビーロードからゴールデン・スランバーズ/キャリー・ザット・ウェイト/ジ・エンドまで

こんな感じ


完璧な構成で 観客が求める楽曲を提供し
過去のノスタルジーだけでなく 新譜「NEW」を含んだ
今のポールが追及するサウンドを提案する

すべてにおいて完璧なコンサートを堪能しました
3時間に及ぶコンサートの最中に
少なくとも舞台のうえでは水さえも飲まず
30曲以上の楽曲を完璧にこなす Paul McCartney

一流中の一流のミュージシャンの仕事でした
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最後にポールが日本語で
「また会いましょう」って言ってくれた

また会いたいです
もう一度昨夜のような夢の世界を体験させてください!
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by hayatedani | 2013-11-20 22:06 | その他 | Trackback | Comments(6)

登り窯焼成作品 発表!

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秋の登り窯焼成の作品が焼き上がりました。
以前の記事はこちら
備前の角皿

綺麗にボタ餅といわれる 丸い模様が出ています
ただし、前回作成時の記事のように この模様は作為的に前もって作ったもの
割合上手く焼き上がっているのでホットしました。

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あらかじめ 松灰釉を型紙を使って吹き付けています
この角皿では粘土の段階で 土の表面を石を使って荒らしていますが
その凸凹感がうまい具合に松灰釉の「溜め」をつくって 緑色の発色を助けているようです

そしてこちらは 丸皿です
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紙皿を型紙にしてたたらを乗せ 手でモミモミして仕上げました
こちらの皿も 前もって備前の土に型紙を使い 松灰釉を吹き付けています
面白いのは こちらは土の表面を荒らしていませんので
角皿のような「溜め」のできた焼き上がりになっていませんね

でも これはこれで味のある焼き上がり
使っているうちに 器が育つ雰囲気があります
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登り窯焼成も もう何回目でしょうか
一作々ごとに 自分の思い通りの作品が少しだけ作れるようになってきた
そんな実感があります

次は来春 今度は何を創ろうか
あと半年 じっくり楽しみましょう
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by hayatedani | 2013-11-17 21:26 | 陶芸 | Trackback | Comments(2)

休日出勤と井戸茶碗

今日は午前中 休日出勤で会社に出た
せっかく休日に新宿に出たので
午後は会社から美術館に出かけた

お目当ては コレ

根津美術館

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場所は青山にある根津美術館
新宿から山手線で原宿まで出て 久しぶりに表参道をぶらついて
というより 人の波に流されながら青山通りに向かった
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久しぶりに歩く表参道は 古い建物がすっかり新しい建物に変わっていた
その中でも 見覚えある建物が残っていると 少しうれしくなる
それと 歩いている人が多国籍化していることに 少しビックリ
日本人のようでも 話す言葉が日本語ではない
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そして青山通りに出れば 目指す根津美術館はすぐそこ

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井戸茶碗とは 16世紀に朝鮮半島から渡来した高麗茶碗と呼ばれる茶碗の一種
桃山時代から江戸時代にかけて 詫び茶の世界で高い賞玩を受けている

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写真の井戸茶碗は「喜左衛門井戸」と呼ばれる国宝指定の茶碗です

もとは朝鮮の名も無き陶工が作った 日常使いの雑器
それも完品というよりは 少し失敗した茶碗だったのでしょう

かいらぎと呼ばれる 高台周りの釉薬の縮れ
大雑把な釉薬のかけ方
どれを見ても 陶工の狙った器の完成形とは程遠い

でも その普通とは違う景色に 当時の茶人たちが面白がって目をつけた
それが井戸茶碗なんです

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今回 多くの名物茶碗を見たのですが 実はわたし あまり感動しませんでした
申し訳ないですが

それは 私自身 茶の湯の経験がなく
茶器に思い入れが無いからだと思います

井戸茶碗は もとは朝鮮の陶工が作った日常の器 いわば量産品です
大きさや形や作行や釉薬の色味など とても似通っています
だから 茶道の嗜みが無い人が見ても どれも同じに見えるといっては言い過ぎでしょうか

国宝の井戸とそうでないものの差が解りずらい

そもそも井戸茶碗は その歴代所有者所縁のストーリーが茶碗の見どころの一つになっているようです
「ありがたみ」とでも言うのか

だから 光悦の創った茶碗などというアーティストの創ったものとは
根本的に違う鑑賞眼が必要なのでしょう

それでも 器自体の造形だけで無く、そのストーリーを鑑賞の観点にできる
日本人の奥行きの深さを再認識した展示会でした
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by hayatedani | 2013-11-16 22:22 | 美術館 | Trackback | Comments(2)

竹柏勁心の陶印

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竹柏勁心の陶印が焼き上がりました
以前の記事はこちら
http://hayatedani.exblog.jp/20755772/

「霜に萎まぬ竹や柏のように 強い心」

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イメージは夕闇の桜花と紅葉模様

呉須を全体に塗り込んで 夕闇をイメージさせています
その上から透明釉で本焼き
焼き上がったうえから上絵を施しました

向かって左は春の夜の桜模様を
右の半見には夕闇の中の紅葉を描きました
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春は桜が咲き 赤や黄色や金彩模様の紅葉が秋の到来を告げて…
時は流れ  すべてが変わらないようでも すべてが新しく生まれ変わる

Then we were new

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by hayatedani | 2013-11-10 21:42 | 篆刻・陶印・書 | Trackback | Comments(2)

Noritake Tree In The Meadow

油彩画を始めました

ではなくて
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Tree In The Meadowというパターンのオールドノリタケのセロリ皿です
横28.5センチ 縦13センチ
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Tree In The Meadowという絵柄はいくつかのパターンがあるようで
この絵皿は夕暮れか早朝の景色を描いているのでしょう
奥行きのある描きかたで 湖岸のすがすがしい景色が素敵です

手書きですので 個体ごとに描き方少しずつ違う意匠
金彩で縁取りしています
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皿の裏にはnoritake のロゴと前身の森村組のMマークが描かれています
年代は1921年~1933年まで使われたマークです
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そしてこちらのSalt and Pepper shakers
同じくTree In The Meadowパターン
こちらはイエローとライトブラウンで明るく景色を描いています
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topは金彩で大胆に設えて
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マスタードカップです
木とコテージをしっかり描いていますね
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バックスタンプは同じくMスタンプ
こちらは赤色で押されています
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どうですか
また趣のちがうTree in the Meadow pattern でしょう
1921年といえば大正10年
巷では着物姿が日本人の一般的な姿

その時代に このようなcondiment setや食器をNoritakeが作り続けていたことに
日本の窯業の底力を感じます

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This condiment set consists of two shakers and mustard jar with lid and spoon sitting on a tray. It is in the Tree in the Meadow pattern made by Noritake in the 1920s

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by hayatedani | 2013-11-04 21:30 | オールドノリタケ | Trackback | Comments(2)

北大路魯山人陶印 「陶」

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北大路魯山人 陶印「陶」の模刻が出来上がりました
前回までの記事はこちら
「魯山人陶印」

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半磁器土に呉須で罫線を入れ
透明釉で還元焼成です

最近 めっきり視力と集中力が落ちてきて
このようなふらついているような線しか引けなくなってきました
細かい作業を続けていると 手の震えが…
なんとも情けない
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魯山人の描く「陶」という字は
ちょっと見では とても陶という字には見えませんね
でも魯山人が描くと
いかにも陶人 魯山人の姿が見えてくるから面白い

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ちなみにこちらが魯山人作陶の本歌です
こうやって比べてみると
似せているようでも 私が作ったものは味わいがありませんね
自分の思い入れで描いたものと その字をただ真似て作ったもの
差がつくのはアタリマエですね

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そしてこちらは私のオリジナルですが
全体に呉須を塗り込んで 透明釉をかけています
今回はその上に上絵を描きます
イメージは薄暮の紅葉と桜模様
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桜模様を白絵具で描きました
そして半身には紅葉を散らします
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紅葉は赤と黄色、そして金彩で描きます

上手く焼ければ それはそれは綺麗な模様となるはずなんですが

さて…
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by hayatedani | 2013-11-03 22:08 | 篆刻・陶印・書 | Trackback | Comments(2)