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中国茶と作家の住まい

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秋らしい陽気が続きます
今日は篆刻教室のお仲間 Tさんがオーナーの吉祥寺ギャラリーKAIに出かけてきました。

「中国を楽しむ・知る・茶会」と題して
中国茶を楽しみながら 篆刻や二胡の演奏を楽しんで
売り上げは東日本大震災の募金に充てましょうという企画です

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実は 通っている篆刻教室の吉永先生が
篆刻の体験教室をコラボ企画として行うということで 出かけてきました

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様々な中国茶を試飲させていただきました
これは東方美人というウーロン茶です
とっても美味しいお茶でした

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茶器は自前の伊万里を持参
中国茶を飲むには 少し大き過ぎたようですが
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そして篆刻体験教室
一日3回のワークショップも大盛況です
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吉永先生の篆書作品「愛茶人」

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いよいよ二胡の演奏が始まります

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ムーンリバーから始まった演奏
バイオリンのようでもあるのですが、二胡のいかにも中国を感じさせる響きが
案外 洋曲にもマッチしていました
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天気が良いので 帰りは吉祥寺から三鷹の駅までブラブラ散歩
途中にある「山本有三記念館」
前から一度行ってみたかった
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建物は大正末期に建てられた本格的な洋風建築
作家 山本有三は1936年から1946年までここで暮らしました

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調度はアールデコですねぇ
ステンドグラスが美しい
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樹木の木彫りが見事に施された椅子
見事な手仕事です
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いかにも手で鍛えられた様子の鉄製の窓金具
こんな職人仕事の窓金具
今では作れる人はいないでしょう

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少し日差しで汗をかきましたが
良い休日の午後でした

来週からもう10月
秋の楽しみはこれから始まります
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by hayatedani | 2013-09-29 22:26 | 篆刻・陶印・書 | Trackback | Comments(0)

魯山人陶印

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2014年1月に、通っている篆刻教室の社中展が予定されています
もちろん篆刻作品がメインの社中展ですが
陶芸を趣味にしている私としては 陶器で創った「陶印」も出品しようと思っています

陶印はいくつか過去の展覧会で出品したこともあるのですが
せっかくだから新作を創って展示したいと思っています

その中で 前からやってみたいと思っていたのが「魯山人」の陶印の模篆
模篆というのは 言ってみれば写し
陶印を創るわけだから 印影はもちろん、印材の形・意匠もそれらしく創りたい

今日は図録から印影を写して 素焼きに布字しました
なんとか似させて描いてみたのですが

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「光風霽月以待人」 白文

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「陶」 朱文

下手なりに篆刻をかじっている身としては、魯山人の陶印を写していると
今習っている篆刻の決まり事が ことごとく無視されていることに気が付きます

世の篆刻の決まりごとに沿って篆刻をやっているわけではない! 
自分が美しいと思う字体を刻っているという 魯山人の思いを感じます

午後からは 素晴らしい秋晴れに
自転車に乗って近くの図書館に出かけました
芸術の秋……ですかねぇ~
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by hayatedani | 2013-09-28 21:40 | 篆刻・陶印・書 | Trackback | Comments(2)

エボシ岩が遠くに見える 涙あふれてかすんでる(チャコの海岸物語)

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今まで載せたことのない写真でスタート
今日は茅ヶ崎へ行ってきました

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ユーミンも学生の時にドルフィンに通う時に使った 相模線で茅ヶ崎駅へ

いいですねぇ 見知らぬ街をウロウロするときに感じる昂揚感
さぁ スタート

南口から高砂通りを海に向かって歩きます
右側に教会が見えたら 向かいの緑地の中に茅ヶ崎美術館があります

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高砂緑地といわれる林の中には こんなモニュメントがありました

なんでも 「オッペケペー節」で知られる明治の俳優、川上音二郎が愛妾の貞奴と暮らした別荘がこの地にあったとのこと。
住居跡といわれる井戸枠が松の木立の中に残っていました。

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お目当てはコレ
「魯山人の宇宙」
笠間の日動美術館で初めて見て
これで何度目でしょう

でもねぇ やってるって聞くと見に出かけたくなるんです
知らない街の散策もかねて

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茅ヶ崎市美術館に到着
ちょとモダンな建物
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2階はカフェになっています
展示を見終わったのがお昼すぎ
ここで昼食となりました
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注文したのはメンチカツバーガー

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ただのメンチカツではありません
あの開高健 お気に入りのお店だった 香川屋分店のメンチカツを使用しているとのこと

はたして とっても美味しいメンチカツでした
香川屋って 老舗のただのお肉屋さんみたいですけど
近所にあったら 絶対常連になること 請け合いです
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そして鉄砲道をひたすら歩き
右折してラチエン通りを海に向かって
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ラチエン通りは海に向かう地元サーファーの通り道
自転車にサーフボードを括り付けた
こんな姿が多数

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そして 開高健記念館に到着
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開高 健(かいこう たけし1930年12月30日 - 1989年12月9日)
その開高が住んだ実際の邸宅を記念館として開放しています
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開高の文机
部屋には大きな鱒のはく製がかかっていました
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開高さんは58才で亡くなったんですね
今の自分と ほぼ同年代
まだまだやり残したことが たくさんあったのでしょう
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茅ヶ崎の海はサザンも加山雄三も開高健も大好きな海

本日も是好日でした
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by hayatedani | 2013-09-22 20:12 | 風景・建物 | Trackback | Comments(4)

竹柏勁心

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竹柏勁心
「霜に萎まぬ竹や柏のように 強い心」

来年のお正月に 篆刻教室の社中展が予定されています
月一で教室に通っている身としては、来年の展示会まであと3回のお教室しかありません
先生も私の未熟さをよぉ~く お分かりになっておりまして
お手本を郵送していただきました

そのお手本から印稿を起こしました
もちろん吉永先生の補正済
なかなかかっこの良い印稿が出来上がりました

大きさは6センチ×6センチです

そして
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社中展では篆刻作品だけでなく 陶印を社中の皆さんで創って展示したら!
などと先生からご提案をいただきました。
今日の陶芸教室で 陶印の印材を大量生産
何とか社中展までのスケジュールに乗せようと 頑張っています

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もちろん10月下旬に予定されている登り窯焼成に向けた作品作りも進行中
備前の土で平向付を3枚創りました
たたらで伸ばした7センチ厚の粘土を 百均で買った紙皿にのせて手びねり
この 手で押した感が良いのです

最後に 先週1枚しか創れなかった角皿
今日はもう一枚たたらで創りました
さすが二枚目
手が慣れたおかげで 1枚目よりずっと速く出来上がり
葦模様を卦がいて 素焼きをお願いしました
今月はこれで終わり
素焼き後 備前に少し釉薬を塗します
to be continue ~
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by hayatedani | 2013-09-15 22:48 | 篆刻・陶印・書 | Trackback | Comments(2)

秋の登り窯の季節です

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暑い暑いといっても もう9月の第2週を迎えます
春と秋に行われる 陶芸教室の登り窯焼成
秋の焼成が10月下旬に予定されています

陶芸作品を完成させるには、週一回の陶芸教室では1か月ほどかかります
粘土をこねて 轆轤を回し 乾燥後に削りを行い整形します
素焼きをお願いして釉薬がけ
そして本焼き

10月下旬に間に合わせるには 少し遅いくらいです

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今回の登り窯焼成には 板皿を創ろうと思っていました
土は備前!
ここ2回ばかし 登り窯焼成では備前づいています

前は 焼き締めの器は 窯任せの焼き上がりで
あまり好きではなかったのですが
2回ほど使った備前の土が 気に入りました

言ってみれば 磁器土のようなしなやかさと
腰のある粘り
硬質で艶のある焼き上がりなどなど

こんな土を使わない手はありません
要するに 器の景色を窯任せにしなければ良い話
(ホントは備前はこの窯の炎色が魅力なんでしょうけど)

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ということで ただいま作為に満ちた備前板皿を作成中です
大きさは25cm×25cm
今日の予定は この皿を2枚創るつもりだったのですが
固めの備前土を菊練りしていて 腕が痛くなったので1枚で中止
来週 もう一枚創ろうと思います

さて どんな意匠になりますやら
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by hayatedani | 2013-09-08 22:50 | 陶芸 | Trackback | Comments(2)

人間国宝の日常の器

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富本憲吉(1886 - 1963)は北大路魯山人と同時代に活躍した工芸作家
他に河井寛次郎や濱田庄司、バーナード・リーチなど この時代には珠玉の陶芸家たちがいた

富本憲吉といえば 「色絵磁器」で第一回の重要無形文化財、いわゆる人間国宝の
認定を受け、さらに陶芸界では二人目の文化勲章受章者となった陶芸家です。

その富本が作った灰皿
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なわけないでしょう

でもこの灰皿は富本憲吉の贋作ではないんです

1949(昭和24年)京都の新烏丸頭町に居を構えた富本は
若いころからの念願であった「手作りの優れた日用品を大衆の家族に広めようという考え」に基づいた
器の量産が行われました。
それは富本が見本を作り、職人が素地から絵付け、焼成までを行うというもの。

八坂工芸が頒布したものには、裏に「富泉」の銘を染付で入れてあり、本歌とは区別できるようになっています。

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「富泉」銘で出荷された製品に関して、絵付けが終わった段階ですべて検品して
富本の意にそぐわないものは すべて破棄していたといいます。

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どうですか?
人間国宝 富本憲吉のオリジナルの器は魯山人同様
うん百万の値段がつけられていて とても庶民の手の届く存在ではありません
でも この「富泉」銘の器なら 案外廉価で手に入ります
この器にもしっかり富本憲吉の息吹が感じられる
そんな気がします

でも 今の時代「灰皿」という器は消え去ろうとしています
この器を何に使おうかと思案した結果がコレ
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町で配っているポケットティッシュがジャストフィット
めでたく素敵なティッシュ入れになりました

これって富本先生
どう思いますかねぇ?
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by hayatedani | 2013-09-07 21:11 | | Trackback | Comments(2)

ものづくりは楽しい!

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The design is Leaf and Star in night fall
I Made

薄暮の時の森の情景
そんな意匠を考えてみましたが

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ここ数週間創ってきましたマグカップが焼き上がりました

土は半磁器土
黒化粧土を塗り込み、その上から葉模様と星を削りました

削ったとこから白い半磁器土が景色になって現れて
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釉薬は乳白釉をかけて酸化焼成
黒化粧が 薄いブルーに発色しました

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こんな感じで出来上がりました

どうでしょう

そして
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陶印の材料を作っています

作りためていた陶印の材料
前回創ったもので底をつきました
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前回印材を創ったときに 全部で10個ほど作りためたのですが
これを全部完成させるには 何年かかるのかと
少し途方にくれましたが

継続は力なり

気が付いたら作り終えていました
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今回はちょっと印材の種類を違えて 創ってみました
すべて作り終えるのは いつになるのでしょうか

でも 今回は途方にはくれません
すこしは成長できたのかな?
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ものづくりは楽しい!
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by hayatedani | 2013-09-01 20:59 | 陶芸 | Trackback | Comments(2)