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掘出しモノは

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別に掘出しモノを探してウロウロしているわけではないのです
その証拠に、地元の骨董市に出かけたのはお昼を食べてちょっと休んだ後
2時を回っておりました
本当に掘出しモノを探して骨董市を歩くなら
業者が品物を並べている、朝の6時や7時に出かけていかなくては

そもそも そんな早起きはしたくありません

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だいたいいつも行く骨董市には
どの業者にどんなものがあるか?
おおよそ想像できますし
出かけても どうしても欲しいというようなものには、めったに出会えません


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それではなんで出かけるのかというと
今日は何かあるのではないかっていう ほのかな期待と助平心からなのか

まあぁ 私の日常の「決まり」みたいなものなんですね
出かけないと気が済まないのです

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それでも こうやって古いものを見ながらウロウロするのがとても楽しい
人がどんなものに興味をもって買っていくのか
野次馬根性で話に聞き入ってしまうのです

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しかし今日は…
出だしからマズイものを見てしまった
鍋島焼の5寸皿の5枚組だあぁ
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いわゆる天保鍋島と言われる、後期鍋島の菊花文5寸皿
この菊花文鍋島は、割合市場に流通しているものですが

いくら後期といえども日本で唯一の官窯 腐っても鍋島 ですから
いつもお値段はそれなりのものが付いております
値段もおおよそ想像付きます
私 高いモノは買わない(買えない)主義!

それですから 一回目は目配せしながら通り過ぎました

他のお店を見ながらうろろしていても
気持ちは先ほどの鍋島焼のことばかり


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一回りしてきてから さっそく先ほどのお店へ
他の人に買われていなければ良いのになどと
値段のことは棚に置いて、気持ちはすっかり買う気満々

まあ 値段が高ければ買えないわけだし
こんな言い訳をつぶやきながら手に取りました

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5枚のうち 1枚にはニュウ(小さなひび)がありましたが、残りの4枚は完品
値段が書いていないってことは これは高そうだとおもっていましたが
どうも無造作に置いてあるのが気になるところ

業者のおばちゃんと話しながら
盛んにこれは 鍋島なべしまと連呼していて
これは良いものだと勧めますので

それで いくらなの? って値段を聞きましたところ
あれっっと思うほど安価な値段
この人 この器 解ってんのかなぁ と思いながら
内心 はやる心を抑えながら値段の交渉開始
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いくら安価とはいえ 言い値で買わないのが骨董市の良いところ
5枚でいくら?から始まって
一緒にあった平戸焼の鍋島写しの色絵皿(これも普通なら良い値段)を一緒にしてもらい
6枚で超安価で購入しました

業者のおばちゃんも喜んで売ってくれましたので
双方 めでたしめでたし
けっして私が騙した訳ではありません

器だって 解っていない人よりも解っている人の所にある方が良いに決まってます
でしょう~

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一緒に買った 平戸焼
色絵石榴文5寸皿

これもなかなか良いでしょう
おばちゃんはこちらも鍋島焼と言っていました
こちらの方が高いのよ とも

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一見鍋島焼の形式をとっていますが、これは平戸焼の鍋島写し
高台の窯印と裏の唐草つなぎの書き方が、平戸焼特有のものです

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hiradoyaki ware / ca.1800s

掘出しものは探していないと云いながら
今日はしっかり掘出しモノをゲットして
何か凄く得した気分で骨董市を後にしました

今年は春から 縁起がいいぃ~
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by hayatedani | 2012-02-25 14:31 | 古伊万里 | Trackback | Comments(6)

掌のなかの美

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唐銅(からかね)の文鎮です
歴史を感じさせる銅色のうえに、柳の葉と梅(?)の花、草場の仕切りを
錫か銀の象嵌で表現している

象嵌とは、本体の銅の表面の一部を削り、その窪みに錫や銀といった別の素材の線や断片などを嵌め込んで
紋様などを形づくり、その紋様を磨き上げて滑らかな表面に仕上げる意匠のこと。
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全体の姿はご覧のように、扇の形をしています。時代は明治でしょうか
全長16センチの小品ながら、全体の姿から醸し出される品格の高さは
なんとも表現できません

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そしてこちらは愛用の硯です

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赤みを帯びた石を使い
雲竜の模様を彫りこんでいます
時代は何時のものでしょうか
日本で創られたものなのか
それとも中国で創られたものなのでしょうか

私 これで毎回、篆書のお習字の宿題をこなして(?)…います
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昔から中国では、筆・墨・硯・紙を文房四宝(ぶんぼうしほう)といって愛玩する
文房趣味があったそうですが

いまでも、可愛い文房具を集める女子も多いですよね
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ありきたりな文鎮や硯では我慢できない
そんな私も、文房具集めの女子と、頭の構造は同じということでしょう

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この作品 どちらにも作者の名前は刻まれていません
ということは、名も無い職人が創ったものと思われます

一人の職人が、一日中同じ場所に座り、同じ動作をコツコツと積み上げて
そうして生まれた作品なんでしょうね
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明治時代に創られた この文鎮
かっての日本には、このような美しいものを喜んで使っていた人達がたくさんいたのでしょう

私もそんな人達の仲間入りが少しでもできたら
そんなことを思ってしまいます
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by hayatedani | 2012-02-18 21:40 | 篆刻・陶印・書 | Trackback | Comments(4)

同世代の CITIZEN SUPER DELUXE

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シチズンスーパーデラックス25石
1958年12月にシチズンデラックスの上位モデルとして発売

ということは、ほぼ私と同年代ということ
ムーブメントには赤メッキが施され
とても綺麗な状態ですが
ステンレスのケースの汚れが、50年の時間を感じさせます

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文字盤にも腐食が見られます
この時代の風防は、硝子ではなくてプラスチック製
表面には細かい傷も見られます

私も人が見たら こんな感じなんでしょうか 
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SSケースの裏はこんな感じ
裏ぶたに印字されていた文字も、綺麗に消えています

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さっそく自分で出来る範囲でリフレッシュ
東急ハンズで購入したサンエーパール
この手のアンティーク時計の磨きに威力を発揮する研磨剤です

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サンエーパールをキッチンペーパーに少量つけて
風防に円を描くように磨きあげます

この研磨剤
ガラス風防には使えませんが
プラスチック風防やステンレスケースの磨きには、とっても簡単に使えて
綺麗になるすぐれものです

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だいぶ綺麗になりました
この角度から見るプラスチック風防は、丸身を帯びたドーム状の良い形をしています
今では腕時計に付く風防は、100%サファイアガラスやクリスタルガラスになってしまいましたが
長い年月を歩んできた この風防を見ていると
ガラスに無い暖かさのようなものを感じてしまいます

ムーブメントの状態を見ますと
いちおう可動状態なのですが
リューズを引いて時間を合わせてみると
針を動かすのに、ちょっと力が要ります

これはもう油切れの証拠
リューズも摩耗して、角が無くなっています

通常使うには、ムーブメントのオーバーホールが必要ですね
さっそく時計屋さんにオーバーホールに出しました
出来上がりは1ヶ月後とのこと

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それまでにベルトをあつらえてっと
待つ時間にも 楽しみはつきません

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by hayatedani | 2012-02-11 21:42 | 時計 | Trackback | Comments(2)

Art & Motorcycle Life

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昨日の土曜日は休日出勤
珍しく仕事が詰まって ちょっといっぱいいっぱいでした

家に帰って 昔のオートバイの雑誌をめくっていると
バイクに乗り始めたころの あのときめきが蘇ってきます

最近では そんな気持ちも薄れてきてしまったけれど
それども いつも傍にはオートバイがありました

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そんなときめきのカケラが残っているいるうちに
日曜日は今年初めて W650で走ってきた

寒かったけれど この緊張感がたまらない
高速を使って大月ICまで
山には残雪が残っていて
なんか冷蔵庫の中を走っている感覚

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乗り始めのころは 真冬でも真夏でも
とにかくバイクにまたがって 走っているだけで楽しかった

その気持ちは 今でも同じなはずなんですが…
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そして、先月に一生懸命描きに描がいた
染付の磁器皿が出来上がっていました
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染付薄文7寸皿

線がたどたどしい
思い切りが悪い

いろいろご意見ございますでしょうが
これが私の今の実力
一生懸命やると 自分の無力がよく解る


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染付竹文マグカップ

濃淡の呉須で竹を描きました
割合よくかけたと思うのですが

取っ手が薄すぎて 握った感じも今一歩
これも私の今の実力

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染付萩文8寸皿

一生懸命描きました
ええっ 描きましたとも
これが失敗していたら
しばらく立ち直れなかったかも

えへへ ちょっと良いでしょう

茎の線に力が無い!
ええ おっしゃる通り
それでも これが私の実力

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欲を言ってしまえば、呉須の色が軽過ぎて風情が乏しいかな
でも そんなこと言ったって
呉須の調合までは無理ですって

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一発勝負の呉須染付皿
自分としては、ほぼ納得の出来かなぁ

そして今日も陶芸教室で、7寸と8寸の磁器皿を2枚轆轤引きしました

私の今年の課題 「もう少し染付が上手く描けるようになること」

さらに挑戦は続きます…

PS:篆刻も続けてます
宿題のお習字も
恥ずかしいので小さく載せます
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by hayatedani | 2012-02-05 22:56 | 陶芸 | Trackback | Comments(6)