カテゴリ:篆刻・陶印・書( 78 )

陶印お披露目

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通っている陶芸教室の作品展が今月末にあります 国立けんぼう窯作品展
出展作品をいろいろと考えているのですが

陶印… 一昨年の吉祥寺の吉祥篆刻展で出品したものに一点加えて
新たにお披露目することとしました

陶印を出品するなら、当然印影も一緒にお披露目しないと何にもなりません
今日は 新たに陶印の並び方を考えながら、慎重に押印を行いました

印影はまぁまぁ上手く押せたのですが
印影の下に、撰文を筆で描いたのですが
これがまるでダメ

「白蓮」という少々文字を描くには難しい紙に押印しているので
下手な字が、ますます歪に
まぁ これもまた個性の内ということで(実は、もう一度押印するのがおっくうだった)

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白木のフレームをエイジングして古ッぽくしたケースに入れると
これがまた 何処かの作家さんの作品のようにも見えるから面白い

こういうものは 出したもん勝ということで

月末の作品展でお披露目いたします
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by hayatedani | 2012-06-10 22:51 | 篆刻・陶印・書 | Trackback | Comments(6)

人長寿の刻

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篆刻もやってます! 
っていうところを少し見せないと

前から取り組んでいました 「人 長 寿」 
やっと刻りあがりました

印材の大きさは5センチ×5センチ
すこし大きめの印材です

実は最近老眼が進んで 小さな印材を刻るのがしんどくなりまして
そのようなときは 本来ルーペを使って刻りあげるのですが
そのルーペを購入するのが滞っています

何か自分が年寄り臭くなっていくのが ちょっと複雑な心境で

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印稿はこのような感じだったのですが
このとおりに印材に布字して、そのとおりに刻りあがれば良いのでしょうが
刻って行くうちに 刻りの失敗をごまかすために、他の部分を修正しだすと
元の印稿とはかけ離れたものになってきます

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先生の補刀をうけても なかなかしっくりしませんね
終筆のキレが悪いので 全体的にしまりのない印象の作品になってしまいました

こんなことでは まだまだ修行がたりません

小さな篆刻も刻れず
大きな作品も今一つ

私はいったいどうしたらよいのでしょう…

(お前が頑張れよって)  解ってますって  ハイ
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by hayatedani | 2012-03-10 23:07 | 篆刻・陶印・書 | Trackback | Comments(2)

掌のなかの美

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唐銅(からかね)の文鎮です
歴史を感じさせる銅色のうえに、柳の葉と梅(?)の花、草場の仕切りを
錫か銀の象嵌で表現している

象嵌とは、本体の銅の表面の一部を削り、その窪みに錫や銀といった別の素材の線や断片などを嵌め込んで
紋様などを形づくり、その紋様を磨き上げて滑らかな表面に仕上げる意匠のこと。
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全体の姿はご覧のように、扇の形をしています。時代は明治でしょうか
全長16センチの小品ながら、全体の姿から醸し出される品格の高さは
なんとも表現できません

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そしてこちらは愛用の硯です

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赤みを帯びた石を使い
雲竜の模様を彫りこんでいます
時代は何時のものでしょうか
日本で創られたものなのか
それとも中国で創られたものなのでしょうか

私 これで毎回、篆書のお習字の宿題をこなして(?)…います
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昔から中国では、筆・墨・硯・紙を文房四宝(ぶんぼうしほう)といって愛玩する
文房趣味があったそうですが

いまでも、可愛い文房具を集める女子も多いですよね
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ありきたりな文鎮や硯では我慢できない
そんな私も、文房具集めの女子と、頭の構造は同じということでしょう

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この作品 どちらにも作者の名前は刻まれていません
ということは、名も無い職人が創ったものと思われます

一人の職人が、一日中同じ場所に座り、同じ動作をコツコツと積み上げて
そうして生まれた作品なんでしょうね
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明治時代に創られた この文鎮
かっての日本には、このような美しいものを喜んで使っていた人達がたくさんいたのでしょう

私もそんな人達の仲間入りが少しでもできたら
そんなことを思ってしまいます
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by hayatedani | 2012-02-18 21:40 | 篆刻・陶印・書 | Trackback | Comments(4)

お書初めは~人長寿

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昨日は今年初めての篆刻教室
教室のある吉祥寺に出かけてきました

今年初めての篆刻作品になる5センチ×5センチの印材

撰文は「人長寿」

思えば昨年はあまり良い年とは言えませんでした
この国の将来も あまり明るい話題はありません

せめて長く楽しく生きられる

そんな将来を描けるようになりたいものですね


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5センチ×5センチの青田石の印材に「人長寿」を布字しました

印鑑ですから 当然逆字で描きます

もちろん先生の手直しもしっかり入っていますよ


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これから布字した印字通りに掘り上げます
うまくこの通りに掘れれば良いのですが
それが上手く掘れないのが悲しいところ

はたして少しでも上手くなっているのか
その判断が難しいところ
それでも継続は力なり…だと思う
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by hayatedani | 2012-01-15 22:20 | 篆刻・陶印・書 | Trackback | Comments(3)

陶心

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私の作ります陶器は、心の芸として、心の美だけを頼りにし、
常に美術眼から見た自然美を親とし、師と仰ぎ、それによって学び…
陶器を作り出さんとしている…
(魯山人 昭和29年4月ニューヨーク州アルフレッド工芸大学にて)

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陶印を創った
撰文は「陶心」
陶器をつくる こころ
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魯山人先生がおっしゃるように
心の芸 心の美だけを頼りに…

う~ん こころのげい? こころのび?
正直 あまりよく解りませんが
私の場合 作陶をする時の気持ちに嘘はありません
陶芸が好き 器が好き

その結果が美しいかどうかは 解りませんが
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この陶印
当初は線描きで模様を描き 総織部で仕上げようと思っていたのですが
結果は… 緑色になりませんでした

ちょっとめげました、こういうときは薄緑色の上に上絵を描いてしまえって
いつもの誤魔化し? いや方針変更を施しました


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ちょっと見は青磁釉に上絵付けの陶印  って見えなくもない

しかし こんなことでは「陶心」と刻った信義に外れてしまう
魯山人先生もきっとお怒りのことでしょう

でもねぇ 魯山人先生も失敗作の備前のお皿に銀彩を塗って
別物に仕立て上げたことも

もっとも 先生のは誤魔化しではなくて「心の美」に突き動かされた結果
私の作品とは大きく違うことはよ~く解っております  ハイ
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緑釉色絵陶印 4センチ×4センチ  撰文「陶心」 篆刻家 吉永隆山先生の手が大いに入ってます。
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by hayatedani | 2011-11-13 21:59 | 篆刻・陶印・書 | Trackback | Comments(2)

吉祥寺…篆刻教室  

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ずいぶん時間がかかりましたが、「石為身」の篆刻作品がやっと出来上がりました
石を身と為す(心堅固で他の為に動かされぬ)

集中力が続かず、他のことの為に常に自分が動かされてしまう
そんな私が、よく篆刻を続けられていると 自分でも感心してしまう

私 途中で止めるのがいやなんですね 
だから いまでも続けていられる
そんな気がします

3月の篆刻教室
あの震災で休校となりました
その振替日が昨日でした

雨の吉祥寺へ
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吉祥寺で思い浮かべる情景は、いろいろあるのですが
たぶん 「これ」って思う人も多いかも

でも 私は篆刻教室です
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篆刻にはいろいろな言い回しがありますが
印稿をもとに、印面に字を書き入れる(もちろん印鑑ですので逆字で)ことを
「布字」と言います。
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鉄筆を運ぶことを「運刀」と言います
運刀法は、大別すると手前に引いて刻る「引き刀」と、向うに突いて刻る「突き刀」
があります。

簡単に言うと、篆刻は布字したとおりに印材を刻れば出来上がりなのですが…

これが簡単に刻れないから大変なのですね

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結局、先生から補刀をうけて やっと完成しました
先生に補刀して頂くと、ぐっと作品らしくなるから不思議です

はやく先生のような作品が作れるようになりたいのですが

もっと練習しろ~って
先生の声が聞こえてくるようでぇ
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by hayatedani | 2011-05-29 17:05 | 篆刻・陶印・書 | Trackback | Comments(4)

ガリガリ ガッツン

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先月、印材に布字した「石為身」
今日は一生懸命に印材を刻りました。来週の篆刻教室で提出しなければ
それにしても この印材「硬い」
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教室でよく話題になるのですが
最近、印材の質が悪くなった気がします

篆刻で使う印材は、ほぼ100%中国産
先生が良く新入生徒さんに説明するときに
「蝋石をイメージするような、割合柔らかい石を使います」と言っていますが
安価な青田石などは、超硬印刀の刃が欠けるかも知れないくらいの
硬い粒が入っています
硬い印材を刻っていると、印刀が当たる指の部分が赤く腫れるくらいなんです
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それなら高い印材を使えば良いといわれるかもしれませんが
貧乏性の私、ストックしている印材のほとんどが安価な青田石なのです

どうも自分の拙い篆刻作品を、高い印材使って刻る気になれないんですねぇ
「だから上手く刻れないんだ」というダメ出しが聞こえてきそうですが…

そんなことで 今日もガリガリ ガッツン!と印材を刻っていました

そうそう 篆書の習字の宿題もやらなくては
お休みの時にも 仕事をしているような感覚ですが
知的な満足感が、最近少し湧いてきました
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by hayatedani | 2011-03-05 18:47 | 篆刻・陶印・書 | Trackback | Comments(10)

春の気配が

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朝から篆刻の課題を印材に布字しておりました
選文は「石為身」
石を身と為す(心堅固で他の為に動かされぬ)

いちいち周りのことで気をもんでしまう我が身には
なかなか耳の痛い言葉です
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印材に布字を描き終えたころ
外を見ると 良いお天気
少しバイクで頭をリフレッシュしてきました
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日本海側は大雪で 大変なことになっているようですが
それでも着実に春は近付いているようで
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早咲きの梅が咲き始めていたり
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蝋梅の甘い香りが辺りを包み
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寒咲きアヤメも気高く咲き誇っていました
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春は少しづつ それでも着実に近づいているのですね
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by hayatedani | 2011-01-30 20:38 | 篆刻・陶印・書 | Trackback | Comments(6)

週末はこんな感じ

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暖かな土曜日はバイクで檜原村から山を越えて上野原に
山を超えた峠道で、富士のお山が見えました
雪を湛えた神々しい御姿
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凍結注意のサインも
山は紅葉も終わって、もう冬の支度を始めています
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バイクで3時間ほど走ってきたら、少し体が冷えてしまったぁ

日曜日の午前中は陶芸教室です
先月つくった輪花鉢の素焼きが出来上がっていました
心配した付け高台の剥離もなく、一安心
口縁を紙やすりで整形し、厚みを整えました
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いよいよ釉薬を掛けます
今回は青磁釉を施釉しました
もちろん還元焼成でお願いします
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施釉後はこんな感じです
もとから白い土なので、釉薬を掛けてもあまり変化がありません
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そして午後は作業中の篆刻を仕上げました
来週の土曜日、篆刻教室で先生の添削を受けるために
今週中に形にしなくてはなりません
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印字は「天地壽」
印材の大きさは5.5センチ角
今まで創った印材のなかでは、もっとも大きい
大きな印面は、それだけに粗も目立つ
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でも、今の私の力ではこれが精一杯
来週は先生にダメだし食らいそうだなぁ
くぅ~
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こんな週末
けっこう忙しかったのです
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by hayatedani | 2010-12-05 21:13 | 篆刻・陶印・書 | Trackback | Comments(6)

作品づくり 篆刻と陶芸

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篆刻家 吉永隆山先生刻の陶印 「壽」
来春の企画展にむけて、吉永先生が作成中の陶印です
大きさは直径8センチ強 高さ4センチほど
陶印としては、かなりの大きさです
この段階にいたるまで、素焼きを2回失敗
やはり陶器の厚さとしては、かなり無理があるのか
この印材も 1つ、やっと焼き上がった素焼きの印材です
吉永先生の刻も終了し、今回印材をお預かりして釉薬をかけました

それにしても吉永先生の「壽」という刻字
実に見事です
ご存知のように、篆刻で使う字体は「篆書体」と呼ばれる初期の漢字体
漢字の初元にも通じる構成は、字というよりはartと呼べるものです
このような篆刻作品に一歩でも早く近づけるように、私もがんばっているのですが…

吉永先生作成の様子は 吉永先生のBLOG「吉永隆山の篆刻教室」でご覧下さい。

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釉薬は飴釉を施釉しました
釉薬としては安定している飴釉で、なんとか本焼きも成功してもらいたいものです
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そうしてもう一つは、10月に予定されている登り窯焼成の作品作り
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今回は筒向う付けの5客セットを創っています
意匠は鼠志野
それも四角の筒向付けです

じつは前回もこの形の向付けを創ったのですが、その時は轆轤で丸く創り
そのあとで四角く整形して創りました
今回は轆轤ではなくて、最初からたたらで板をつくり、四角い型にあてて器形を創っていこうと思っています。
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型に使ったのはジュースのパック
なかなか四角の型って、無いんですね
ホームセンターやスーパーで見て回ったのですが、結局この型を使うことにしました。
今日は3つつくって時間切れ
残りの整形は来週です
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最終的にはこんなのを目指しています
まだまだ先は長そうですね
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by hayatedani | 2010-09-12 23:30 | 篆刻・陶印・書 | Trackback | Comments(2)