六角堂
2007年 05月 03日
GWの中盤
いわきに居る両親に会いに、バイクで出かけてきました。
常磐道を普通は いわき湯本ICで降りるのですが、今日は一歩手前の
いわき勿来ICで降りて、下道でいろいろ見物がてらに行こうと思ったからです。
ICを降りて、一般道に入るとなにやら看板が
「茨城県立天心記念五浦美術館」まで7キロの表示
前からこのような施設があることは知っておりました
何でも あの岡倉天心がこの北茨城の地で横山大観ら高名な画家を
集めて指導し、新しい日本画の創造に尽力した地とか。
岡倉天心って誰?という人のために、一番わかりやすい説明は
東京美術学校(今の東京芸術大学)を創設した人 初代の校長先生です
その地にあるこの美術館
まあ すばらしい施設です
五浦のがけっぷちに建っています。景色も施設も最高の美術館
よくこの場所にこれだけの施設を建てたな なんて思ってしまいます。
美術館のすぐ近くに岡倉天心が、ただ海で波を見るためだけに創った建物が
六角堂です。
この場所で彼は何を瞑想していたのでしょうか。
断崖に打ち寄せる波は、彼がこの場所に住んでいた当時のまま
何も変わってはいません。
でも 世の中は大きく変わりました
彼が思い描いていた、そんな日本になったのかしら
そんなことを思ってしまいます。