OMEGA Seamaster Gene've
2017年 06月 03日
オメガのSeamaster Gene'veです
60年代の機械式自動巻きの腕時計
ムーブメントはCal.552
華美なところが一切無い
それでいてチープさとは無縁の高級感
それが60年代のOMEGAのすごいところ
ステンレスケースや針の長さ、文字盤のインデックスに至るまで
そのデザインには何の破綻もありません
こういう時計って、なかなか無いでしょう
裏蓋にはシーホースの造形
Seamasterのお約束です
立体的な造形の尾錠も、この年代のオメガの見どころ
かっこいいねぇ
プラスティック製の風防
この柔らかに角が取れたガラス(プラですが)がビンテージ感を盛り上げます
人生に必要な30の腕時計(岩波アクティブ新書)という本に
このジュネーブと同型の時計が紹介されています
曰く 婚約者の父親と初めて顔を合わせるときに付けていく時計 とか
実直で趣味の良い好人物を装える そんな時計
あたりまえのことを正直にやり続けるチカラを持った そんな時計だと
若い子から見たら 全くのオヤジ時計にしか見えないんでしょうが
年を重ねたからこそ見えてくる美しさもあるんです
そんなオメガの時計が素敵です
この時計、オークションで買ってOHしました。
ですから、通常の市販価格より3分の1くらいの
費用で済みました(?)
でも普通の人から見たら、こんな中古時計に
払う金額ではないかも
本当にその通りですね!
愛おしんでその姿を撮っていらっしゃる様子が伝わります。
疾風谷さんにぴったりですね。
風防、という言葉に突然ブガッティを駆る白州二郎さんが浮かびました。
オメガといえばspeedmasterばかり見ていましたので、
細部の美しさを見せて頂き、何度もその姿を堪能しています。
こだわりの時計をいくつもお持ちの方が多いように思えます。
時計メーカーの技術とか歴史とか語りたくなるストーリーがたくさんあるのもポイントの一つなのかもしれないですね。
たくさん時計があれば、その日の気分で時計を選らぶのも楽しくっていいですね!
風防という言葉に食いつくとは
さすがに飛行機好きの mother-of-pearl さんですね
古い時計のガラスを風防と言っている人が多いようです
でも新品の時計ガラスを風防と表現している人はいません
この柔らかなドーム型の形から出た言葉なんでしょう