古染付写しの手付鉢
2017年 04月 16日
古染付写しの手鉢のその後です
前回までの記事はコチラ
登り窯焼成にむけて(古染付注口付手鉢)
素焼きの上がった手鉢に、今日は呉須で絵付けを行いました
前回書いたように、石洞美術館の「古染付展」で見た注口付手鉢
形を脳裏に焼き付けて、同じような造形にはなりましたが
染付の絵付けが解りません
魚が2匹描かれていたことは覚えているのですが
後は波模様が確か…
魚の模様なら古伊万里染付にも似たような模様があります
古染付の模様は、伊万里焼にもかなり影響を与えている
いわば伊万里焼のお手本みたいなものなので、
ここは古伊万里染付の絵模様を参考に図柄を考えてみました
伊万里焼の魚は「鮎文」と表現している場合が多いのですが
鮎というより、背中にとげのようなものがある「トゲウオ」のような形をしています
波は青海波を簡略化したような模様を描いてみました
透明釉をかけて登り窯で焼成をお願いしました
登り窯の炎で磁器染付がどのような焼き上がりになるか、今から楽しみです
そしてこちらも、前回から創っていた小さな家が焼き上がりました
飴釉を全体にかけて、壁の部分を拭き取りました
ちょっと汚れた外壁が、良い塩梅に表現出来ました
窓の部分に呉須を塗り込み、窓枠を卦がいて表現しました
奥行きが出て、ちょっと良い感じです
全長7.5cm 煙突までの高さ7.5cmほど
私はあ〇さ監査法人を辞めまして、昔監査を担当したことのある三井海洋開発という会社で内部監査をやっています。人間らしい生活が出来るようになりました♪