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浮生若夢を刻る

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3連休初日は雨模様のスタート
晴耕雨読ではないが
私の場合は晴走雨刻の場合が多い

走はオートバイ 刻は篆刻のこと

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「浮生若夢」
浮生(ふせい)は夢の若(ごと)し

人生は夢のように定まりがなく、はかないさま。という意味

出典は唐時代 李白(春夜宴諸従弟桃園序)

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印稿から石の印材の印面に字入をします。
石に墨を塗り、筆で印稿をもとにして朱墨で左字〔逆字〕に書きます。
これを布字と言います。
鏡に印面を写しながらの作業
これがなかなか難しい
印材の大きさは6cm×6cm


そしてこれは
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印材は磁器土です
そう 陶印です

印材が石だろうが磁器土だろうが布字のしかたは同じ
墨を塗った印面に逆字で描きます

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選文は「静観」
作者は 北大路魯山人です
本歌は朱文で創られているようですが
こんな細い線を朱文で刻る自身がありません
でもって 今回は白文で挑戦です

魯山人の摸刻はこれで三作目なんですが
篆刻の決まり事がことごとく無視されていて
まるで魯山人の筆走が直に感じられるよう
こんな小さな世界にも魯山人の宇宙が広がっている

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6cmの印材は 次の篆刻教室で先生の添削を受けます
先生の手が入ると 印字がきりっと締まります
そのあとに いよいよ印材を刻ります

老眼に鞭打つ日々は続きます
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by hayatedani | 2014-11-01 22:07 | 篆刻・陶印・書 | Trackback | Comments(6)
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Commented by at 2014-11-02 20:20 x
魯山人って篆刻もやっていたのですか、いろいろやっていますね。それにしても皿さんはめっきりサラリーマンのイメージがなくなってしまいましたね(笑)
Commented by のり at 2014-11-02 22:17 x
多趣味ですね。本当は双子だったりして(笑)
今日の鑑定団の再放送で篆刻ありました。
石によっても価値が変わるのですね。

三連休、息子の看病で終わりそうです(笑)
Commented by hayatedani at 2014-11-02 23:26
※さん とんでもありません
今度ぜひ会社の方にもおいでください。
そこにはサラリーマンの鏡のような私がおります。表向きは?
しかし ※さんともずいぶん会っていないですね
Commented by hayatedani at 2014-11-02 23:33
のりさん こんばんは
多趣味というよりは 気が多いのかもしれません
一つのことだけでは飽きてしまいます
何か別の興味のあることを探しながら
バランスをとっているんだと思います
旦那さんの絵唐津
焼き上がりが楽しみですね
とても良い形でしたよ
Commented by mother-of-pearl at 2014-11-07 16:23
晴走雨刻・・・素晴らしい暮らしですね!

美しい篆刻の文字と味わい深い陶印に出会った日を
思い出しています。
Commented by hayatedani at 2014-11-07 22:21
mother-of-pearl さん こんばんは
篆刻の展示会に来ていただいてから、もう10か月経ちますね
その節は稚拙な陶印を褒めていただき ありがとうございました。
篆刻もバイクのライディングも ちっとも進歩していませんが
私の生活を彩ってくれてます。
mother-of-pearl さんと一緒に走れる日を夢見ています
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