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忘筌蹄 せんていをわする 陶印と篆刻

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以前より創っていた篆刻作品と陶印が完成しました
撰文は「忘筌蹄 せんていをわする」
以前の記事はコチラ
 布字をおこなう

まずは陶印から
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意匠は古伊万里の「吸坂手」をイメージしました
吸坂手とは石川県加賀市の吸坂地区で焼成されたとの説が唱えられた古伊万里
の俗称で、その地名から「吸坂」と呼ばれています。
でも 実は有田の窯跡から陶片が発掘され、後日有田産であることが
判明したのですが、呼称だけは残されました

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染付が主体である伊万里焼のなかで
このように 茶色い鉄釉を使ったものが吸坂手の特徴です
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片身には控えめに呉須で秋草模様を描きました
この控えめさがこの陶印の見どころです
大きさは3.7センチ×3.7センチほど
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そしてこちらが篆刻作品です
もちろん印材は石です
大きさは6cm×6cm
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石材印の印面に墨を塗り
その黒い印面上に字を赤く描いています(もちろん逆字で)
その黒い部分を削り、字を浮きだたせていきます
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こんなに大きな印材なのですが
最近はスタンドルーペを使わないと 印刀の細かい操作ができません
字を赤く見せる「朱文」という刻り方で刻りあげました

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完成しました
この段階では 篆刻教室の吉永先生の手が十分入っています
先生の補刀が入ると 作品がグッとartっぽくなるから不思議です
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篆刻と陶印
いよいよ陶芸と並んで 人生のライフワークになりつつあるart

人生は面白い!
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by hayatedani | 2014-08-09 22:55 | 篆刻・陶印・書 | Trackback | Comments(2)
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Commented by at 2014-08-10 18:53 x
せんていをわする、には深い意味がありそうですね。
無心になる、ということでしょうか??
Commented by hayatedani at 2014-08-10 23:37
※さん
筌とは魚を捕るやな
蹄と兎を捕るワナのこと
捕って目的を達してしまうと 道具のことは忘れてしまう
学び悟ってしまえば 勉強した書物のことは忘れてしまうという意味
だそうです
だから何?って言われそうですが
とにかく 意味は深いです
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