陶芸LIfe
2014年 02月 15日
よく降りますね 雪
昨日 新宿の会社から家に帰ろうと中央線のホームに向かうと
ホームは人の洪水で 誰が見たって危機的状況
ホームの中央まで人をかき分け歩いて やっと見つけたスペースに身を置くと
人身事故と 架線故障でやっと電車が動き始めた状態
一本目の電車は どう考えても乗り切れないから 次ので行こうと思っていると
次の電車はやっと東京駅に到着して これから折り返し運転とのこと
これは待っていても家に帰れない
雪はがんがん降っているし 即 京王線の乗り場に向かいました
はたして 京王線のホームも人人人で溢れかえっていましたが
電車は動いていたので すし詰め状態でも何とか京王八王子行き特急に潜り込みました
いやぁ 疲れた
東京のインフラの脆弱さに参ったというよりも
人の多さと日頃のパターンが狂った時の都会の恐怖を感じました
雪の残る土曜日は 一日外に出ることも叶わず
一日ボケっとしていましたが
部屋で時折外を通る車のチェーンの音が混じった音楽を聞きながら
いろいろ考えてしまった
福岡で陶芸を始めて もう13年
いつの間にか陶芸が自分のライフワークになっている
でも 陶芸を始めていなかったら
もし単身赴任中の2年半 中洲でただ飲んだくれて過ごしていたら(下戸なんでそんなことはないのですが)
今の人生は無かった かなぁ
陶芸を通じて いろいろな人と繋がりができて
いろいろなことに感動できる自分がいて
ささやかな夢をいつも持って生きていける
こんな今が けっこう気に入っています
この土瓶
創ったのは もう5年ほど前
黄瀬戸釉をかけて 根菜文の上絵を描きました
蓋のつまみの赤かぶは 当初は白にしようと思いましたが
当時の陶芸教室のお仲間 Hさんが「ぜったい赤でしょう」って
赤にして正解でしたねHさん
この土瓶は吉祥寺の篆刻展の時に展示しました
その時に 今は亡くなられた上司が奥様と来場されて
ずいぶん褒めていただいたこと 今でも忘れません
陶芸 やっててよかった
これからもそう思える人生を過ごしていきたいですね