お婆ちゃんの花壇
2012年 04月 28日
定年退職を期に、福島県のいわき市に移り住んだ両親
それから20年間
美しい自然と温泉、温暖な土地に住み続けて、 すっかりいわきの人になっていた
それが、3月11日に…
家の被害は少なかったのですが、インフラの止まった土地で
老夫婦が暮らし続けることは出来なくなりました
昨年の5月から 愚息の傍でささやかな新所帯をスタートさせた
当初は公共の仮住まい暮らしで、なかなか気もやすまらず
慌ただしい日々を送ってきたのですが
ここにきて、やっと落ち着いた暮らしが戻ってきたようです
休みの日には、私のくるまで花を買いに出かけます
小さなアパートの小さな庭に、お婆ちゃんが花壇をつくりました
この花壇を眺めるのが 今のおばあちゃんの楽しみ
いわきを離れるのは辛かったと思いますが
これからは息子の傍で 楽しく安心した人生を送ってほしい
いつまでも長生きして
土に触れて、植物に声をかけ、水をあげて・・・そんなかつての生活のリズムが再び戻ってきたのでしょうね。
朝顔も植えるのでしょうか?
息子さんの車で花を買いに行く愉しみも増えましたね。 いっぱい楽しんでほしいですね。
この年になると あとどのくらい一緒にいられるのかなんて
考えてしまいます
普通に 穏やかに 楽しく
そして ゆっくりと人生を楽しんでもらいたいと思っています
私も植物が好きなので花をみていると心が落ち着きます。
きれいでかわいい花の世話をしていると声とかかけちゃいます。
愛情を込めて育てると植物は応えてくれるんですよね。
春はお花がいっぱいな花壇。夏はどんなお花を植えるのか楽しみですね!
こないだの雨で だいぶ花がダメになったと嘆いていました
でも、いろいろと手をかけて花を育てるのが良いのでしょうね
これからは親父がトマトを育てるというのです
どうなることやら です