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陶心

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私の作ります陶器は、心の芸として、心の美だけを頼りにし、
常に美術眼から見た自然美を親とし、師と仰ぎ、それによって学び…
陶器を作り出さんとしている…
(魯山人 昭和29年4月ニューヨーク州アルフレッド工芸大学にて)

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陶印を創った
撰文は「陶心」
陶器をつくる こころ
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魯山人先生がおっしゃるように
心の芸 心の美だけを頼りに…

う~ん こころのげい? こころのび?
正直 あまりよく解りませんが
私の場合 作陶をする時の気持ちに嘘はありません
陶芸が好き 器が好き

その結果が美しいかどうかは 解りませんが
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この陶印
当初は線描きで模様を描き 総織部で仕上げようと思っていたのですが
結果は… 緑色になりませんでした

ちょっとめげました、こういうときは薄緑色の上に上絵を描いてしまえって
いつもの誤魔化し? いや方針変更を施しました


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ちょっと見は青磁釉に上絵付けの陶印  って見えなくもない

しかし こんなことでは「陶心」と刻った信義に外れてしまう
魯山人先生もきっとお怒りのことでしょう

でもねぇ 魯山人先生も失敗作の備前のお皿に銀彩を塗って
別物に仕立て上げたことも

もっとも 先生のは誤魔化しではなくて「心の美」に突き動かされた結果
私の作品とは大きく違うことはよ~く解っております  ハイ
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緑釉色絵陶印 4センチ×4センチ  撰文「陶心」 篆刻家 吉永隆山先生の手が大いに入ってます。
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by hayatedani | 2011-11-13 21:59 | 篆刻・陶印・書 | Trackback | Comments(2)
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Commented by tutti- at 2011-11-14 12:12 x
すごい高尚なことを考えている!って驚き、次に魯山人という文字が目に入り、ほっとしました。その域まで到達したのかと思ってしまったんです。 やっぱり原点は自然美なんですよね。
Commented by hayatedani at 2011-11-14 20:12
tutti-さん 私の顔を見れば、どれだけ高尚かおわかりになるでしょう
自然を親とし、師とあおぎ
いつか魯山人先生の域にと、日々精進しております
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