<< 陶心 速報!秋の登り窯 >>

秋は紅志野、平向付け

f0126896_19394715.jpg

秋の登り窯焼成で創った、紅志野向付けが焼きあがりました

今回は同じ紅志野釉をかけてはいるのですが
2種類の手法でつくってみました

土は志野の白い陶土
一つは志野土 そのままの陶土に酸化鉄で葦模様を描いて5客
もうひとつは、酸化鉄を見込み前面に塗り、カンナでけがいて葦模様を掻き落としました
鼠志野を創る時の手法ですね
f0126896_19404170.jpg

今回の作陶では、轆轤を使わずにたたらで板状に土を切り
その板状の土を、お皿の型に押し当てて器の形にしました
型に使ったのは100均で買った紙皿
なかなか思うような形の紙皿が見つけるのに、苦労しましたが
轆轤ではなく、手でつくった暖か味が出せたらなって思って

結果は?
f0126896_19401222.jpg

なかなか良いではないですか

酸化鉄を前面に塗って、掻き落とした方の器ですが
実は、こちらの手法の方は失敗するのではないかと思っていました

結果、予想を上回る良い味が出ています
これが薪窯の炎の力
電気窯の電熱線の輻射熱で焼成した器とは、やはり大きく違います




f0126896_1940562.jpg

反対に、志野土そのままの陶土に、鉄絵を描いた器は
期待度が大きかった分、少し予想を裏切られた気がします

紅志野釉の赤が、あまり出ていない

ただの志野焼のような風情に
これはこれで、暖か味のある器になったのですが
もう少し赤みも欲しかった
f0126896_19522169.jpg

今回の向付け
全体的には釉薬もしっかり溶け
手捻りで創った器形も思ったとおり

重ねやすく、使いやすい 味のある志野皿

大成功としましょうか  今回の登り窯焼成
f0126896_19414784.jpg

絵志野平向付け 8客
直径17.5センチ 高さ2.5センチ
[PR]
by hayatedani | 2011-11-05 19:49 | 陶芸 | Trackback | Comments(6)
トラックバックURL : http://hayatedani.exblog.jp/tb/16784866
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。
Commented by のり at 2011-11-06 20:34 x
窯だし楽しかったですね。皿山さんの酸化鉄で引っかいた皿は本当に良かったです!
料理をのせても、食べ終わった後も二度楽しめそうですね。
私も藍色の器にぶり大根など煮物系を盛り付けてみます。
Commented by hayatedani at 2011-11-06 22:27
のりさん 有難うございます。
意外な展開で、思った以上の結果になりました
やはり薪窯の炎の威力は凄いものがありますね
次回は何を?
次は焼締め?どうでしょうか



Commented by tutti- at 2011-11-07 12:10 x
成功おめでとうございます。きれいに葦模様も出ていますしね。
本人が満足する器ってなかなかないですよね。
紙皿から型をとるって、紙皿が水分を吸ってふにゃふにゃになってしまいそうですが、案外大丈夫なんですね。
Commented by hayatedani at 2011-11-07 21:01
tutti-さん 紙皿に押し当てた後
ドライヤーですこし乾かしました
でも、案外大丈夫ですよ 紙皿
酸化鉄と紅志野釉の今回の取り合わせ
味をしめてしまいました
次回もこれで?
Commented by at 2011-11-08 01:30 x
皿さん、ついにやりましたね!
教室を開けるんじゃないですか?!
Commented by hayatedani at 2011-11-08 20:48
※さん 有難うございます
教室は……ちょっと難しいかも
でも いままで失敗してましたから これくらいは ねぇ~
次は料理?でしょうか
<< 陶心 速報!秋の登り窯 >>